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そよかぜそくほう

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伸ばしていた髭を剃った時に感じた生まれて初めての感情

新型コロナウイルスの影響で数か月くらい外出自粛要請がでていた。

その期間、ただメンドクサイだけの理由から髭を伸ばしていた。

不思議なもので、ある一定の期間髭を剃らないでいると、逆に髭を剃るのが惜しくなってくる。

 

なので、もう限界まで髭を伸ばしてみることにした。

 

で、2~3か月くらいず~っと髭を伸ばし放題。

整えることすらしない。

 

一定以上髭が伸びると、なんだか頬や唇に当たってウザくなってくる。

剃ってスッキリしたい気持ちを抱えつつ、それでも伸ばし続けていた。

 

外出自粛要請が解除になり、それでもしばらくは外出を控えていた。

でも久しぶりに外に遊びに行ってみることになり、ついに髭を剃ってみることに。

 

ぼーぼーだった髭をヒゲソリでスッキリとそり落とす…

露になるツルツルの皮膚。

久しぶりにスッキリとした顔周りや顎。

 

それを見て私は、生まれて初めての感情に襲われた。

映画に登場した髭のおっさん

唐突に話は変わるが、あるインド映画を見た時のこと。

けっこうエライ立場で立派な髭をたくわえたおじさんが登場した。

このおじさんが主人公のイタズラで髭をツルっと剃ることになる。

 

何年伸ばし続けたのかはわからないけれど、立派な髭をそり落としたそのおじさんは部屋の中を大騒ぎで駆け回って叫ぶ。

「はずかしいッ!!はずかしい~!!」

 

何が恥ずかしいんだ?

髭を剃ってスッキリした顔もぜんぜん悪くない。

むしろそっちの方がいいんじゃないの。

そんな風に感じたのだ。

 

でだ。

 

今度は私が、数か月は伸ばし続けた髭をキレイに沿ってみたのだけれど、そのときになぜか強烈に感じてしまった。

 

は、はずかしい!!!

 

と。

 

なんだろう。

いままで覆われていたもの、隠されていたものが、無造作に露になるあの感じ。

つるりとした口周りの皮膚は不自然で、なんだか卑猥な感じさえした。

いつのまにか「髭がある自分」の方が当たり前になっていたのだ。

 

似合うとか、似合わないとか、そんな問題じゃない。

髭がないのが恥ずかしい。

これが世の中にたくさんいる髭を伸ばしている人たちの心情なのではないだろうか。

 

髭を伸ばすのは「男性性の象徴」なのだとか。

髭とは男らしさであり、自分が男であることの主張だったみたいだ。

無意識的に。

 

映画に登場した、りっぱな髭を剃ってしまったおじさんの気持ちが、今ならよ~~くわかる。

髭を剃って恥ずかしいと感じるなんて、新鮮な驚きだった。

髭とは、自分自身を守るバリアの役割を果たしていたのだ。

たしかに、髭を剃ってしまった自分はなんだか中性的で男らしさが、そして汚らしさ、荒々しさが減ってしまったようだ。

 

ある意味で”髭”とは、自分の”弱さ”を隠すために、男たちの強がりなのかもしれない…。

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