2017年3月1日に福島で空から謎のバルーンが落下した!!
そしてこれが騒ぎになり新聞にも取り上げられた。
そのバルーンには「作動していないタイマー」や「水色の液体」が入ったビニール袋が取り付けられていたという。
タイマー!?
液体!?
何らかの爆弾テロかッ!!??
そう思ってしまうかもしれないが、その水色の液体はただのジュースであるかもしれない。
謎のバルーンと水色の液体の正体を考えてみたい。
謎のバルーンの正体は韓国のプロバガンダ(政治的な宣伝)
福島県警は1日、二本松や伊達など県内4市町で不審な筒状のバルーンを相次いで発見したと発表した。
昨年9月以降、韓国から北朝鮮に向けて飛ばしたとみられるバルーンが秋田、山形両県など各地で見つかっており、県警は同様のバルーンとみて調べている。
(中略)
バルーンには、ローマ字で「M」や「H」と表記された作動していないタイマーや水色の液体が入ったビニール袋が取り付けられていた。
参照元:不審バルーン、福島県内4市町で発見 県警『すぐ通報を』(福島民友)
福島県に落下した謎の風船は、韓国が北朝鮮に向けて飛ばした風船である可能性が高い。
警察が現場で青色の液体を簡易検査したところ、毒性はなく人体にも影響がないことがわかったという。
この風船にはたくさんのチラシが括り付けられていたと考えられ、韓国から北朝鮮に向けたプロバガンダのひとつと考えられている。
北朝鮮向けビラ(きたちょうせんむけびら)は大韓民国の拉致被害者家族会や自由北朝鮮運動連合などが北朝鮮に向けて風船などで散布しているビラである。
2003年からは、自由北朝鮮運動連合をはじめとする脱北者関連の民間団体が毎年200万–300万枚のビニール製のビラを水素ガスでふくらませた12–15メートルの大型のビニール風船に吊るし北朝鮮に飛ばしている。大部分は黄海道や江原道に落下するが、気象条件により平壌よりも先へ飛んでいくこともある。
参照元:北朝鮮向けビラ(wikipedia)
このような風船を利用したプロバガンダは、2003年頃より始まっているようだ。
今回福島に落ちてきた風船以外にも、風向きの影響で日本にたどり着いた風船がたくさん確認されている。
謎の巨大風船が各地で発見されている。括り付けられた袋の中には、インスタントラーメン、DVD、1ドル紙幣が入っていた。東北地方に多く、青森、秋田、山形、宮城、北関東の茨城、静岡・磐田市でも発見されている。山形県天童市ではガスマスクを付けた県警機動隊の化学班が出動し、一時は立ち入りが規制される騒ぎになった。
参照元:日本各地に謎の巨大風船!インスタントラーメンと北朝鮮・金正恩手配書くくり付け(あさチャン!)
北朝鮮に向けた風船には、たくさんのビラとタイマーが装着されていて、ある程度の時間が経過するとビラが散布されるようにできているという。
空から降ってきたビラを北朝鮮の人民が読むことで、北朝鮮の酷い状況を理解してもらおうという試み。
ビラ以外にも、お腹を空かした北朝鮮の人たちのため、インスタントラーメンやチョコパイなどのお菓子も一緒に飛ばすこともあるようだ。
水色の液体の正体は?
水色をしたジュースは韓国で広く販売されているという。
もしかしたら水色の液体の正体は、風船に括り付けられたお菓子の中に入っていたジュースなのではないだろうか?
①韓国から放たれた風船が、風向きで日本の方までやってくる。
②タイマーが作動し、途中の日本海にビラやお菓子が全部落下してしまう。
③だけど、何らかの理由でジュースの中身がこぼれて残ってしまう。
④水色の液体だけが残された、不思議な風船の残骸が日本に落下する…。
「水色の液体とタイマーだけが残された風船」は、このような経緯をたどった可能性がある。
もちろん「水色の液体は水色のジュースである」というのはあくまでも推測に過ぎない。
もし自分の家の庭先に青い液体の入った風船が落ちても、「うほっ!のど渇いてたんだ!ちょうどいいや、飲んじゃお!!」なんて飲んではいけない。
もちろん触ってもいけない。近寄らずに、速やかに警察に連絡するべきだろう。
それは韓国から飛んできた風船ではないかもしれないし、毒性の強いなんらかの危険な液体かもしれないのだから!!