「フェミニスト」という言葉の正しい意味とは何なのだろう?
ふと、そんな疑問が浮かんだ。
フェミニストといえば、世代的にTVタックルで舛添要一と口論していた田嶋陽子しか思い浮かばない。
まあ、ふたりはトムとジェリーのように仲良くケンカしていたわけだけど。
田嶋先生のおかげなのかどうなのか、
フェミニスト=男性が嫌いで女性の権利を主張する気の強い女性
そんなあやふやに知識しか持ち合わせていなかった。
そこで、改めて「フェミニストとはなんなのか?」について調べてみると…。
フェミニズムとは
女性の社会的・政治的・法律的・性的な自己決定権を主張し、性差別からの解放と両性の平等とを目指す思想・運動。女性解放思想。女権拡張論
-広辞苑より抜粋
フェミニストとは簡単に言えば、男女平等を目指す人たちのことを指すみたいだ。
そう考えると、世の中にはフェミニストの皮を被った偽フェミニストが多い気がする。
そこで真のフェミニストと偽フェミニストの違いを考えてみた。
真のフェミニスト | 偽フェミニスト |
男女平等と自由を目指す | 女性優位を目指す |
社会に出て仕事をするべきと思っている | 男や親に頼って生きたい! |
政治に積極的に参加している | 政治には興味がない |
男性とはフラットな関係を目指す | 男性が嫌いでマウントをとりたい |
結婚相手の給料は自分と同じくらいあって欲しいかな。 | 結婚相手は自分より年収がいい人! |
頑張りたいっ! | なまけた~い!! |
専業主婦を尊敬する | 専業主婦を軽蔑する |
専業主夫を尊敬する | 専業主夫を軽蔑する |
女性の権利を振りかざす女性が嫌い | 男性に媚を売るような女性が嫌い |
平等に対等に接してくれる男性が好き | 自分を甘やかしてくれる優しい男性が好き |
自分には自分の人生を選ぶ力がある | 自分が不幸なのは社会のせいだ |
女性であることに誇りを持っている | 男になろうとする |
品格がある | 下品 |
理解 | 偏見 |
理性的 | 感情的 |
強い | 弱い |
優しい | 厳しい |
賢い | 頭が弱い |
だいたいこんな感じになると思うんだけど、どうだろう。
真のフェミニストは男性の敵じゃないし、ましてや女性の敵でもない。
真のフェミニストは真の博愛主義者といっていいかもしれない。
「フェミニスト」というと何となく男性側は腰が引けちゃうけど、むしろお付き合いする女性や結婚する女性はぜったいにフェミニストの方がいいんじゃないだろうか?
権威主義的で亭主関白な、昔ながらの男性はフェミニストを嫌うだろう。
だけど「草食系」に代表されるような現代の男性は、しっかりとした考えを持つフェミニストの方が上手くいくはずだ。
男性と女性はどちらが優れているというものではない。
暑いことと寒いことと同じように。
右と左もそう。
太平洋と大西洋もそう。
ただ、違うだけ。
というわけで、男性も女性もそれぞれが”世界に一つだけの花”として、手に手を取り合って平和に暮らしたいですね!!