「好きでもない金持ちと好きだけど貧乏、どちらと結婚すれば幸せになれるのか?」
難しい質問だ。
好きじゃない人と結婚するなんて嫌すぎる!
でも貧乏は絶対嫌だし金持ちなら…。
でも、好きならどんな苦しくても2人で協力して乗り越えられるはず…。
う~ん、悩む!!
この難問に対して、デヴィ夫人が豪快で明快な結論を語っている。
みなさま、ごきげんよう。
デヴィ・スカルノでございます。
「愛はお金で買えるのか?」
わたくしはよくこの質問を受けることがあります。
わたくしにしてみたら、こんなこと聞かなくてもお分かりになるでしょうと思うのですが、今回はハッキリとお答えしましょう。
「愛はお金で買えます!」
じゃあ、わたくしからみなさまへ質問です。
大好きだけど年収200万円の男性と、あまり興味はないけれど年収1億円の男性。
果たしてどちらと結婚するのが幸せだとお思い?
答えはもちろん、1億円稼ぐ男性です。
では、詳しく説明してまいりましょう。
まず、年収200万円の男性との結婚生活。
結婚したらその男性を嫌いになってしまうのではないかしら? 大昔の大和撫子はもういないから、貧しく満たされない生活だと、相手を敬えなくなってくるのよ。ケンカも増えるでしょうし、不平不満が増して愛の熱量も冷めてくる。
でも、年収1億円稼ぐ男性は、あなたの生活を満たすことができる。
人間は満たされていると不平不満がなくなり、相手のことを敬うことができるの。それに感謝も。
わたくしの周りには億以上の収入がある人と結婚している方がたくさんおります。みなさん満たされ豊かな生活を日々実感しながらとても幸せそうですわ。
わたくしはみなさんには幸せになってもらいたいのです。
ですから、今回は綺麗ごとを一切排除してお伝えしますね。
人間って本当に欲深い生き物なのよ。
わたくしだって「愛はお金では買えません!」なんていうことを信じていた純粋な娘時代もありましたが、人生の経験値が増えるほどそんなことが言えなくなってしまいました。
もちろん、いろいろなタイプの方がいらっしゃるので「絶対にお金で愛が買える」とまでは言いませんが、たいていの場合は「お金で愛は買える」ものなのよ。
では、例の年収200万円の男性との結婚。
昔なら“愛があればそれだけで大丈夫”と何があっても我慢ができた人もいたと思うけど、この物質豊富な現在ではちょっと難しいんじゃないかしら。
辛抱して生活を続けて、自分もどんどん年老いていく。
それはあなたが思い描いた生活でしょうか?
1億円の男性にはじめは愛がなくても、満ち足りた生活を送らせてもらえる毎日に感謝するようになるわ。そして、それだけの収入を稼ぐことができる能力を尊敬し、その尊敬が次第に愛に変わってくるのよ。
これだけ財力があれば、安心して子供が産めるわ。
そして、子供にあなたが望む教育を存分に受けさせてあげることもできる。
ここまで言って、それでも「お金で愛は買えない」という人がいたら、試しに年収200万円の男性と結婚してごらんなさい。
あなたが1億円稼ぐ男性を手放した途端、すぐ他の女性に取られるでしょうね。
一方、年収200万円の男性を手放しても誰も取りに来ない。
そのぐらい人間って欲が深いの。
以前もみなさまにお伝えしましたが、結婚生活で大切なことは、「尊敬」「信頼」「思いやり」この3つです。
結婚生活をいかに素晴らしいものにできるかも、相手の男性に対してこの3つの気持ちを持ち続けていられるかどうかです。
今回はお金に対して厳しいことを言いましたが、家族が安心して自由に不満なく生活を送れるということは、あなたの幸せのベースになること。
生活を支えるために外で頑張って働いてくれている男性に対し、誰だって自然と尊敬の念を抱きますよね。そして、家にいない時間も相手を信頼し、その働きを思いやり帰ってきたら優しく接する。
基本の生活が安定していると、結婚生活で大切な3つが自然と相手に対してできるのです。
結婚は綺麗ごとではなく、リアルな生活のこと。
そのためにもお金のことは避けては通れないことなのです。
1億円稼がなくても安定した生活が送れる男性を今回は例え話で年収1億円と言いましたが、億稼ぐ男性から選ばれることは並大抵のことではありません。
そこまでの収入を男性に求めるのは難しくても、せめて安定・安心した生活を送ることのできる男性を選ぶことが大切だということを知ってもらいたかったのです。
今までたくさんの結婚生活を見てきました。お金で苦労する人、女で苦労する人・・・。
でも、たいていの問題はお金で解決してしまうのよ。
みなさんは幸せになるために生まれてきたのよ。
そのためには結婚生活に対するリスクを回避できる男性と出会う努力を怠らないこと。
わたくしはいつでもみなさんの幸せを願っておりますわ。
ごきげんよう。
デヴィ・スカルノ参照元:デヴィ夫人の婚活論「大好きな年収200万の男と好きでもない年収1億の男、どちらと結婚するべき?」
愛はお金で買えるのか…!!?
じゃあ、お金のないオレは…!!
と、とりあえず絶望したわけだけど、この記事でデヴィ夫人は「愛はお金で買える!」なんて刺激的な言葉を使ってる。
かなりの極論だし、きっと反発する人もいるだろう。
家庭の収入は男性が稼ぐもの、なんて考えも古いし。
はたしてデヴィ夫人の意見は正しいのか!?
賛同する人もいれば、納得いかないという人もいる。
デヴィ夫人の意見に対するコメントをザックリとまとめて紹介しよう。
デヴィ夫人の結婚観に対する反応
- キレイごとを言っても、世の中けっきょく金がすべてだ!
- 金を稼げる男性を尊敬できるけど、そこから愛になるかはわからない。
- やっぱり女は男に食べさせてもらってんだな!
- お金がない奴はそもそも結婚するべきではない。
- 男女平等なら、男性が年収200万でも女性が稼げばいいだろ。
- お金で幸せは買えないが、不幸を避けることはできる。
- そもそも年収200万の男なんか好きにならない。
- お金がなくても心で繋がっている夫婦もいるよ。
- お金があれば、旦那がクズのように思えても旦那以外の何かで発散出来るから良いと思う
- 人によるし、判断できないよ
- 確かに愛だけじゃあ結婚生活は送れないよね。
- 1億稼いでも嫌な人なら絶対ムリ!
- 男が若いなら年収200万でも別にいいだろ。
- お金は関係ないって女性もたくさんいるよ。
- 愛とか、いつかは冷めるんだから、お金のほうが大事!
- 人の心は金で買えるのか、という意味なら、愛は金で買えないと思う
- 200万と1億って、比較が極端すぎるだろ!
- ほとんどの人はそんな選択肢すら持つことができないだろ。
- 人生いろいろあったけど、好きな人といられる事は死ぬほど幸せ。貧乏なら自分が稼げばいいだけ。
と、ザックリとまとめたけど、当然、いろんな意見がある。
でも、愛とか金とか、そこらへんに目を向けすぎると、本質を見誤る可能性がある。
結婚生活に大切な3つのこと
このデヴィ夫人に対するインタビュー記事の大切な部分をギュ~っとまとめて2行にしてみるとこうなる。
結婚生活で大切なのは「尊敬」「信頼」「思いやり」の3つ。
しっかりと収入のある男性に対しては、上記の3つの条件を満たしやすい。
面白いのはデヴィ夫人が考える結婚生活で大切なものの中に「愛」も「お金」も入っていないってこと。
もちろん結婚生活で「愛」や「お金」はすっごく大切なことだけど、それよりも大切なことがあるわけだ。
「好きな人と結婚すれば幸せになれる」
「お金持ちと結婚すれば幸せになれる」
どちらも間違い。
まあ、当然だけど。
恋愛結婚の歴史は意外と浅い
「好きな人と結婚して幸せになる」
そんなストーリーのドラマや映画やマンガが溢れているけど、恋愛結婚の歴史はわりと浅い。
統計的に見ると、お見合い結婚と恋愛結婚の割合が逆転したのは1965年頃。
それまでは結婚といえばお見合いが主流だった。
資料参照元:国立社会保障・人口問題研究所
江戸時代やそれよりも昔の時代には、さらに恋愛結婚の方が少数派だったろう。
いきなり話は変わるけど、毎日お風呂で髪を洗うのは常識だよね。洗わないと髪がなんか気持ち悪く感じるし。
だけどシャンプーを普通に毎日するようになったのは1960年代くらいからだったらしい。
戦後の日本では、蛇口をひねればお湯がでてくるわけではなく、毎日髪を洗うなんてあり得なかった。
恋愛結婚が多数派になったのが1965年くらいと考えると、「恋愛結婚」と「毎日のシャンプー」という文化は同じくらいの時期に定着したのかもしれない。
人類には長い歴史があるけれど、以外にも恋愛結婚の歴史は浅いわけだ。
では、恋愛結婚できなかった夫婦がもれなく不幸であったかというと、そうでもないだろう。
デヴィ夫人曰く、相手に対して「尊敬」「信頼」「思いやり」の3つがあれば結婚生活は上手くいくのだから。
つまり、結婚生活を幸せに過ごすためには、尊敬できて、信頼できて、思いやりのある相手と結婚すればいい。
それを見極めるのはなかなか難しいけど、その相手を見極めるモノサシのひとつとして”年収”は有効ってわけだね。
好きな人と結婚するよりも、尊敬できて信頼できる相手と結婚する。
逆に好きだけど尊敬できなくて信頼できない相手と結婚したら…
どうなるかは目に見えている。
そういう意味では、さすがはデヴィ夫人で、すごく真っ当で素晴らしいことを言っている。
個人的には年収で判断するのだけは勘弁して欲しいのですが…。