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恐るべき人工流れ星計画の内容とは!?将来、隅田川流れ星大会が開催されるかも?

2016年6月23日

今まさに「人工流れ星計画」が進行しているのを知っているだろうか?

しかもあと数年で実用化されるというから驚きだ。

日本を襲う巨大地震は「人工地震」であった、というような都市伝説がささやかれている。しかし地震を人工的に発生させるには莫大なエネルギーが必要であり、あくまでも都市伝説の域を出ない。

しかし「人工流れ星計画」はリアルな話として、日本のベンチャー企業が実用化しようとしている。

恐るべき人工流れ星計画とはなんなのだろうか?

恐るべき人工流れ星計画の真実とは?

人工流れ星といってまず思い出すのが、ファイナルファンタジーにおける最強の黒魔法の一つ「メテオ」だ。

魔法の力でもって隕石を発生させ、敵に衝突させるという恐るべき攻撃!しかも派手な演出のわりにダメージは低めだ。

人工流れ星計画とは、このメテオのように人工的に宇宙から何かを落下させて敵を攻撃する兵器なのだろうか?

 

…じつはまったく違う。

人工流れ星計画とは、別名「スカイキャンバス」呼ばれ、人工的にさまざまな色の流れ星を発生させて美しく夜を演出する、いうなれば花火の進化形とも呼べる天体ショーなのだ。

日本のベンチャー企業である「株式会社ALE(エール)」が計画している。

人工流れ星の仕組み

そもそも流れ星は、宇宙空間から地球の引力によって引き寄せられた「小さな隕石」や「宇宙ゴミ」が大気圏で燃え尽きたときの一瞬の輝きのこと。

このスカイキャンバス計画では、まず専用の人工衛星を地球の軌道上に打ち上げる。そしてそこから”流れ星のタネ”を地球に落下させ、燃え尽きさせることで人工流れ星を作り出すのだ。

人工衛星から発射されたビー玉くらいの大きさの”流れ星のタネ”は、地球を3分の1週した後に大気圏に突入!色とりどりの光を放ちながら激しく燃焼し、光の尾を引きながら燃え尽きる。

花火と同じでいろんな素材を使うことで、いろんな色の流れ星を演出することもできる。

将来的には複数の人工衛星を配置することで、さまざまな方向からの流れ星を流すといった構想もある。それが可能なら、流れ星を使って夜空に文字を書いたり、絵を描くことも可能になるかもしれない。

 

株式会社エールの今後の予定では、2017年後半に人工流れ星専用の衛星を打ち上げ、2018年にはサービスの開始を目指しているという。思いのほか早く人工流れ星のロマンティックな天体ショーを見ることができるかもしれない。

隅田川流れ星大会!?

いずれ「隅田川流れ星大会」なんてのも行われるかもしれない。

隅田川上空で流れ星大会が行われた場合、流れ星は上空60km~80km を飛ぶことになる。地上で流れ星を楽しめる範囲は、実に半径100km。つまり東京都は余裕でカバーできるし、関東中で流れ星を観察できることになる。

隅田川花火大会は隅田川周辺に行かないと楽しめないし、その人込みたるや満員の山手線レベルで、花火を楽しむってレベルじゃあない。だけど流れ星大会なら関東中の人が夜空を見上げるだけで楽しめるってわけだ。

 

あと数年後には実用化されるかもしれないスカイキャンバス計画。文字通り軌道の乗れば世界中の依頼に対応して、人工流れ星を降らすことができるだろう。

今日はニューヨークの式典のために流れ星、明日はロシアのお祭りで流れ星、なんてこともできるかもしれない。

 

7色の流星群が夜空を満たせば、それは自然の流星群をはるかにしのぐ美しさなはず。

人工流れ星ってだけで、軍事利用の噂がたったり、陰謀計画のネタにされそうだけどね…。

スカイキャンバス計画を推進する株式会社ALE(エール)のホームページはこちら!

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