社会

自己肯定感が低くて自己愛が強すぎる愛国者

コロナウイルスのPCR検査を訴えていた医師に対して、なぜか「反日だ!」「反政府だッ!!」と抗議の電話が多数寄せられたそうな。

 2月中旬ごろからテレビ朝日「モーニングショー」などに出演し、新型コロナウイルス問題の初期からPCR検査拡充などを訴えていた呼吸器疾患の専門医、大谷義夫医師が、3日のNHK「おはよう日本」で、番組取材に、デマが拡散し「政府批判」「反日」との抗議電話などが殺到したことを明らかにした。

番組では、大谷医師が2月中旬から民放の情報番組にPCR検査拡充や医療従事者への支援を訴えたが、3月に思わぬ事態が発生したと伝え、大谷医師は「テレビのコメントに対する抗議みたいな内容の電話が多数来て、何が起きているか本当に本当に分からなかった」と語った。

電話応対した妻が、1日に20件くらいの電話がきて、「政府批判」などと支離滅裂のことを言われたという。見知らぬ男性が乗り込んできたこともあったと明かした。

同時期にネット上で大谷医師に対するデマや批判が拡散されていたという。

大谷医師は「政権批判したつもりはまったくない。現場の声を伝えたつもり」とし、「医者でない方に現場の声を潰されたら、現場で実際に何が起っているかが全く届かなくなってしまうのは大問題。言論統制などあるわけないと思っていたので、これからの日本はどうなってしまうのか心配」と語った。

参照元:TVでPCR拡充訴えた大谷医師に「政府批判」「反日」不当抗議殺到…NHK取材に

PCR検査が必要なのか、それとも必要じゃないのかは、それぞれにいろんな意見があるだろう。

いろんな意見を出し合ってより良い結論をだせればいい。

それをわざわざ電話したり乗り込んできたり、あきらかにやりすぎなきがしますね。

てか、PCR検査したほうがいいっていう現場医師の意見が政権批判にはならないと思うんだけど。

 

それにしても、右翼的思想を持っている人の一部には明らかに「自己肯定感が低くて自己愛が強すぎる人」がいる。

 

「ありのままの自分」をそのまま受け入れられないから、「日本国民である自分」を強く愛する。

外国で日本が賞賛されると、まるで自分が褒められたかのように嬉しくなる。

日本が批判されると、まるで自分そのものが否定されたかのように強い怒りを覚える。

そんな一部の人たちがいろんなトラブルを起こしちゃう。

 

「愛国」や「右翼思想」を自分を愛するために利用している偽物の愛国者にはなりたくないものですね。

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