オカルト

新型コロナウイルスの出現を示唆した予言者・占い師・未来人はいるのか?

今現在、世界は第二次世界大戦以来の危機に見舞われている。

言うまでもなく、世界的な新型コロナウイルスのパンデミックが原因だ。

いつ収束するのかもわからないし、恐らく今後の世界は経済活動や文化が大きく変わるきっかけにもなるだろう。

この2か月で、私たちの暮らしは一変しました。

楽しみにしていたライブが中止となった。友達との飲み会が取りやめになった。行きたいところに行けない。みんなと会えない。

かつての日常は失われました。

新型コロナウイルス感染症に関する安倍総理の記者会見の言葉が重くのしかかる。

 

まさに世界の、そして人類の一大事!!!

 

…そこでふと気になるのが、この大事件を予言した人はいるのかってこと。

世の中にはたくさんの予言者や占い師や未来人がいるけど、2020年のパンデミックを警告している人はいたのか、調べてみた。

「2020年の大予言」はコロナウイルスに言及していたか

オカルト雑誌ムーの2020年2月号では「2020年の大予言」という特集が組まれ、数々の専門家が2020年を占っていた。

はたしてコロナウイルスのパンデミックは示唆されていたのか?

占い師や予言者たちの言葉をシンプルにまとめてみた。

大石眞行(断易)

  • 2月~3月に関東以北の太平洋側で地割れなどの災害
  • 8月~9月にかけて西日本太平洋側で情報網の寸断による災害
  • 娯楽系の産業が元気になるが2020年に限ったブームになる。
  • 経済界の超重要人物が失脚する
  • 政治では破壊と再生が進む
  • 空き屋、廃屋に対する強制的な整備が始まる
  • オリンピックをめぐり、大きなスキャンダルが発生する。
  • 11月、日本に被害が及ぶような周辺諸国の問題が発生する。
  • 「いつも話題になる国」は勝手に自滅する。

小野十傳(奇門遁甲術)

  • 地震、火山噴火、火災、水害、竜巻、何が起きも不思議ではない。特にに関東と北海道。
  • 時期は3月~6月、12月。
  • 中部地方と九州は春から夏にかけて豪雨と地震
  • 政治の素人が日本を踏みにじる
  • 外食より家で食事をとる方向へ。
  • 老舗の倒産や貧富の差の拡大。
  • オリンピックは大失敗し、隣国から嘲笑される。
  • 飛行機事故の暗示。
  • 芸能界やスポーツ界の薬物汚染が日常化。
  • 温暖化の影で利権や核や宇宙開発が静かに進む
  • キャッシュレスに絡む犯罪で少年少女のグループが世界を戦慄させる

小林世征(サイキック)

  • 九州の宮崎から鹿児島にかけての地域、秋田、青森は台風と水害に注意。北海道南部にも水害の気配がある。
  • 秋田、北海道北東部、三重県、奈良県南部、和歌山、山梨、神奈川は大地震に警戒した方がいい。
  • 首都圏直下型地震は起きない。
  • 自民党が政権を握り続ける。
  • 日本経済はわりと大丈夫。東京オリンピック以降は緩やかに下降する。
  • 宝くじの当選金がもっと上がるかもしれない。
  • 冬の寒波が例年より早く訪れる
  • 九州あたりで大きな飛行機事故が起きる。
  • 東京オリンピックは短期的に利益はあるが、長期的には̠マイナスの方が大きくなりそう。
  • 日本が得るメダルは最大で18個くらい。
  • アフリカで疫病が流行し、ヨーロッパにも飛び火するが、日本には入ってこない。
  • トルコを中心に、民族間紛争や石油問題がヒートアップする。
  • フランスは国内トラブルで国が割れる。
  • インド、スリランカ、バングラデシュで津波の被害が発生する。
  • アメリカ大統領はトランプが再選する

高橋桐矢(ジオマンシー)

  • 台風、長雨による河川の氾濫、浸水被害、土砂崩れ、地震による津波の可能性もある。特ににしにほん。
  • 政治では女性が活躍する。
  • 景気は悪くない。東京オリンピックが終わる秋口まではプチバブル。
  • 弱者である少女が被害者となる事件が増える
  • 世界的な自然災害や事件の心配はない。
  • イギリスのEU離脱がまたも延期になる
  • 中国や韓国との関係が改善する
  • トランプが再選する

ヘイズ中村(トート・タロット)

  • 小、中規模の火山爆発
  • 地震は震度5程度で収まりそう
  • 人口の土地が被害を受ける
  • 自民党政権は揺るがないが、首相は夏か年末に替わる。
  • 経済は大企業は良いが、一般大衆の収入は下がり気味に。
  • 外国運は良いので貿易関係は順調。
  • オリンピックは大過なく開催できる。
  • 社会インフラに老巧化の危険が高まる。
  • 暴走車による事故が多くなる。
  • 民族間の対立、社会格差、テロ、環境破壊などが悪化していく。
  • 日照不足による世界的な不作で小麦の輸入が困難になる

村松潔(西洋占星術)

  • 自然災害は起こり続けるが、それが地球にとって健康なことだ。
  • 政治では女性の力が重視される。
  • 経済はキャッシュレス化が進み、税金は上がり続ける。
  • 軍事産業が盛り上がる気配がある
  • 食糧問題に関するトラブルが起きやすい
  • 医療関係では画期的な改善策が多く出てくる
  • 日本が世界の国々との連携と調整に力を使う
  • 自然災害が増え、紛争も増加する

やましたやすこ(数秘術)

  • 台風の大型化で被害が出る。九州~四国全域、東海地方が要注意。
  • 北海道~北関東にかけて、11月以降極端な寒冷源正。
  • 沖縄~南西諸島でM6.0以上の大型地震が発生する。
  • 国内消費は冷え込むが、オリンピックの影響で大都市のみ一時的に景気が良くなる。
  • 多数のM&Aが協議され話題になる。
  • オリンピック期間中は台風シーズンで、水辺で開催される競技でトラブルが付きまとう。
  • 福島原発のお潜水が海洋へ放出され、近隣の水産業に壊滅的なダメージを与える。
  • 北の国々で極度の大雪と寒冷。
  • 南アメリカ南部とオセアニアでも慣例と乾燥が予測される。
  • インド北部やアフリカ南部でも寒冷現象がおき、多くの死者が出る

ゲッターズ飯田の2020年占い

当たると評判の占い芸人ゲッターズ飯田氏。

彼の2020年の占いでは、パンデミックによる大混乱が予測されていたのか…?

2020年は子(ね)年。干支(えと)のスタートの一年になります。実は20年は、価値観ががらりと変わる大転換の年で、今までいいとされてきたものや通用してきたものが、そうではなくなります。

具体的には、土地やお金などよりも、目に見えないものや、はかなく消えていくものに価値が見いだされるようになります。大手企業なら安心という昔ながらの価値観はさらに揺らぎ、倒産する会社もありそうです。大手新聞社も例外ではありません(笑)。

参照元:ゲッターズ飯田「2020年は価値観の大転換が起こる年」

  • 価値観がガラリと変わる大転換の年になる
  • LGBTQのようなマイノリティが社会で認めやすくなる
  • 庶民的なものが好まれる社会になる
  • 土地やお金よりもはかないものへの価値が高まる

未来人は新型コロナウイルスを予言したのか?

いわゆる「未来人がネットに登場して未来を語る」というフォーマットは、おそらく2000年にアメリカのネット掲示板に登場したジョン・タイターが最初だろう。

ジョン・タイターは2036年からやってきたタイムトラベラーで、IBM5100という古いコンピュータを手に入れるためにこの時代に来たという。

タイムマシンの設計図を公開したり、すごくリアリティのある未来人であった。

 

これをきっかけに日本でも「自称未来人」が溢れることになる。

 

とはいえ、全員が全員ニセモノとは限らない。

ひとりくらいは本物が紛れていて、新型コロナウイルスについての示唆を残したのでは…?

と思い調べてみたのだけれど、数ある未来人の中でウイルスによるパンデミックを予言した人はひとりもいなかった。

おそらく違う世界線からやってきたか、或いはただのウソであったのだろう。

占いや予言の内容からわかること

というわけでまとめると、2020年に新型コロナウイルスで世界中が大混乱に陥ることを予言していた人はいなかった。

2020年のパンデミックは未来人、予言者、占い師、だれもが予測できなかった自体ってわけだ。

 

今回まとめてみた予言や占いの内容を読むと、面白い事実に気付く。

結局のところ、占いや予言はその時点で予測できることや想像の範囲内のことしか語られていないのだ。

日本は地震や火山や自然災害が多いから、それに関する予言は多い。けど、医学の発達した現代にパンデミックが起きるなんて誰も想像もできなかった。だから、そんな予言もないってわけだ。

 

東日本大震災の後に「大地震の夢を見ていた!」なんて予知夢の報告も多数上がったが、ウイルスによるパンデミックの予知夢を見たなんて話も聞いたことがない。

 

オカルト好きとしてはとても残念だけれど、未来人とか予言とか占いとか、まったく当てにならないってことなのだろうね。

関連記事:2020年に新型コロナウイルスの発生を予言したシルビア・ブラウンが見た未来の世界とは?

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