あの地震予知の専門家村井利治教授が、またもや驚異の予測をしている。
東日本大震災以降最大のレベルで、南関東に地震発生の危険が迫っているというのだ。
その話、本当なのだろうか?
村井教授の地震予測で危険度MAX状態に!
異例の出来事だ。震度5以上の地震を本誌で幾度も的中させてきた村井俊治・東大名誉教授の「MEGA地震予測」が創設以来初めて南関東の警戒レベルを最大に引き上げた。
「近いうちに大地震が起きる可能性が高いと考えられます」村井氏
参照元:週刊ポスト2015年8月21・28日号
村井教授の主催するMEGA地震予測は、その地震予測にかなりの実績を持っている。2014年に発生した震度5以上の地震はすべて事前に予測していたというのだ。2015年においても、抜群の的中率を誇っている。
そんな村井教授であるが、様々なデータを分析したところ、関東を大地震が襲う危険性が飛躍的にアップしているという。
特に南関東がヤバいらしい。MEGA地震予測は2013年2月の創設以来、初めて南関東の警戒レベルを最大に引き上げた。
南関東を含めて、関東のどこが揺れようとも、地盤のゆるい首都圏は甚大な被害を被るというのだから怖い!
今年は去年にもまして日本が揺れている
今年は昨年に比べても地震が多い。
2014年を通して震度5以上の地震は合計8回発生している。しかし2015年は7月末の段階で、震度5以上の地震が9回。すでに去年の地震回数を上回っているのだ。
さらに日本中で活性化する火山活動。
- 箱根山
- 浅間山
- 鹿児島県・トカラ列島宝島沖海底火山
- 北海道・雌阿寒岳と十勝岳
- 蔵王山
ほとんどすべて、今年になって火山活動が活発化したり、警戒レベルが引き揚げられたりしている。
さらに当サイトでは2015年5月30日小笠原諸島西方沖での深発地震が大地震の前兆であり、9月11日に地震がくるのではないか?と予測した記事を書いている。
なんともかんとも居心地の悪い状況になっている。
地震はいつごろ来るのだろうか?
週刊ポストの記事では、いつごろに地震が起きそうといった時期までは明言されていない。
ただ、地震の危機が高まっているのは確かなようだ。
それにしても、村井教授と言えば「今年の3月くらいまでには東海大地震が起こる!」と予測していたような…。
今のところ東海大地震はやってきていないようだ。
今回の発表も、村井教授のお騒がせな予測に過ぎないのか?
それともホントに近いうち、南関東に地震はやってくるのか?
もし地震が起きないとしたらお騒がせな話だが、いつか必ず来るであろう大地震への注意喚起としては十分。
常に大地震への危機感を持って、備蓄なり用意をしておく為には、数か月に一度くらいは大地震が来る予測があってもいい。
果たして今地震が起きたら大丈夫なのか、自分の備えを見直すいい機会になるだろう。
今年の日本は本気を出している、そう思うのは私だけだろうか?