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歴史に突然現れて人類最古の文明を築いた、謎の民族シュメール人の正体とは?

2018年8月27日

人類の歴史に忽然と現れ、最古の文明を築いたシューメル人。

シュメール人がどこから来たのか?

なぜ高度な技術を有していたのか?

未だにその回答は得られていない。

 

シュメール人は謎多き民族なのだ。

 

そんなシュメール人の神話では、「人間はアヌンナキと呼ばれる神々の集団によって創造された」という伝説がある。

一説にはアヌンナキは、地球にやってきた宇宙人であるとかないとか。

シュメール人はなぜこんなにも高度な文明を築き上げることができたのだろうか?

最も古い文明を築いた謎の民族

誰もが歴史の授業で習ったであろう四大文明、覚えているだろうか?

メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明の四つだ。

この四大文明の中でも、最も古くから栄えていたのがメソポタミア文明。

メソポタミア文明はその歴史上、様々な民族が栄え滅んできたが、その初期にメソポタミア文明の礎を築いたのがシュメール人だ。つまり、人類で初めての文明を作り上げたのがシュメール人といっていい。

実はこのシュメール人はどこからやってきたのか、その民族的なルーツが不明な謎の民族なのだ。

 

元々メソポタミア文明の栄えたチグリス・ユーフラテス川周辺では、紀元前1万年前から人類が生活していた。

そこでは、狩猟と採集の生活から脱し、牧畜と農耕を主体とした生活になっていたものの、まだまだ文明と呼べるものではなかった。

そんな中、紀元前3000年~4000年くらいにシュメール人が突然現れる。彼らはそこに住んでいた民族のどの言語にも似ていないシュメール語を用い、高度な数学、医学、法律、鋳金技術を持っていたという。そうしてその未開の地があっという間に栄え、メソポタミア文明が誕生したのだ。

 

その後、シュメール文明は長く栄えるが、都市国家間の戦争や他国の侵略が繰り返され、シュメール人の都市国家は衰退していった。そして紀元前2000年頃にシュメール人国家は滅亡したのだ。

20万年の歴史を持つシュメール王名表の謎

古代メソポタミアの古文書に「シュメール王名表」というものがある。これは歴代の王朝をシュメール語で記してあるものだが、その内容がすごい。

最初に記されているエリドゥ王アルリムの在任期間が28800年!!

次のアラルガルが在任期間36000年!!

 

どんだけ長寿なのかと。

 

ざっと計算して、シュメール人の文明は紀元前20万年前までさかのぼることが出来るのだ。

それだけの歴史があるとするなら、高度な数学や天文学、金属加工の技術を持っていたとしても不思議ではないだろう。

シュメール人はアヌンナキによって創られた

シュメール人は驚くほど正確な暦の知識を持ち、日食や月食が起こるタイミングも正確に知っていた。

2万5920年かかって地球の地軸が円を描くという歳差運動(さいさうんどう)の周期すらも完璧に理解していたといわれている。

 

その他にも60進法の数学を確立したり、車輪の技術を開発したり、高度な医学や法律を持っていたり、青銅を作る技術を持っていたり、ワインやビールを作っていたりと、まさに存在自体がオーパーツ的な民族なのだ。

しかもシュメール文明の前に、その前身ともいえる文明が一切存在していない事、シュメール語の独自性や辿れない民族系統など、シュメール人の出自は謎に包まれている。

 

シュメール人自身は自らを「ウンサンギガ」(混ぜ合わせれた者)と呼んでいた。

シュメール人の神話では、人間は神々の集団「アヌンナキ」が自分のかわりに仕事をさせるために粘土からつくったという伝説がある。

さらに謎の神々アヌンナキは宇宙から地球にやってきたという説もあるのだ。

ひょっとしたら、大昔に宇宙人がやって来て、地球上の哺乳類のDNAを混ぜ合わせてできた存在が、シュメール人なのかもしれない。

 

シュメール文明は紀元前に中東で栄えたわけだけど、不思議なことに、遠く離れたアメリカの先住民ホピ族にもアヌンナキの伝説が伝わっているとされる。

ホピ族の伝説では、かつて世界は3回の滅亡を体験しているという。

第1の時代は火山の爆発によって滅んだ。

第2の時代は分厚い氷によって閉ざされて滅んだ。

第3の時代は大洪水が発生して滅んだ。

そうしてわたしたちは第4の時代に生きてる。

 

繰り返される時代の終わりに、ホピ族のひとたちは神から使わされた「蟻人間」に救われたという。

世界が炎に包まれた時も、氷に覆われたときも、大洪水が起きたときも、蟻人間は一部の善良な人たちを地下の安全な場所に導いた。

そうしてホピ族にいろんな知識を与えたという。

 

ホピ族の言葉で”蟻”は「アヌ」、そして”友”は「ナキ」という。

蟻の友=アヌンナキ

これは偶然なのだろうか?

関連記事:ホピ族が予言する世界の終わりと、終末に現れる救世主”白い兄”の正体とは?

アヌンナキはどこからやってきたのか?

人類最初の都市文明を築き上げたのがシュメール人。

そんなシュメール人を創造したのがアヌンナキ。

だとしたら、アヌンナキはどこからやってきたのか?

 

そのヒントが古代シュメール文明の粘土板にある。

シュメール人が書き記した天体に関する粘土板には、現在の天文学にも匹敵するほど正確な太陽系の図が描かれていた。

その図には近代になってからやっと観測された冥王星や海王星すらも、正確に記されていたという。

さらに驚くべきことにその天文図には、現在の人類がいまだ観測していない驚くほど長い公転周期を持つ謎の天体が描かれていた。

その謎の天体が惑星ニビルだ。

 

地球の公転周期は1年。火星は約687日だし、木星は約12年、土星は29.5年だ。

だけど惑星ニビルの公転周期は3,600万年!!

とんでもなく長い期間を経て太陽を回っていることになる。

この惑星ニビルこそアヌンナキの生まれ故郷といわれている。

 

シュメール人は紀元前20万年以上前に惑星ニビルから地球にやってきた宇宙人(アヌンナキ)によって人工的に創られた。

そう考えると、シュメール人の持つ場違いなほど高度な技術や独立した言語の謎も説明がつく。

それらはすべて、宇宙人からもたらされた知恵だったのだろう。

 

アヌンナキによって長いこと下働きをしていた人間であったが、紀元前3000~4000年頃に何らかの理由でアヌンナキは地球から去って行った。

そうして取り残されたシュメール人達が、突然人類の歴史に登場する。

アヌンナキの超高度な技術を継承する彼らによって築かれたのが、人類最古の文明であるメソポタミア文明だった。

 

恐らくアヌンナキは地球にやってきた目的を十分に果たしたのだろう。(一説にはアヌンナキは地球の金を採掘に来たとされている)

あるいは惑星ニビルに帰ったアヌンナキは、まるで科学者がラットを観察するように、今でも人類の発展を談笑しながら眺めている…のかもしれない!

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