ゴキブリとスリッパで考える人生の意味

「人生の意味」を考えてみる前に、まず”意味”ってやつをの意味を、ゴキブリとスリッパで考えてみよう。

ゴキブリにとってスリッパは、まったく何の意味もない物体だ。

スリッパは足のある人間にとってだけ意味がある存在。人間が作り出したのだから当然だ。

つまり意味が成立するには、意味を感じる存在（＝ゴキブリor人間）と意味を与える存在（＝スリッパ）という2つの存在が必要になってくるわけだ。

（そしてときに、”スリッパを持った人間”はゴキブリにとって恐ろしい意味を持つことになる）

では、それを踏まえたうえで人生の意味ってやつは？

人生に意味を持たせるには、それを意味があると感じる他人が必要な気がする。

「おれの人生なんて何の意味もない…」

なんて考えちゃうのは当然で、自分の人生について、自分自身が意味を感じることはできないんじゃないかな。

スリッパがスリッパ自身に意味を感じることができないように。

だからもし意味のある人生を送りたいと思うのなら、自分ではなく誰かにとって意味のある人生を歩むのが一番手っ取り早いだろうね。

もちろん、意味があるとか、意味がないとか、そんなものにとらわれないで生きるのが一番だけど。

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