お腹が空かない、運動しなくてもいい、でも痩せれる!!
そんな夢のようなダイエット方法がある。
それが今話題の「MCTオイルダイエット」だ。
MCTオイルダイエットで痩せれる秘密や、その簡単なやり方を紹介しよう。
MCTオイルダイエットとは??
今、MCTオイルダイエットが、欧米を中心に大流行している。
MCTオイルっていうのは、つまりココナツオイルの事と思っていい。
で、MCTオイルダイエットは、糖質制限ダイエットとココナッツオイルダイエットを組み合わせたような内容になっている。
では簡単にそれぞれのダイエットの特徴を紹介しよう。
糖質制限ダイエット
「ケトン体ダイエット」や「原始人ダイエット」、「パレオダイエット」などいろんな名称のダイエット方があるが、これらはすべて糖質の摂取を制限するダイエットという共通点がある。
炭水化物を食べるとすぐにエネルギーになるので、脂肪が減らない。炭水化物(糖質)を食べない事で、活動エネルギーを脂肪を燃焼させて得ようというのが糖質制限ダイエットの基本コンセプト。
糖質を制限すれば、おなかにたまった脂肪はケトン体になり、ケトン体がエネルギー源として使われる。自然と脂肪が減り、ダイエットになるわけだ。
糖質制限をすればいいだけで、肉・魚・野菜などはどんどん食べていいのが人気の秘密だ。
ココナッツオイルダイエット
ココナツオイルダイエットは、特に食事制限は必要なく、1日に何度かココナツオイルを摂取するだけのダイエット。
ココナツオイルは、その殆どが中鎖脂肪酸で構成されている。
中鎖脂肪酸はエネルギー代謝を活発にするため、ダイエット効果があると言われている。
普通のオイルに比べて吸収が早く、脂肪細胞に蓄積されないままエネルギーとして消費される。
さらには、脂肪がケトン体になるのを助ける効果もあるという。
ココナツオイルには他にもたくさんの健康効果がある。
- 美肌効果
- 便秘解消効果
- 認知症予防効果
そんなココナツオイルダイエットのやり方はとっても簡単。
朝昼晩の食事のそれぞれで、スプーン大さじ1~2杯分くらいココナツオイルを食べればいいだけ。
ドレッシングとして使う、コーヒーなどの飲み物に入れる、どんな風に使ってもいい。
ただし、生食がオススメで加熱調理には向いていない。炒め物の油として使うのには適していないので、何かにかけたり混ぜたりして使おう。
ココナツオイルダイエットは簡単・便利に健康的に痩せられるお手軽ダイエットだ。
MCTオイルダイエットのやり方は?
MCTとは中鎖脂肪酸の事。ココナツオイルには中鎖脂肪酸がたくさん含まれているので、MCTオイル=ココナツオイルという捉え方もできる。
MCTオイルダイエットは、先ほど紹介した糖質制限ダイエットとココナツオイルを同時に行うダイエットだ。
糖質制限ダイエットだけ単体で行うと、筋肉が減って基礎代謝が低下したり、健康に悪影響があったりする。だけどMCTオイルを摂取すれば、それらをカバーすることが出来るという。
MCTオイルは普通の油よりも遥かに消化吸収が早く、すぐにエネルギーとして使える。つまり糖質と似たような性質を持っているわけだ。
食事での炭水化物摂取は控える。
つまり、ごはんや麺類、パンなど。
もちろん肉や魚、野菜はぜんぶOK。
あとはMCTオイル大さじ1杯とアマニ油大さじ1杯を混ぜた豆乳を飲む。
これを3食繰り返す。難しいなら、夜ご飯だけこのパターンにしてみるのも良い。
これがシンプルなMCTダイエットの方法だ。継続すればケトン体体質になり、脂肪が燃焼しやすい身体になる。
もし本格的にMCTオイルダイエットをやりたいならこちらの書籍を買ってみよう。
「糖質制限+中鎖脂肪酸」で確実にやせる! 驚異のMCTオイルダイエット
MCTオイルを使ったレシピも豊富で参考になるはずだ。
もちろん、MCTオイルを豆乳に混ぜるなんて面倒なことをしなくても、ただ摂取するだけで十分にダイエットになる。
MCTオイルはクセがなく、味やにおいがほとんどない。油っぽくなくてさっぱりとした口当たりなので、手軽にいろんな料理にかけて楽しめる。
コーヒーに入れてもいいし、サラダやヨーグルトにかけてもいい。
カレーに混ぜても、パスタに混ぜても美味しくなるし、いろんな料理に使えるだろう。
ハーバード大学がココナツオイルの危険性を指摘!!
MCT(中鎖脂肪酸)が豊富に含まれているココナツオイル。
だけどココナツオイルをダイエットに使ったり、食べ過ぎるのは危険かもしれない。
ココナツオイルを使った健康法は世界中で人気があるけれど、この「ココナツオイル=健康的」という考え方に真っ向から異を唱える研究が発表された。
「ココナツオイルは純粋な毒だ!」
ハーバード大学の研究者によると、毒は言い過ぎかもしれないが、それに匹敵するくらいココナツオイルは健康に悪影響を及ぼすという。
ココナツオイルはバターや牛脂と同じように、温かいと液体になり、寒いと固体化する。
それはココナツオイルに含まれる脂分の約80%が飽和脂肪酸だから。
飽和脂肪酸は摂りすぎると体内の悪玉コレステロールを増加させてしまう。その結果、心臓病や脳梗塞などのリスクを上げてしまう恐れがある。
アメリカ心臓協会も飽和脂肪酸の過剰摂取を避けるように指導しており、ココナツオイルについても食べ過ぎないよう注意喚起している。
ココナツオイルを日常的に摂取しているスリランカでは、血中コレステロール値が高かったり、動脈硬化になりやすくなっている、といった研究結果もある。
では、どうしたらいいのか?
答えは簡単だ。
中鎖脂肪酸が含まれているとはいえ、ココナツオイルはその殆どが飽和脂肪酸。
対してMCTオイルは、その名前の通り100%中鎖脂肪酸で出来ている。
MCTオイルダイエットはココナツオイルで代用せずに、ちゃんとMCTオイルを使うのが大切。
MCTオイルはココナツオイルに比べるとちょっとだけ高価だけれど、摂取するとすぐにエネルギーとして分解される特徴があり、ダイエットにも健康にもオススメだ。
MCTオイルダイエットまとめ
このMCTダイエットは、たっぷりと脂肪を蓄えている人には有効なダイエット方法だろう。しかし、やりすぎてしまうと健康を害してしまうかも知れない。
糖質制限ダイエットの有効性ってのは、専門家でも意見が分かれるところ。
糖質を制限すると、血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが上がる。頭がぼ~っとしたりイライラする、などの弊害があらわれる場合があるのだ。
またMCTオイルも、確かに健康に良いし、ダイエット効果もある。
だけど、飲み過ぎは逆効果。
MCTオイルも結局のところ高カロリーであることには変わりない。食べ過ぎたら、それだけカロリーオーバーになる可能性も高くなる。
というわけで、食生活のすべてをMCTダイエット方式にするよりも、夕食だけ実践するとか、それくらいの方が健康的に痩せれるのではないだろうか。
何事もやりすぎは禁物。
普段の食生活の中で、適度にMCTオイルを摂取する。
そうすれば、健康的に、努力することなく、少しずつダイエットをすることができるだろう。
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外国産や聞いたことのないメーカーのオイルは使わないようにしよう。
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