甘くておいしいチョコレート。
食べたら太っちゃう!と思われがちだけれど、実は少し違う。
トランス脂肪酸のたくさん入った他のお菓子とは違って、チョコレートにはいろんな健康効果がある。
老化を防いだり、高血圧を改善したり。
そればかりか、うつ病や認知症にも効果があるという。
その根拠やチョコレートを食べるダイエットの方法などを紹介しよう。
チョコに含まれるカカオポリフェノールが凄い!!
チョコレートはカカオ豆から出来ている。
そしてこのカカオ豆にはカカオポリフェノールという、超強力な抗酸化作用を持つ物質がたくさん含まれているのだ。
ポリフェノールはワインや大豆などにも含まれているが、チョコレートに含まれているカカオポリフェノールはとにかく量が多い。
カカオポリフェノールの効果を一覧で紹介しよう。
- 老化を防ぐ
- 動脈硬化を防ぐ
- がんを防ぐ
- ピロリ菌の活動を抑える
- カカオポリフェノールの抗炎症作用により、高血圧を改善する
- 善玉コレステロール値が上昇する
- 認知機能が上昇する
- 心理的ストレスの抵抗力を高める
- 虫歯菌の活動を抑え虫歯を予防する。
さらに最近の研究で、チョコを食べ続けるとBDNFが増加するということがわかってきた。
このBDNFというのは、認知機能を保つのに欠かせないタンパク質。
加齢と共に減少し、うつ病やアルツハイマーの人に少ないことが多い。
日常的にチョコレートを食べている人は、うつ病やアルツハイマーになりにくくなっているのかもしれない。
これらの事からわかるように、チョコレートは太る!健康に悪い!なんてのは間違っている。
加工された添加物いっぱいのお菓子やケーキを食べるよりも、チョコレートを食べた方が断然健康的なのだ!
チョコレートで痩せる!!チョコレートダイエットのやり方
チョコレートと言えば冬山登山である。
極寒の冬山で遭難した時に、ポケットにたまたま入っていたひとかけらのチョコレート。
このチョコレートを食べることでなんとか生き残ることが出来た…
そんな経験は誰しもがもっているだろう。
この様に、チョコレートは保存が効き、エネルギーも高いことから太ると思われがちだが、実際はそうでもない。
世の中にはチョコレートダイエットというものが存在するくらいだ。
チョコレートダイエットの方法
チョコレートダイエットで食べるのは、ただ甘いだけのものではない、カカオ70%以上のチョコレート。
これを食前食後に食べると、食欲が抑えられるのだ。これがダイエットに効果的。
チョコレートダイエットとは、少量のチョコを食べることで食欲をコントロールするダイエット法なのだ。
さらにカカオポリフェノールにはいろんな健康効果があるし、ダイエットの精神的ストレスも緩和してくれる。
一日の目安は板チョコ半分程度。
もちろん、チョコレートダイエットだーって山盛り食べたら太るから気を付けてほしい。
チョコレートダイエットって言っても、たくさんチョコレートが食べられる夢のようなダイエットではないのだ。
どうしても空腹感に耐えられなくなった時に、おやつやごはんを間食してしまう。
そんな間食をカカオ70%以上のチョコレートに替えるだけでも、ずいぶんとダイエットがやりやすくなるのではないだろうか。
チョコレートを日常の片隅に…
カカオ豆はアメリカ先住民の間で薬として使われていたというくらい、栄養満点で健康にもいい効果が沢山ある。
これはチョコレートを食べる、いい口実なのではないだろうか?
「チョコは健康に良いんだよ!!」って自分に言い訳して、たくさんチョコレートを食べちゃいそうで怖い。
もちろん、健康に良いからって食べ過ぎたら健康に悪いのは明らか。
チョコレートは糖分が多いので糖尿病の原因になる。脂質も含まれているので、食べ過ぎるとニキビが出来るなんて話もある。
ではどうしたらチョコレートと上手く付き合っていけるのか?
大事なポイントは食べるチョコレートをカカオ70%以上にすること、それでいて食べ過ぎない。
具体的には1日50グラム、板チョコの半分くらいの量。
ポリフェノールは体に蓄積されにくいので、一度にたくさん食べても無意味。
チョコは少しずつ食べるようにしよう。
そして毎日欠かさずに摂取することも大事。
チョコを食べることが毎日義務化されるなんて最高ではないか。
これを守れば、チョコレート美味しさを満喫しつつ、すっごい健康効果を享受できるだろう。
甘いチョコレートが精神的にも生活を豊かにしてくれること間違いなしだ。
楽しく送ろうチョコレート・ライフ!!
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