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珈琲と紅茶はどっちがいい?科学的に実証された集中力を高める飲み物

仕事とか、勉強とか、どうしても目の前のやるべきことに集中できない時がある。

そんな時はどうすればいいのだろうか?

オススメは集中力を高める飲み物を飲むこと。

 

集中力が続かなくてお悩みのあなたに、科学的に根拠のしっかりした集中力を劇的に向上させる飲み物を紹介しよう!

水と強炭酸飲料、集中力を高めるのはどっち?

アサヒ飲料と慶応義塾大学が共同で、炭酸水を飲んだ時に感性へ与える影響を調べる実験を行った。

その結果、水よりも強炭酸を飲んだ後のほうが集中度や覚醒度が高まることがわかったという。

ポイントは強炭酸であるってこと。

集中力に限っていえば、水と弱炭酸はあまりかわらなかった。

だけど強炭酸を飲むと優位に集中力がアップした。

 

オススメは無糖の強炭酸水。

 

ひと口飲めば、のどに強烈な炭酸の刺激!!

甘いサイダーや炭酸の清涼飲料水を飲み過ぎると太っちゃうし、そんなにたくさん飲めない。

だけど強炭酸水ならいくら飲んでもカロリーゼロ。

しかも圧倒的なシュワシュワ感が変なクセになる。

 

何となくだらけて注意力散漫になっちゃうひとときに、バシッと刺激を与えることができるだろう。

参照元:炭酸水に新たな発見!強炭酸水の飲用で集中力が高まることを実証

コーヒーと紅茶、どちらのほうが集中力が高まる?

次は特定非営利活動法人日本ブレインヘルス協会が行った研究。

職場でよく飲まれるコーヒー、紅茶、エナジードリンク、水と、それらの脳への影響を比較してみたという。

その結果、意外にも紅茶が最も脳の機能を活性化させた。

 

前頭葉の血流が増加し、集中力が高まる効果。

自律神経のバランスを整え、不安や緊張をほぐす効果。

 

紅茶にはこういった効果があり、仕事効率を上昇させることが、脳生理学的に判明したわけだ。

もしいつもコーヒーばっかり飲む習慣があったとしたら、たまには紅茶を飲んでみると気分が変わるし、集中力も高まるかもしれない!!

参照元:飲み物で働き方改革紅茶が脳の血流を活発にして生産性を高める

緑茶とほうじ茶、どちらが集中力を高める?

株式会社ネオマーケティングの独自調査によると、緑茶よりもほうじ茶のほうが集中力を高めることがわかった。

 

集中力の指標となる脳波P300を計測すると、ほうじ茶を飲んだ方が早くピークに達することがわかったという。

さらにアンケート調査でも、緑茶よりもほうじ茶のほうがリラックスできる、ほっとする、ストレスが軽減する、おいしい、という評価が高かった。

また、ほうじ茶の香りにも生理学的にリラックス効果が示されているとか。

 

脳が疲れているとき、ストレスが溜まっているとき、なんだか集中できないときは、ほうじ茶を飲んでみるのもいいかもしれないね。

参照元:ほうじ茶の飲用効果の研究―アンケート調査と脳波測定による検討―

集中力を高める飲み物まとめ

もし集中力がなくて苦労しているのなら…

ただ単に飲み物のセレクトを工夫するだけで、集中力を増すことができるかもしれない。

 

これなら環境を変えたり、考え方を変えたり、いろんな努力をするよりも簡単だし、即効性もある。

ここぞ!というときにはガンガンにパワフルな強炭酸。

普段の仕事で集中したいなら紅茶。

疲れがたまって集中力が散漫になっているのならほうじ茶。

そんな風に、気分や状態に合わせて上手に飲み物を選ぶことができれば、仕事や勉強の効率も劇的にアップするかもしれない。

 

少なくとも砂糖たっぷりの清涼飲料水ばっかり飲むよりは、100倍マシなのではないだろうか。

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