ぷるるる…
あ、電話だ。
「もしもし」
(…)
「もしも~し!どちら様ですか?ご用件は?」
(パパ…)
「もしもし、ご用件は?」
ガチャ!プープープー…
電話口からは不気味な少女の声。
電話は突然切れてしまい、いったい何の要件だったのかわからない。
不思議に思っていると、しばらくしてまた電話が鳴り始める。
恐る恐る受話器を取ると、やはり無言電話…。
その後、ラーメン屋は場所を転移し、電話番号も変わった。
これで安心…
とおもいきや、その不気味な無言電話は新しい電話番号にも着信し続けたという。
そんな不思議な電話が1日に何度も頻発するという、奇妙なラーメン屋が、町田市にある「パパパパパイン」だ。
今回はそんなオカルトスポット「パパパパパイン」のラーメンの味と無言電話の秘密を紹介したい。
ここはラーメンにパイナップルのテイストを加えた、とても珍しいラーメン屋。
ラーメンとパインなんて合うのか??
ちょっと不安に思うかもしれないけど、食べてみると違和感なく美味い。
パイナップルの酸味や甘みがラーメンの味と調和し、意外にも引き立てあっている。
ただ味付けが少ししょっぱすぎる。
まあ、これは好みなのだろうけど。
とにかく町田に行く機会があるのなら、ぜひとも一度は食べてみて欲しい味だ。
さて、では謎の電話の話に戻ろう。
なぜこのラーメン屋では不気味な無言電話がなんどもかかってくるのか?
その理由はgoogoleの音声認識機能なんだとか。
こどもがスマホをいじっていて「パパ!パパーー!!」と叫んだりすると、それを音声認識してしまいパパパパパインに勝手につながっちゃうんだとか。
たしかにそんなことが起きる確率は低いかもしれないけど、日本全国のご家庭の数を考えれば、なんどもかかってくるのもうなずける。
恐ろしい無言電話の正体は、スマホの音声認識システム。
新しい技術はわたしたちに利便性だけではなく、恐怖や不思議体験すらも与えてくれるみたいだ。