- 大気汚染のひどい地域の人はうつ病や不安障害のリスクが高い。
- 大気汚染の栄養は男性の方が強くみられる。
- 大気汚染物質が脳に悪影響を及ぼす可能性が指摘されている。
米医師会が発行する精神医学専門誌「JAMAサイキアトリー」に1日付で発表された最新の研究によると、粒子状物質(PM)や二酸化窒素(NO2)、一酸化窒素(NO)など複数の大気汚染物質に長期間さらされた人は、うつ病と不安症状のリスクが増していた。
PM2.5濃度と不安障害リスクの相関関係は、女性より男性に強くみられた。
この研究で相関関係の理由までは特定できないが、これまでに実施された研究で、大気汚染物質にさらされると中枢神経系が影響を受け、炎症を起こしたり細胞が損傷したりすることが分かっている。
一部の汚染物質では体内で有害物質が生成され、脳を保護するシステム「血液脳関門」を傷付けるために、うつ病や不安障害が起きるとも考えられている。
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