社会

2017年の優良国ランキングが発表!!日本、韓国、中国の順位は?

2017年9月2日

アメリカでも最も発行部数の多い雑誌のひとつ「USニューズ&ワールド・レポート」が、2017年の優良国ランキングを発表した。

このランキングはその国の文化や伝統、世界への影響力、生活の質などを複合的に数値化して導き出したもの。

はたして、日本な何位にランキングされているのだろうか??

総合優良国ランキング・ベスト10!!

まず最初に、総合優良国ランキングを紹介しよう。

総合優良国ランキング・ベスト10

1位:スイス

2位:カナダ

3位:イギリス

4位:ドイツ

5位:日本

6位:スウェーデン

7位:アメリカ

8位:オーストラリア

9位:フランス

10位:ノルウェー

参照元:Overall Best Countries Ranking(USニューズ&ワールド・レポート)

ベストテンの中で日本は、アジア勢では唯一のランクインとなった。

ちなみに韓国は総合23位、中国は総合20位にランキングされている。

 

このランキングは主に9つの指標を数値化し、それを総合して作られている。その9つの指標の内容は下記となる。

Adventure(冒険):旅行に行けば新鮮で面白い体験ができる魅力ある国

Citizenship(市民権):基本的人権、男女平等、宗教の自由などが保証された国

Cultural Influence(文化的影響):自国の文化が世界への影響度

Entrepreneurship (起業家精神):起業家を支援したり、ビジネスがやりやすい環境

Heritage(遺産):芸術、建築、料理、文化など、歴史的な遺産の魅力

Movers(成長):今後成長が見込める国

Open for Business(ビジネスのやりやすさ):法人税や人件費、法律などを鑑みたビジネスのやりやすさ

Power(パワー):政治的、軍事的なパワー!

Quality of Life(生活の質):教育、雇用、健康、政治的安定、自由、その国の総合的な生活の質。

 

それぞれの指標について、日本、韓国、中国の内容をもう少し詳しく見ていこう。

日本:総合5位

冒険:39位
市民権:18位
文化的影響:6位
起業家精神:2位
遺産:13位
成長が見込める:5位
ビジネスのやりやすさ:23位
パワー:7位
生活の質:13位

日本は意外にも「起業家精神」が2位にランクインしている。優れたインフラ、洗練された教育、優秀な労働者、革新的技術などが評価されたようだ。

にもかかわらず、ビジネスのやりやすさは26位。これは市場の規制緩和がまだまだ足りないということみたい。

アニメ・漫画に忍者、サムライを世界に発信する「文化的影響」は、6位より上でもよかったのでは?ちなみに文化的影響ランキングは1位イタリア、2位フランス、3位アメリカ。確かに負けてるかも…。

中国:総合20位

冒険:59位
市民権:40位位
文化的影響:22位
起業家精神:16位
遺産:10位
成長が見込める:4位
ビジネスのやりやすさ:45位
パワー:3位
生活の質:20位

中国で目を引くのは、やっぱり3位にランクインしている「パワー」だろう。これは単純な軍事力だけではなく、政治的な影響力も加味してある。1位はアメリカ、2位はロシア、そして3位が中国。う~ん、スゴイ!!

 

韓国:総合23位

冒険:67位
市民権:26位
文化的影響:31位
起業家精神:13位
遺産:44位
成長が見込める:17位
ビジネスのやりやすさ:30位
パワー:11位
生活の質:25位

韓国には特筆すべきところはないものの、欧米諸国ばかりのランキングでは数少ないアジアの強国だ。

北朝鮮とは休戦中で実は終戦はしていない。そのため、パワーが11位と一番高くなっている。

まとめ

というわけで、日本は優良国ランキングの総合5位にランクインできたわけだ。去年は総合7位だったので、2つもランクアップしているということになる。

といってもまあ、これはあくまでもUSニューズ&ワールド・レポートが作成したものなので、お遊び程度に楽しんで欲しい。

ランキングの詳細や、詳しい判断基準については元記事の方を読んでみよう!!→https://www.usnews.com/news/best-countries/overall-full-list

 

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