南極の海で目撃された不気味なUMA(未確認動物)の”ニンゲン”を知っているだろうか?
ニンゲンは日本の調査捕鯨船の乗組員が南極で目撃したという謎の生命体。
魚か鯨のような胴体に、まるで人間のような顔と手。全長は数十メートルにも及ぶという。
その不気味なフォルムから”ニンゲン”と呼ばれている。(同様のUMAは北極でも目撃されており、そちらの方は”ヒトガタ”と呼ばれている)
ニンゲンの正体は何なのか?
地底人だとか、鯨と見間違えたとか、いろいろといわれているけど、その正体は不明。
しかし驚くべきことに、ニュージーランドの沖合でニンゲンの正体かもしれない謎の巨大生物が発見された!!
その画像と共に、その巨大生物の正体に迫ってみよう
ニンゲンの正体!?謎の巨大生物パイロソームとは?
その謎の巨大生物は、ニュージーランドの沖合で偶然にもダイバーが遭遇し、撮影に成功した。
その画像がこちら。
この謎の生命体の全長は約8メートル。
白っぽい表面で、ときおり震え、脈動しながら、ユラユラと海中を漂っている。
何となく”ニンゲン”っぽく見えないだろうか?
例えば、夜の海でこんな不気味な巨大生物を目撃したとしたら、UMA(未確認動物)と勘違いしてもおかしくない!!
この不気味な物体が海中を漂う動画がこちら。
う~ん…
気持ち悪いッ!!!
この奇妙な巨大生物の正体は何なのだろうか?
パイロソームはバクテリアの集合体
この白くて不気味な生物の正体は、数十万ものバクテリアで構成された”パイロソーム”という生物。
パイロソームはブヨブヨした身体を持ったチューブ状の生命体で、小さなプランクトンがたくさん集まって構成されている。
一応”ホヤ”の仲間とされるが、その実態は謎に包まれている。
しかもパイロソームは発酵バクテリアがコロニーを形成してできており、夜の海ではうっすらと輝いて見えるという。
自ら光り輝くからこそ、パイロ(火)ソーム(身体)という意味の名前なのだ。
ダイバーがこの奇妙な生命体を発見したのは、ニュージーランドから48キロも離れた海域。
パイロソームは本来、手のひらサイズくらいしかない。
だけどこの海域は栄養が豊富にあったため、これほどまで規格外に巨大化したのではないかといわれている。
こんな姿形で、しかも夜に光るなんて、不気味すぎる!!
もし、こんなヘンテコな生命体を夜の海で目撃し…
しかもそれが蛍光塗料のようにうっすらと光り輝いていたとしたら…
もし私がスキューバダイビングをしている最中に、こんな不気味な物体があらわれたら、パニックを起こして溺れ、そのまま海の藻屑となっていることだろう。
…スキューバダイビングなんてやったことないけど。
とにかくニンゲンを目撃した調査捕鯨船の船員さんは、不気味なパイロソームの一種を見間違えた…のかもしれない!!