健康とダイエット

冷え性、むくみ、薄毛にも効く「ヒハツ」の効果的な食べ方とは?

2016年11月8日

テレビ東京で放送された主治医が見つかる診療所で「毛細血管を改善して10歳若返る!シミ&冷え&薄毛防止」というテーマが取り上げられた。

その番組では、若さを維持するのに大切なのは毛細血管であり、毛細血管を改善するオススメの食品として「ヒハツ」が紹介されていた。

 

ヒハツはコショウに似た風味を持つスパイスで、ロングペッパーとも呼ばれている。

毛細血管を増やして若々しさを維持する方法と共に、ヒハツの効能や摂取方法、副作用などを紹介しよう。

毛細血管を改善して10歳若返る!!

歳をとると疲れやすくなるし、お肌は潤いを無くしていく。

抜け毛は増えたし、やたらと冷え性だし、肩こり、むくみも酷い。

眠っても疲れは取れないし、目の下のクマは消えない。

 

「ああ、これが歳を取るということか…」

 

あなたは絶望に打ちひしがれているかもしれない。

…でも、それは全部、毛細血管のせいかもしれない!!!!

若さを維持するためには”毛細血管”を健康に保つ必要がある

毛細血管は脳の中から肌の表面から、身体の末端まで張り巡らされている極細の血管。

この毛細血管に血液が張り巡らされているからこそ、内臓から脳みそから指先・足先まで酸素や栄養が行き届いている。

 

この毛細血管の量が減ったら…栄養不足・酸素不足によって身体の部位は機能を低下させてしまうだろう。

 

例えばお肌。肌に栄養を送り届けるのは毛細血管の役目なので、毛細血管の量が減ると肌のシミ・シワの原因になってしまう。

髪の毛も同じ。毛根の奥にある毛包(髪の毛の工場)には毛細血管が絡みつき、常に栄養を供給している。

もし毛包への栄養補給が滞ったら、抜け毛や白髪の原因になってしまう。

内臓機能も衰えるし、身体の自己修復能力も低下するだろう。

 

毛細血管は血管の90%を占めていて、体中の健康を維持するのに大切な役割を担っているのだ。

毛細血管の老化で引き起こされる症状

  • しみ・シワ・くすみ
  • 倦怠感
  • 肩こり
  • 頭痛
  • 薄毛・抜け毛
  • 冷え性
  • 眼精疲労
  • 集中力の低下

そんな健康維持にめっちゃくちゃ大切な毛細血管は、加齢や生活習慣によってどんどん少なくなっていってしまう。

 

毛細血流が少なくなる…のではなく、血管そのものが消えてしまい、毛細血管の総量が減ってしまうのだ。

もし毛細血管の量が減ってしまったら、当然、健康への悪影響も甚大。

 

凄まじく極端な話をするなら、毛細血管の量を若いころのままに保持できるのなら、いつまでも健康な身体を維持できるはずだ。

 

でも、毛細血管の減少を防ぎ、健康に保つにはどうすればいいのだろうか?

毛細血管が減り続ける原因とは?

まずは、毛細血管が加齢とともに減り続ける原因を説明しよう。

 

想像して欲しい。

木々がうっそうと茂った山に自然とできた「山道」は、動物や人間が通り、踏み固めることで道の形を成している。

しかし、もし動物や人間がその山道を通らなくなったら?

 

…自然と草や木が生い茂り、山道は森に還るだろう。

 

それと同じことが、毛細血管にも言える。

 

血流が少なくなった毛細血管は自然と消え去っていく。

 

毛細血管を健康に保ち、その総量を維持するには、常に身体の血流を活発化させておく必要があるのだ。

毛細血管を増やす生活習慣

「主治医が見つかる診療所」では毛細血管が減少する3つの原因を紹介していた。

①運動不足

運動をせずに体中の血流が少ないと、自然と日常生活で使わない部位の毛細血管は減少していく。

②肥満

脂肪を付けすぎると、その分皮膚表面の面積は増える。だけど、毛細血管の総量は変わらない。

そのため、脂肪部位に毛細血管が通る分だけ、他の部分の毛細血管が減り、負担が増えてしまう。

その結果、毛細血管の血流が減り、毛細血管自体も劣化してしまう。

③食べ過ぎ

食べ過ぎると、消化のために胃腸に血液が集中する。

そのため、毛細血管が血流不足になり、ダメージを受けるという。

 

この中でも、特に大切なのは運動だろう。運動をすることで身体の血流は増加し、毛細血管の減少を防ぐことができる。

オススメは下半身を鍛えること。

太ももやふくらはぎの筋肉は”第二の心臓”とも呼ばれ、重力に逆らって血液を上半身に押し戻すパワーを持っている。

下半身の筋肉を鍛えれば、全身の血流が活発化し、結果的に毛細血管の維持に繋がるはずだ。

 

トレーニングの方法はシンプルで、つまりスクワットをすればOK!!

スクワットは下半身のいろんな筋肉を同時に鍛えることができる、最高の筋トレのひとつ。

1日10回でもいいからやってみるのがオススメだ。

毛細血管を増やす食べ物は?

番組では毛細血管を改善して10歳若返る食材として「ヒハツ」を紹介していた。

ヒハツは漢方薬としても使われていて、紀元前の昔からその健康効果が知られていた。

また、ヒハツに含まれるアルカロイドの一種ピペリンは、強い血管弛緩作用を持っている。この作用によって、全身の毛細血管が活発化する。

  • 血行促進と毛細血管の増加作用
  • 血圧低下作用
  • 新陳代謝の活性化
  • 健胃・調整作用
  • 強精作用

ヒハツにはこれらの効果があるり、全身の毛細血管を活性化させる作用がある。

生姜や唐辛子や胡椒にも身体を温めて血行を促進する効果はあるけれど、ヒハツの効果の方がスゴイようだ。

 

また、最近ではヒハツはTie2を活性化してくれる食べ物としても注目を集めている。

Tie2(タイツー)は血管の内皮細胞内に存在する物質。活性化させると血管の構造を安定化させることができ、血液やリンパ液のもれを防ぐ効果がある。

つまりTie2は血管を健康にし、血管が消えてなくなるのを予防してくれるわけだ。

このTie2を活性化させる最高の食材がヒハツ。

だからこそヒハツには美肌効果、薄毛予防効果、肩こりや頭痛の予防効果などが期待できるってわけ。

ヒハツの効果的な摂取方法と副作用

ヒハツは1日1g~2g程度を摂取すれば十分。

3食に分けて摂取してもいいし、夕食でまとめて摂取してもいい。

ただし、摂り過ぎると消化器官に刺激を与えすぎてしまう可能性がある。摂取するのは1日に2g未満にしておこう。

 

ヒハツは胡椒に似た風味に独特の苦みを持っている。だけど、使い方は胡椒と同じと考えていい。

ステーキに振りかけたり、サラダに振りかけたり、ラーメンに振りかけてもいい。

様々な料理に合う香辛料として使用すれば、1日1gを摂取するのは意外と簡単なはずだ。

 

ヒハツはロングペッパーとしてスーパーの香辛料コーナーに置いてあることも多いので、毛細血管の健康のためにも買っておくのがいいだろう。

エスビー食品のロングペッパーはヒハツのことだよ!

追記:ヱスビー食品が昨今のヒハツ・ブームを受けて、わかりやすいようにロングペッパーをヒハツに改名しました。ヒハツの注目度の高さがわかるね!!

そうして、なんにでも振りかけて食べてしまえば、毛細血管が健康に保たれるってわけだ。

ヒハツの健康効果でお肌がプリプリになって、髪の毛が生えてきて、冷え性が改善されて、寝ざめもよくなって、肩こりや腰痛も消えてなくなるかもしれないっ!!

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