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ホワイトチョコレートの白色を作る塩化チタンが身体に悪い!?その理由と有効な利用法について。

2016年2月2日

ホワイトチョコレートが身体に毒になる!!?

そんな恐るべき研究結果が発表された。

その研究内容と、なんでホワイトチョコレートが身体に悪いのか、その理由を紹介しよう。

ホワイトチョコレートが身体に悪い理由

まずは、ホワイトチョコレートがどの様に作られるかの基礎知識を。

普通のチョコレートはカカオ豆から出来ている。そのため、カカオの持つ本来の苦みを楽しむことも出来る。対してホワイトチョコレートは、カカオ豆のなかから油脂分(ココアバター)を抽出し、それだけを主成分として作られている。普通のチョコよりも苦みがなく、甘くまろやかな口当たりを持つのが特徴だ。

では、なぜホワイトチョコレートが健康に悪いなんて研究結果がでてきたのだろうか?

ホワイトチョコレートの酸化チタンがヤバい!?

東京理科大学薬学部ナノ粒子健康科学研究センター長の武田健教授らのグループが、酸化チタンのナノ粒子が次世代の脳神経系や生殖系にも悪影響を与えるということをマウスの実験で明らかにしたのです。

(中略)

酸化チタンは食品添加物にも指定されており、ホワイトチョコレート、白ワイン、和菓子などで白色を出すために使われています。

参照元:Business Journal ホワイトチョコや白ワインは人体に危険!日焼け止めクリームは胎児に危害!

動物実験の結果、とんでもなく小さい粒子が身体に悪い影響を与えるという事実が判明した。

粒子というのは”サイズが小さければ小さいほど高い毒性を発揮する”というのだ。

ナノ粒子である塩化チタンは、綺麗な白い色を作りだす着色料としてホワイトチョコレートに使用されている。たしかにカカオバターは白いけれど、カカオバターだけであんなに綺麗な白色にならないだろう。

塩化チタンは白いペンキにも使われている成分ってんだから、身体によさそうには思えない。

塩化チタンはナノ粒子って呼ばれるくらい粒子が小さく、そのために身体に悪影響を及ぼす可能性があるらしい。

ホワイトチョコレートを食べるメリットはあまりない!?

塩化チタンをどれくらいの量、摂取すれば影響があるのか?本当に悪影響があるのか?

ナノ粒子が身体に悪影響を及ぼすという研究結果が発表されたわけだけど、まだまだ研究の必要がありそうだ。

少なくとも普通に食べる量のホワイトチョコレートくらいなら、健康被害なんてまったく考えなくていいんじゃないだろうか。

 

とはいえ、塩化チタンとは関係なく、ホワイトチョコレートはあまりオススメできない。

なぜならホワイトチョコレートにはカカオポリフェノールがほとんど含まれていないからだ。

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは抗酸化作用が強く、いろんな健康効果があることは、このサイトでも何度か取り上げている。

チョコレートの主成分であるカカオには、精神的にも肉体的にも様々な健康効果がある。

だけど、ホワイトチョコレートにはこれらの効果は期待できない!

どうせ食べるなら、美味しくて健康にも良いチョコレートの方がオススメだ。

ホワイトチョコはセクハラおやじに!

チョコレートほど健康によいわけではなく、むしろ含まれる塩化チタンが身体に悪いかもしれないホワイトチョコレート。

特別に好物でない限り、あえて選択する必要もないお菓子であろう。

だけど、ひとつだけ有効利用できる可能性がある。

それは”バレンタインデー”だ。

普段セクハラばっかりやってくるエロいおっさん上司に、ホワイトチョコレートをプレゼントしてはどうだろうか?

ホワイトチョコレートに含まれる塩化チタンによって、生殖系にダメージを与える事が可能だ。

ひょっとしたら、そのセクハラ行為が鎮静化する…かもしれない!

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