自己啓発

幸せになるために!自分の感情をコントロールするための3つのポイント

2015年2月16日

自分の感情はままならないものである。怒り、悲しみ、喜び、楽しみ、どれ一つとして自分でコントロールするのは難しい。

しかし出来ることなら、そういった感情を自分の支配下に置き、やる気を引き出したり、ネガティブな感情をポジティブに変えたりしたい。それが出来たなら、もっと生きやすくなるのではないか?

完全にコントロールするのは難しいかもしれないが、自分の感情を変える為の3つのポイントを紹介しよう。

自分の感情をコントロールするための3つのポイント

①身体の使い方

身体と心というのは、人が思っている以上に密接に関係している。

 

立ち振る舞いと性格は相関関係にある。その人の身体の使い方を見ると、その人の内面まで見えてくることは実際に体験しているはずだ。

猫背で、動作がノロノロしていて、いつも俯いている…そんな人は暗くて引っ込み思案な人、なんてね。

 

ここで重要な考えを提起しよう。

 

引っ込み思案な性格だから猫背になる、というのが一般的な考え方だが、その発想は逆転したとしても真になる。

つまり、猫背になると引っ込み思案な性格になる、というもの。まあ、例えばの話だけど。

そんな馬鹿な!と思うかもしれない。しかし真実だ。

鬱の治療に軽運動がある。リズミカルな軽い運動、例えばウォーキング等は鬱に対して実際に効果があるのだ。鬱とまではいかなくても、暗い気分の時に身体を動かすと気がまぎれる。このように体を動かすこと、身体の使い方は、その精神状態にフィジカルな影響を及ぼす。

 

「笑ってばかりいる人は、ストレスもなく幸せな人」なのではなく「笑っているからこそ、ストレスがなく幸せ」なのだという考え方。

 

マイナス思考的な考え方はおいそれとは変えられないかもしれない。しかしフィジカルな要素である「身体の使い方」は次の瞬間から意識することで変えられる。

堂々と胸を張り、笑顔で、大股に歩く。

これだけで無意識に問答無用に、精神にポジティブな影響がでるのである。

②言葉の力

日本には古来「言霊」という言葉がある。「言葉には神が宿る」コトバにはすさまじい力があることを、人は昔から知っていたんだ。

言葉は相手に思いを伝えるツールである以上に、自分自身の自己暗示にもなっている。だから使い方には気を付けなきゃいけない。

人の悪口を言った場合、その言葉に一番影響を受けるのは悪口を言った相手ではなく、自分の深層心理なのだ。

道徳的に言ってしまえば「悪い言葉を使わないで、良い言葉を使いましょう」ってことになる。しかしそれだけじゃあ、当たり前の考え方。ちょっとだけ、言葉の使い方にはコツがある。

「潜在意識は文脈における肯定や否定を感知できず、言葉の意味をそのままを受け取る」という話を聞いたことがある。つまり「言葉はダイレクトに脳に入ってくる」という事。

これはとても大事な考え方だ。

「ラーメンのことを思い出すな」と言ったとして、脳は「思い出すな」と考える前に「ラーメン」の事を考えてしまう。潜在意識は否定も肯定も通り越して、そのままの意味を、イメージを感じてしまう。

 

戦場に旅立つ夫に、まだ結婚したばかりの幼な妻が声をかける。

「絶対に死なないで!!」

痛々しくも感動的なシーンだが、この幼な妻は言葉の使い方を間違っている。正しく使うと…

「絶対に生きて帰ってきて!!」

となる。違いが判るだろうか?

 

ネガティブな言葉を使うと、ダイレクトに悪い影響を受ける。もちろん、周りの人間が言っているのを聞いていてもだ。

誰かの悪口ばっかり言ってる人や、仕事の愚痴ばっかり言っている人とは距離をとった方がいいかもしれないし、自分がそうならないように気を付けるのも大事。

なるべく日常生活ではポジティブな言葉を使うよう心がけよう。

③焦点の力

有名な話に「コップに入った半分の水」の話がある。これが焦点の力を端的に示している。

コップに入った半分の水の「水」と「不足している部分」のどちらに焦点を当てるか?

水に焦点を当てたのなら「やったぜ!半分の水入ってる!!」

不足に焦点を当てたのなら「半分しか入ってないよ~」

 

詭弁に聞こえるかもしれないが、これも自分の感情をコントロールする際にとても重要な考え方だ。

ネガティブな発想というのは自分の状況で「不足しているもの」に焦点を当てている状態だからだ。

もちろんそんなに簡単に焦点を変えられるもんじゃない。「息がすえるし、息が吐ける。空気が美味い!最高だぜ!!」という聖人の領域に達するのは難しいだろう。

だけど、焦点をコントロールする最初の第一歩は「認識する事」である。

いま自分がネガティブになっているのは、足りないものや、未熟な部分、不幸な過去などに「焦点を当てている」という事実があるから。

出来なくてもいい「もっと違う部分に焦点を当てられないだろうか?」それを認識をするだけで、少しずつ少しずつ事態は変わっていくのだ。

 

君は次の瞬間には幸せになっている!!

まとめてみよう。自分の感情をコントロールするには…

①身体の使い方

②言葉の使い方

③焦点の当てる場所に気を付ける

身体の使い方は、特に笑ったりするのが効果アリ。演技で笑ったっていい。言葉はネガティブな言葉をポジティブに表現するよう心がけよう。そしてなるべく物事の良い面をとらえる練習をする。

以上の事を総合し、複合的かつ相乗効果的な幸せになれる行為を考えてみた。さあ、瞬間的に幸せになれる方法をレクチャーしようではないか。

 

まずは周りにぶつかるもののない、少しだけ広い場所に立とう。

①無理やりにでも素晴らしい笑顔を作り反復横跳びを始める。(身体の使い方)

②反復横跳びしながら「ヨッシャァァァーーっ!!最高だァーーーーッ!!!」と叫ぶ。(言葉の使い方)

③反復横跳びできるくらいは健康であること、そして世界人類に平等に降り注ぐ太陽の光と頬を撫でる風に感謝する(焦点の使い方)

 

「フッ…なにをバカな…」

君はそんな言葉にもならない冷笑を浮かべるだろうか?

信じられないならばやってみるがいいだろう。この行為を3分間続けた後には、汗だくの身体には本物の笑顔が浮かび、眼前には今まで目にしたことのない新しい世界が広がっていることだろう。

 

ちなみに上記のような馬鹿げた行為と似たような事は、新興宗教団体でも自己啓発セミナーでも行われているはずだ。これらの方法で他人の気持ちのコントロールする方法もある。気を付けて欲しい。

 

 

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