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毎日のダイエットに!緑茶コーヒーの作り方と効果的な飲み方

最近テレビや雑誌でも紹介され人気のダイエット法に「緑茶コーヒー飲むだけダイエット」がある。

緑茶と…コーヒー!!?

意外に思うかもしれないが、この組み合わせに抜群のダイエット効果があるという。

効果的な緑茶コーヒーの作り方や、その飲み方を紹介しよう。

ダイエット効果を上げる緑茶コーヒーの作り方

まず、緑茶コーヒーを飲むことがなぜダイエットにつながるのか、そのメカニズムを少しだけ紹介したい。

  • コーヒーには脂肪燃焼効果のあるクロロゲン酸が含まれている。
  • コーヒーは脂肪を代謝する肝臓の機能を改善する
  • 緑茶に含まれるカテキンには脂質代謝促進効果や褐色脂肪細胞を活性化させる作用がある。
  • コーヒーと緑茶に含まれるカフェインにも脂肪燃焼効果やカロリーが脂肪として蓄えられるのを防ぐ効果がある。
  • カフェインは血糖値を一時的に上昇させるが、カテキンやクロロゲン酸は血糖値の上昇を抑える
  • コーヒーを飲むと交感神経が優位になるが、紅茶のテアニンには副交感神経を優位にする働きがある。

ベージュ脂肪細胞・褐色脂肪細胞・白色脂肪細胞の違いと太りにくい体質になる方法」という記事で詳しく紹介しているけど、褐色脂肪細胞とはエネルギーを消費する機能を持った脂肪細胞のこと。

北海道大学の研究では緑茶のカテキンが褐色脂肪細胞を活性化させることがわかっている。

褐色脂肪細胞が活性化されれば、消費カロリーも増えてダイエットにつながる。

 

というわけで緑茶とコーヒーには、それぞれに素晴らしいダイエット効果がある。

それを混ぜることでダイエットの相乗効果が期待できるってわけだ。

 

そんな緑茶コーヒーの基本的な作り方は、緑茶とコーヒーを1:1で混ぜるだけでOK。

実に簡単!!

コーヒーはドリップコーヒーでもインスタントコーヒーでもいい。缶コーヒーでも大丈夫。

緑茶はペットボトルでもお湯だしでもティーパック・タイプのものでもいい。

とにかく緑茶とコーヒーを混ぜて飲めば、ダイエット効果が期待できる。

 

ダイエット効果を高めるオススメの作り方はインスタントコーヒーと粉末緑茶を使うこと。

 

粉末の緑茶は茶葉を細かく砕いて作られているため、急須で入れるお茶よりもカテキンが多く含まれている。(以前テレビの健康番組で観たのだけれど、静岡の元気な高齢者たちはみんな粉末緑茶をがぶ飲みしていた!)

それに粉末緑茶やインスタントコーヒーはすっごく簡単に使える。

わざわざドリップコーヒーを淹れて、急須でお茶を作って、それを1:1でブレンドするよりも、マグカップにサッとインスタントコーヒー1杯分と粉末緑茶1杯分をいれてお湯を入れる方が遥かに楽だし、ダイエットも長続きするはずだ。

もちろん、ダイエット効果を高めるためにもミルクや砂糖は入れてはいけないぞ。

緑茶コーヒーのおすすめの飲み方

緑茶コーヒーは基本的にいつでも飲んでOK!!

だけど、特にオススメなのが食事前運動前

 

食事前に緑茶コーヒーを飲めば、それだけで胃が膨らむし、満腹感を感じられる。その結果、トータルの食事量が減る。

また、緑茶コーヒーの脂肪燃焼効果によって、食事によって消費するカロリーも増加する。

1日に消費するカロリーのうち、だいたい1割くらいは食事によって発生する。これを食事誘導性熱生産と呼ぶ。

食事前に緑茶コーヒーを飲み、よく噛んで食べれば、食事誘導性熱生産を効果的に高めることができるだろう。

さらに食事による血糖値の上昇は肥満の原因だが、コーヒーのクロロゲン酸や緑茶のカテキン血糖値の上昇を抑える作用がある。

食後の急激な血糖値の上昇は肥満の原因。

緑茶コーヒーの血糖値の上昇をゆるやかにする作用も、食事前に緑茶コーヒーがオススメできる根拠のひとつだ。

 

食事前もいいけれど、運動前の緑茶コーヒーもオススメ。

筋トレや有酸素運動などの運動の約30前くらいに緑茶コーヒーを飲んでおく。

そうすると、運動による脂肪分解が促進される。

また、運動に対する集中力も増すし、運動で疲れにくくもなるだろう。

運動前の緑茶コーヒーには、運動によるダイエット効果を高める作用があるのだ。

 

ちなみに深夜に緑茶コーヒーを飲むと、緑茶とコーヒーのダブル・カフェインによる覚醒作用で睡眠の質を下げてしまう。

夕食前に緑茶コーヒーを飲んだら、それ以降は飲まないように気をつけよう。

実際に緑茶コーヒーを飲んでみた感想。

でも、緑茶とコーヒーって美味しいの??

味の想像がつかないので、実際に緑茶コーヒーを作って飲んでみた。

 

すると、以外に味にもそれほどの違和感がない。

 

最初にふわっと緑茶の風味や苦味を感じるのだけれど、その後にはコーヒーの味わいを強く感じる。

配合比率によっても変わるのだろうが、ほとんど緑茶風味のコーヒーという感じ。

コーヒーが好きであれば、全く違和感なく飲み続けられるだろう。

ただ、「緑茶は好きだけどコーヒーは嫌い!」という方にとっては、不味く感じるかもしれない。

 

緑茶コーヒーは必ず1:1で混ぜなければいけないというルールはない。

自分の好みで緑茶とコーヒーのブレンド比率を変えれば、美味しい緑茶コーヒーが出来上がるはずだ。

 

緑茶コーヒーダイエットは「粉末緑茶」と「インスタントコーヒー」だけあればOK!!

とっても楽だし簡単なので、是非ともやってみてはいかがだろうか。

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