追記:現在、世界的に新型コロナウイルスが流行している。
新型コロナウイルスに感染しても重症化するのは2割といわれているが、免疫力が低いと重症化のリスクを上げてしまう。
そして痩せすぎ体型は虚弱体質や免疫力低下の原因になる。
今後数年で、日本国民全員が何らかの形で新型コロナウイルスに触れる可能性が高い。それでも肺炎などを発症せず、健康に生きるには免疫力を上げるのが大切。
この記事では実用的な「太るための方法」がシンプルに説明してある。
もし痩せ体型で悩んでいるのなら、この記事を参考にして少しでも体重を増やし、ウイルスに負けない身体を目指してみよう!!
男性も女性も、痩せすぎているとモテない!
確かに世の中には「痩せている方が美しい」という風潮があるものの、”痩せすぎ”体型が嫌いな人もかなりいる。
しかも痩せすぎの体形だと、風邪をひきやすくなるし、ちょっとした運動でも疲れやすくなる。
特に高齢者の方は、痩せているよりもちょっと太っているくらいが寿命が長くなることが分かっている。
近年の日本は痩せすぎが多く、週刊誌でも特集されている。
65歳以上の日本人の6人に1人は栄養失調状態だとか!!
痩せているデメリット
- 老けて見える
- 気力がなくなる
- 免疫機能が低下する
- 体力が低下し、疲れやすく、骨折もしやすい
- 健康寿命が短くなる(要介護になりやすくなる)
- 認知症になりやすくなる
- 妊婦の痩せすぎは胎児に生涯に渡る深刻な悪影響を及ぼす
- 落ち込みやすく、うつ病になるリスクが高くなる
- 脳の機能が低下し、集中力がなくなる
- 薄毛・抜け毛の原因になる
痩せてガリガリの体形はいいことナシ!
逆に標準体型やちょっと太っているくらいの体型であれば、若く見られるし、健康になるし、精神的にも安定する。
死亡率を見ても少し太っていて体重が減少しない人の死亡率が一番低く、痩せていて年齢を重ねるごとにさらに痩せていく人が最も死亡率が高くなる。
だけど「いくら食べても太らないよ~!」と悩んでいる人もいるだろう。
それもそのはずで、実は痩せるよりも太る方が難しいといわれるくらい。
「どうしても太りたい!!」そんな人のために短期間に!効果的に!健康的に!魅力的に!太る方法を紹介しよう。
男性も女性もOK!太るための最強の食べ物や食事法
いきなり2択クイズ!!
この2つのうち、太る食べ物はどっちだろう?
①脂身たっぷりの血のしたたるステーキ!!
②まんが日本昔話に登場するような、天を貫く山盛りのご飯!!
答えは…②の山盛りご飯だ。
実は太るために最も即効性がありオススメなのが炭水化物(糖質)を食べること。
肉類・魚類に多く含まれるたんぱく質や、サラダ油や肉の脂身などの脂質は、食べてから消化するまでに少し時間がかかるし、胃腸への負担も多い。
しかも、消化吸収にカロリーを消費する。(意外にも1日を通した消費カロリーの何割かは消化そのものに使用される)
だけど糖質はタンパク質や脂質と比べても消化の負担が少なく、摂取してすぐにエネルギーとして吸収が始まるという特徴を持っている。
そこで摂取した過剰なカロリーは脂肪細胞に蓄えられる。
脂肪を増やすためにわざわざ脂っこいものを食べる必要はないってわけだ。
脂身たっぷりのステーキにも炭水化物が含まれているものの、ほとんどが脂質とタンパク質。
肉って、実は太らないヘルシー食品なのだ。
それにくらべて、ご飯には炭水化物が豊富に含まれている。
肉や脂身を食べることで太るイメージがあるけれど、実はご飯・パン・うどん・パスタのような炭水化物のほうが遥かに太りやすい。
太りたいのなら、まずはしっかりと主食であるご飯やめん類、パンを食べるのが大切。
しっかりとご飯を食べることで、しっかりと脂肪を付けられるだろう!
…でも、「糖質制限ダイエット」が流行している昨今、糖質の食べ過ぎは健康に害になると思っているかもしれない。
実際は逆!
糖質をしっかりと食べないと血管が脆くなり、脳卒中や心筋梗塞のリスクが上昇するという報告もある。
もちろん糖質だけを摂取して体重を増やそうとするのは不健康だけど、手っ取り早く太りたいからと言って高カロリーの脂質をたくさん摂取するのはNG。
バランスよくしっかりと食べるのが大切だ。
最高に太る料理の方法とは!?
炭水化物・たんぱく質・脂質の3大栄養素のうち、もっとも太るのに最適なのは炭水化物なのはわかった。
では次に、太るためにオススメの料理法を紹介しよう。
…といってもそれはとてもシンプル。
つまり、あったかい状態で食べるってこと。
例えばご飯は冷めた状態になるとデンプンが消化吸収しづらい「レジスタントスターチ」という難消化性でんぷんになってしまう。
そんな状態で食べると消化不良を起こすかもしれないし、胃腸でうまく分解できずに摂取カロリーも少なくなっちゃう。
ほかほかご飯であれば、やわからく、胃腸に負担を与えず、しっかりと消化吸収できるはずだ。
また、あらゆる食材は加熱調理することで細胞が破壊され、消化吸収しやすい状態になる。
最高なのは食材をスープにしちゃうこと。
いろんな食材をスープに入れてそれをたっぷりと食べれば、あたたかいスープが胃腸を活性化させるし、本来食物繊維ばかりで消化しづらい野菜だって上手に消化できる。
力士はちゃんこ鍋を食べまくって太るけど、それにも一定の科学的な根拠があるってわけだ。
まとめると、健康的に太る料理法のコツは「加熱調理して温かい状態で食べる」ってこと。
冷めた料理、冷たい料理は、消化しずらいし、胃腸を冷やしてしまうので控えよう。
最高に太る食事法の6つのポイント
太るのに最適なのは炭水化物(糖質)で、食材は加熱調理してあったかい状態で食べるのが最高。
では、最高に太る食事法どうなんだろう?
答えはとてもシンプル。
つまり「極限まで空腹状態になった後にガッツリと食べまくる」という食べ方。
相撲取りの食事は1日2回
空腹状態で急に食べると、血糖値が急上昇。
その結果、多量のインシュリンが分泌される。
このインシュリンが過剰なカロリーを脂肪として蓄える作用がある。
これは相撲取りの食事方法をみるとわかりやすいかもしれない。
相撲取りは基本的に昼と夜の1日2回の食事。
午前中にたっぷりと稽古をして、おなかペコペコの状態でお昼に大量のちゃんこを食べる。
それによって効率的に体重を増やすという、伝統の食事方法だ。
最高に太りやすいちゃんこ鍋と、食事の回数やタイミング。
この2つが力士が実践する食生活の秘密みたいだ。
身体の大きな力士たちと同じように、朝食を抜いてお腹の空いた状態でたっぷりと昼ご飯を食べるのが太るのに有効だろう。
「いや、でもそんな食生活って健康に悪そう…」
そう思うかもしれない。
でも、相撲取りはメディカルチェックをしても、あんなに太っているのにその健康状態に問題はないという。
ただ注意点はある。
普通に運動不足の大人が、ただ単に朝食を抜いて昼にたくさん食べるのでは、健康を害してしまうかもしれない。
しっかりと運動して、しっかりと食べる、これが健康的に太るポイントだ。
カーボファーストで効率的にカロリー吸収
少量でもしっかりとカロリーを吸収するには、カーボファーストの食事を心がけることがオススメ。
カーボとは炭水化物のこと。
つまりカーボファーストとは、食事の順番で炭水化物を先に食べるってことを指す。
最初に炭水化物を食べておけば、サッとカロリーが吸収され、血糖値が上昇する。
血糖値が上昇すればインシュリンが分泌され、カロリーを脂肪として蓄えやすくなる。
例えば紅鮭定食であれば、まずはご飯を食べて、その後に紅鮭やお味噌汁、漬物なんかを食べるのが良い。
牛丼であれば、まずは牛肉の下にある白米を食べ、その後に牛肉を、最後に紅しょうがを食べるのがいいだろう。
まったく同じ量、おなじカロリーの食事をしても、食事の順番を変えるだけでも随分と違ってくる。
効率的に太りたいのなら、効率的に栄養を取り込める食事の順番を心がけよう。
複数で食事をする
食事の量は自分がお腹が空いているか、満腹かよりも、まわりの環境に強く影響を受けちゃう。
ひとりで食事をすると、食事の量は少なくなる傾向にある。
だけど友達や家族、同僚と一緒に食事をすると、無意識に食事の量が多くなる。
とくに太っている人、食べる量が多い人と一緒に食事すると、自分の食べる量も増えっちゃう。
これは実感として感じている方も多いと思うけど、検証実験でも同様の結果が得られている。(ある実験では、鏡で自分の姿を見ながら食事をするだけでも、食事量が増えるのだとか)
もし普段から小食で悩んでいるのなら、意識して誰かと食事するよう心がければ、自分で努力せずに食事量を増やせるはずだ。
食休みはしっかりととる
最後に食後の過ごし方。
食後に激しい運動をすると、全身の血流が増加してしまい、その分胃や腸にまわる血流が減ってしまう。
そうなると胃腸の働きが鈍ってしまい、消化不良の原因にもなってしまう。
食べたカロリーをしっかりと血肉とするためにも、食後はゆっくりと過ごそう。
おやつ(間食)も積極的に食べる!
秋田県で7年間、高齢者の食事と健康についての調査を行った。
すると、1日に何度か間食をしていて食事回数の多い人の方が体重があり、寝たきりにならず、しっかりと活動できていることがわかった。
おやつを食べることで体重が維持され、健康に一役買っていたわけだ。
面白いのは間食で食べる内容はなんでもイイってこと。
フルーツとか、ミックスナッツとか、そんな健康的な食材じゃなくてもいい。
とにかく食事の回数が多いグループの方が健康だったとのこと。
食事内容にこだわらず、とにかく食べる回数を増やせば、無理なく健康的に体重を増やすことができるだろう。
太るための食事のコツ
①しっかりと食べ、しっかりと運動する
②お腹ペコペコ状態でしっかり食べる
③炭水化物を先に食べる。
④みんなで食事するよう心がける
⑤食後は身体を動かさず、しっかりと休憩をとる
⑥間食もしっかりと摂取する
俳優・女優・アスリートが実際に行っていた体重増加の方法
ここでは参考までに、役作りで体重を増やしたり減らしたりする必要がある俳優や女優、身体を大きくする必要があるアスリートが行っていたという体重増加方法を紹介したい。
☆広末涼子が15キロ増量した方法
広末涼子さんは20代の頃、芸能生活に限界を感じ、真剣に引退したいと思っていらしい。
そこで思いついたのが「太る」ってこと。
体重を増やすために高カロリーのクッキーや炭酸飲料、ビールにラーメンなど、暴飲暴食を繰り返していると…体重が15キロも増加して52キロまでいったことがあるとか。
…それでも平均的な体重の気がするけど。
☆リーチ・マイケルの体重増加方法
日本ラグビー代表で活躍しているリーチ・マイケル選手。
彼は高校時代、身体を大きくするために、寝る前にバターを塗ったトーストを8枚も食べていたのだとか!
☆トム・ハンクスの太る方法
作品によって全く別人のような体型になる、プロフェッショナルな俳優のトム・ハンクス。
彼は役作りで太る必要があるときは、高カロリーのジャンクフードをとにかくたくさん食べて、動かないで過ごすのだとか。
そんな生活を何十年も続けていたせいで、今では糖尿病になってしまったという。
やっぱり、基本はたくさん食べることが体重増加に繋がる。
だけど、ただ食べるだけで運動しないという体重増加法はトム・ハンクスが糖尿病になってしまったように、かなり身体に負担をかけるみたいだ。
最新研究で判明!腸内環境も”太りやすさ”に影響を与える
食べても食べても太れない…そんな人の太れない理由は腸内細菌にあるかもしれない。
最新の研究で、太りにくい人、太りやすい人の腸内細菌がまったく違うことが判明した。
この研究はイギリスの科学雑誌ネイチャーに発表されたもので、太りやすい人の腸にはファーミキューテス菌が多く、痩せやすい人の腸にはバクテロイデス菌が多かったという。
つまり…食べても食べても太れない人は、腸内細菌の働きによって栄養の吸収が阻害されている可能性がある!!
この研究はテレビの健康番組でも紹介されて話題となり、太りやすい体質の人の腸内に多かったファーミキューテス菌にデブ菌、痩せている人の腸内に多かったバクテロイデス菌にヤセ菌、なんて誤解を招く名前を付けてわかりやすく説明していた。
つまり、食べても太れない体質の人の腸内には、ファーミキューテス菌が多い可能性がある。
ではどうすればいいのか?
腸内環境は細菌数のバランスが大事で、バクテロイデスもファーミキューテスも多すぎても少なすぎてもダメ。
もっとも大切なのはデブ菌を増やすのではなく、腸内環境を整えるってこと。
特に慢性的に便秘だったり下痢気味の人は、腸内環境が最悪になっている場合が多いので注意だ。
腸内環境を整えれば、栄養吸収の効率が上がる!!
ヨーグルトなどを食べて、ビフィズス菌や乳酸菌を積極的に食べる。
食物繊維の多い野菜や果物を食べて、腸内のお掃除をする。
発酵食品を食べて、腸内環境を整える。
そうすれば自然と腸内のファーミキューテス菌(デブ菌)も適切な数に増えだろう。
プロテインは太りづらい!男性向けのしっかりと筋肉をつけて太る方法
最初に説明した通り、太るために一番効果的なのは「炭水化物」だ。
市販されているプロテインを飲むと太るというイメージがあるが、実はちょっと違う。
プロテイン=タンパク質であり、タンパク質は分子が大きくて消化吸収が困難。
胃腸の調子が悪いと、上手に吸収することができない。
たんぱく質の分解や消化吸収それ自体にも、けっこうなカロリーを消費する。
これらの理由からプロテインは、炭水化物と比べると太りづらいと言われている。
それにプロテインを摂取しすぎるとすぐにお腹いっぱいになってしまい、全体としての摂取カロリーが抑えられてしまう可能性もある。
プロテインはあくまでも筋肉を作るための有効なのであって、豊かな脂肪を付けるのには向いていないのだ。
ではどうすればいいのか?
私たちの身体はたんぱく質からできているし、健康維持のためにたんぱく質の摂取は必要不可欠!!
オススメは低分子化された消化吸収率のよいプロテインを選ぶこと。
そうすれば、たとえ胃腸が弱くても、太れない体質でも、しっかりとカロリーを摂取できるだろう。(オススメの低分子プロテインについては後述します)
男性であれば”低分子プロテイン”を摂取しながら、しっかりとトレーニングをする。
そうすれば筋肉が太くなり、身体全体が大きくなり、体重もしっかりと増えるだろう。
余談であるが、良質のたんぱく質はただ摂取するだけで、筋トレをしなくても筋肉量が増えていく。
高齢者を対象として3か月間、1日に20gのたんぱく質を摂取してもらい、筋肉量の変化を調べる研究が行われた。
その結果は驚くべきものだった。
まったく運動をしていないのに、しっかりたんぱく質を摂取したグループは除脂肪体重(脂肪を除いた全体の体重)が1キロも増加していたのだ。
良質のたんぱく質は、食べるだけで筋肉を増やす効果がある。普段運動不足で筋肉量が少ないのならなおさらだ。
消化吸収効率の高い”低分子プロテイン”であれば、より筋肉をバルクアップさせるのではないだろうか。
女性向け!バストアップ・サプリを飲むより効果的な方法!
女性が豊かな胸を手に入れるためには、ふたつの要素を同時に満たす必要がある。
①たっぷりの脂肪細胞
②たくさんの女性ホルモン
このふたつの要素を同時に満たす奇跡の食材がある。
それが大豆だ。
大豆には女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンが豊富に含まれている。
大豆=タンパク質と思うかもしれないけれど、炭水化物も豊富に含まれている。
中国では毎日ガブガブと豆乳を飲みまくった男性が、男性なのに胸が膨らむという珍事が報道されているくらいだ。
女性ホルモンと脂肪細胞は互いに補い合っている
女性ホルモンには女性らしいふっくらボディを作り上げるために、身体に脂肪を蓄える作用がある。
これは知っているだろうが、実は脂肪自体にも女性ホルモンを作り出す作用がある。
加齢とともに女性ホルモンの分泌が減っていく30代以降は、とくに脂肪の存在が重要になってくる。
脂肪がたくさんあったほうが、いつまでも女性ホルモンの分泌が盛んになり、女性らしい体形を維持できるのだ。
脂肪と女性ホルモンは、お互いに助け合っている関係といっていいであろう。
だからこそ、脂肪と女性ホルモンを増やす大豆が効果的。
脂肪と女性ホルモンが増えれば、胸が小さい女性にはバストアップ効果がある。(もちろん劇的に大きくなるわけではないが)
高齢で痩せているのなら女性らしい体形になるし、髪の艶とコシがあらわれたり、更年期障害が改善するだろう。
バストアップ・サプリメントよりもおすすめは?
世の中にはたくさんの、怪しげなバストアップ・サプリメントが販売されている。(バストアップ効果がないとして、消費者庁に指導を受けるケースもたくさんある)
その内容を見ると、だいたいが女性ホルモン様作用のある成分が配合されていたり、ビタミンやミネラルが配合されていたりする。
たしかにそれなりの効果はあるのかもしれないが、もっと効果的な方法がある。
大豆プロテイン!!
値段ばかり高くて効果の怪しいバストアップ・サプリメントを買うよりも、それだけでイソフラボン・タンパク質・炭水化物を丸ごと摂取できる大豆プロテインのほうがいい。
例えば100円ショップで売っているきな粉を豆乳に混ぜて、ちょっとだけハチミツを加える。
このスペシャルドリンクを1日1回飲むだけで、十分なたんぱく質とイソフラボンを摂取できるはずだ。
注意ポイント
多くのバストアップサプリメントにはプエラリア・ミリフィカのような強力な女性ホルモンと似た働きをする成分が含まれている。
過剰摂取でホルモンバランスが崩れ健康被害を引き起こす可能性があり、国民生活センターも注意喚起している。
バストアップサプリメントを安易に過剰摂取するのは控えよう!
これはまったくの個人的な見解なのだけれど、絶対に痩せているよりも太っている女性のほうが魅力的に感じる。
「ダイエットしようかな~」と言っている女性のほどんどは、その必要性がまったくないと思っている。
けっして一部のワガママ・ボディなアメリカ人のように太れと言っているのではない。
太るのではなく”標準体重”になることは、健康の面からも、見た目的にもとても重要ではないだろうか!?
健康的に太るために気をつけたい生活習慣
健康的に太るための食事法について簡単に紹介したけれど、お次は気をつけたい日常生活の中の注意点を紹介したい。
①ちゃんと運動する
太る=ゴロゴロと寝て動かない
そんなイメージがあるかもしれない。
確かに消費カロリーが少ない方が効率的に体重が増える。
だけどそんな生活を続けていたのでは、不健康にしか体重が増えない。
ブヨブヨとした脂肪、そしてだらけた体型。
もちろん、生活習慣病のリスクだって上がってしまう。
私たちが太りたいのはより健康になるため、そしてより魅力的な体型を手に入れるためだ。
ただ太ればいいってわけじゃないし、ただ食べる量を増やせばいいってわけでもない。
健康的に太るためには、適度な運動が必要不可欠!
運動をすればお腹もすくし、しっかりと食べることもできる。
運動をすれば適度に筋肉量も増えるし、健康的で魅力的な体型を手に入るはずだ。
ただし、ハードな運動は痩せすぎの原因になるので、あくまでも適度な運動を心がけよう。
1日に30分程度の散歩、これくらいの運動量で十分だろう。
運動をすることのメリット
- お腹が空く
- 内臓機能が活性化する
- 内臓脂肪が減る
- 生活習慣病の予防に繋がる
- ストレスが軽減する
②身体を温める
暑い夏と寒い冬、どっちが痩せやすいか?
一見、ただ立っているだけで汗をダラダラとかいて疲れちゃう真夏の方が痩せる気がする。
だけど実際は逆。
実は寒い冬の方が痩せやすい。
寒い冬は細胞が熱を発して身体を保温しようと働く。
細胞から発生する”熱”は食べ物からのカロリーや脂肪細胞を消費して使われる。
寒い環境にいればいるほど、体内のカロリーは減っていくわけだ。
ある実験では、暖かい部屋で眠るよりも寒い部屋で眠った方が消費カロリーが7%も増加したという。
つまり、健康的に太るためには身体を冷やしてはいけない。
寒さの強まる秋や冬は、外出時にしっかりと厚着することが大切。
眠るときは布団をたっくさん使ったり、ちゃんとパジャマを着て温かくして眠ろう。
身体を温めれば冷え性や肩こりも改善するし、胃腸の調子もよくなるはずだ!
③ストレスを貯めない
世の中にあるあらゆる不健康は、ストレスと結び付けられる。
うつになるものストレスが原因、がんになるのもストレスが原因、腰痛になるもの、薄毛になるのも、不眠になるのも、戦争が起きるのも、ぜ~んぶストレスが原因だ。
だけど実際のところ、どこまでストレスが悪影響を及ぼすのか、”実感として”よくわからないのではないだろうか??
ストレスの悪影響を実感するのは難しい…
だけどこれだけは実感できるだろう。
緊張したり落ち込んでいると、食欲がなくなる!!
例えば怖い上司と一緒のランチでは、いつものような食欲が発揮されない。
失恋した直後には、なんだか食べる気が起きない。
心配事に思い悩んでいると、胃がちょっと痛くて、食欲自体を感じれない。
誰だってこんな経験を持っているのではないだろうか?
ストレスは胃腸や空腹感にダイレクトに、とてもわかりやすく影響を及ぼすのだ。
その理由はストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの影響と考えられる。
コルチゾールは血糖値を上げる作用があり、空腹感を感じにくくしてしまう。
さらに強いストレス下では交感神経が優位になるので、胃腸の活動が低下してしまい、これもまた空腹感を感じにくくする原因となる。
健康的な空腹感を感じるためにもストレスを避けたり、上手にストレス解消しよう!
太るための生活習慣
①しっかり運動する
②身体を温める
③ストレスを溜めない
胃下垂だと太りにくい?その真実と対策
「胃下垂のひとはたくさん食べても太らない」
そんな噂があるけれど、本当なのだろうか?
胃下垂とは「胃が下に垂れている状態」のことで、その影響で胃での消化活動がうまく行えない。
本来であれば胃は胃液で食べ物を分解し、小腸での消化吸収を助けるのだけど…
胃下垂だと胃のぜんどう活動も低下するので、食べ物が胃の中に長時間存在することになる。
胃液が過度に分泌されて胃痛の原因にもなるし、膨満感から食欲の低下にもつながる。
それに頑張ってたくさん食べても上手く消化できずに、そのまま小腸、大腸を通過して排出されてしまうだろう。
胃下垂が太りにくいというのはある程度は正しいといえる。
胃が垂れてしまう原因は筋力の低下。
とくに痩せている方は筋肉量が少ない傾向にあるので、胃下垂になりやすい。
胃下垂だから痩せやすいし、痩せているから胃下垂になりやすい。そんな悪循環に陥ってしまうわけだ。
では、胃下垂を改善して消化機能を改善するにはどうすればいいのか?
胃下垂は病気ではないので、病院で治療するのは難しい。
特効薬のない胃下垂を改善する基本は、生活習慣や食生活を改善すること。
- 暴飲暴食を避けて胃に負担を与えない。
- ストレスや過労で胃に負担を与えない。
- 過度に暑い物や冷たい物、激辛なものや脂っこいものを控える
- お酒を飲み過ぎない
- 消化吸収のよい食べ物を選んで食べる
- よく噛んで口内で食べ物を分解してから胃に送り込む
- 日頃から運動して筋肉を鍛える
とくに胃下垂の改善には運動が大切。
もし運動や筋トレの時間が取れないのなら、30秒間おもいっきりお腹を引っ込める運動がオススメ。
これなら場所を選ばず簡単にできるし、毎日続ければ内蔵を支える筋肉が鍛えられ、ある程度は胃下垂を改善することができる。
胃下垂か改善すれば健康的な食欲を感じることができるし、食べたものをしっかりと消化吸収できるだろう!!
効果なし!?太るサプリメントを使う際の注意点
最近では「太れない悩み」に着目した「太ることをサポートするサプリメント」というのも増えてきている。
…が、ほとんどの太るサプリメントには、体重を増やす効果はない。
そんな効果の曖昧なサプリに消費者庁が処置命令を下したことがあった。
消費者庁は7月25日、“太りたい人のためのサプリメント”を販売していたLifeLeaf(東京都港区)に対し、表示に対する根拠が認められないとして、景品表示法に基づく措置命令を行った。
(中略)
「太るサプリ」は、体質の問題で太れず不健康に見えるといった人に注目され、最近伸びている分野。栄養成分の吸収を補助することをコンセプトに開発されたが、メーカーによると、販社が拡大解釈した表現を行ってしまうケースがあるという。
太るサプリメントには「消化酵素」や「乳酸菌・ビフィズス菌」「漢方」などが含まれており、それらの成分が栄養の吸収をサポートしてくれるとされる。
よ~く確認してみると、それらの成分は「ダイエット・サプリメント」と同じってことがわかる。
ダイエット効果をうたうサプリメントにもダイエット効果はないけど、同じように太るサプリメントにも太る効果はない。
太るサプリメントをどれだけのんでも、それ自身にカロリーがあるわけではないのだから太るはずはないだろう。
では、どうすればいいのか?
オススメは、しっかりとカロリーを摂取できる健康補助食品やプロテインをセレクトすること。
そうすれば、自然に、無理なく、少しずつ体重が増えていくだろう。
…といっても、太ることに着目したカロリー摂取型のサプリメントはほとんどない。
中でも最も人気がありオススメなのがフトレマックスだ。
☆消化吸収サポート型の低分子プロテイン
食べても太れないタイプは胃腸の働きが悪かったり、腸内環境が悪かったりといった要因から、食べてもしっかりと栄養が吸収されないため、体重が増えない。
そんな食べても太れないタイプには、消化酵素や腸内環境を整える善玉菌+プロテインや糖質がしっかりと配合された飲むプロテインがおすすめ。
腸内環境を整えながら、しっかりとカロリーも摂取できる。
太るために開発された栄養補助食品の中でも、特に人気があるのがフトレマックス。
フトレマックスは消化吸収しやすいのように低分子化されたたんぱく質や糖質が配合されており、消化器官を活性化させるスパイスも同時に摂取できる。
精神安定作用のあるGABAも含まれており、精神的ストレスによる食欲不振にもアプローチできるというスグレモノ。
フトレマックスの販売元、ふるさと和漢堂の代表も、フトレマックスで体重が増加したとか!!!
低分子プロテイン配合のフトレマックスは、飲みやすいココア味の粉末タイプドリンクで、牛乳や水に溶かして飲む。
コップ1杯の牛乳+フトレマックスで、吸収効率の高いカロリーを無理なく摂取できる。
これがフトレマックスのパッケージ。1か月分で30袋のフトレマックスが入ってる。
牛乳に溶かして飲んでみると…ちょっとスパイシーな味がするココア。
胃腸を活性化する黒コショウや生姜成分が配合されているからだけど、だからといって辛いわけじゃなくすごく甘い。
普通に美味しいし、これだけで太るためのカロリーがしっかり摂取できるのはうれしい。
使い方は簡単で、フトレマックスを1日1回、朝食の後に飲んだり、寝る前に飲んだりするだけ。
普段の食生活にプラスアルファでフトレマックスを飲むだけで、無理な努力をすることなく、しっかりと健康的な体型になれるだろう。
ちなみにフトレマックスは男性専用というわけではないので、太りたい女性にもオススメ。
フトレマックスは健康的な体型を維持したい女性にも支持されている。
☆フトレマックスは30日毎日使っても体重や体型に変化がなかった場合にも”全額返金保証制度”が利用できるので、安心して申し込めるぞ!
ただし太る専用サプリとはいえ、ただやみくもに使っているだけでは十分に効果を得られない。
基本はやっぱり、3食をきちんと食べること。
そうして太るための努力をしつつ、自分の体質にあったサプリメントを、サポート的に使うことが一番大切。
太るサプリメントを使ったからって簡単に太れるわけじゃない。
一番大切なのは、バランスのとれた食事からカロリーを摂取することなのだから。
簡単に太る方法まとめ
では、ガリガリ体型の方が太るための方法をまとめてみよう。
- 炭水化物(糖質)をしっかりと食べる
- お腹ペコペコ状態でしっかり食べる
- 食べ物は加熱調理したものをメインに
- 炭水化物を先に食べる(カーボファースト)
- 食後は身体を動かさず、しっかりと休憩をとる
- ビフィズス菌や食物繊維で腸内環境を整える
- プロテインを使う場合は”太る専用”のものを選ぶ
- 女性は安易にバストアップサプリを使わずに大豆製品を食べる
- 適度な運動を心がける
- 身体を冷やさない
- ストレスを貯めすぎない
- 錠剤タイプの太るサプリメントは使わない
太りたいからといって暴飲暴食をすれば、すぐに体重が増えるというわけではない。
それに、そんな無理な太り方をすれば、痩せすぎが改善する前に身体を壊してしまうだろう。
大切なのは健康的に太るってこと。
ヨーロッパでは痩せすぎのファッション・モデルを起用しないような動きが活発になっている。
太りすぎも問題だけど、痩せすぎもまた、大きな問題になっているのだ。
体重を増やし、身体に脂肪を蓄えれば長生きもできる。
最新の研究では脂肪が多いと体内にNAD(ニコチナミド・アデニン・ジヌウレオチド)という物質が増え、脳の機能が維持され、体内の老化を食い止めることができるとか。
今回紹介した”太る方法”を日常生活の中で実践すれば、少しづつ、でも確実に筋肉や脂肪を増やせるだろう!!!
[余談]異性にモテる体型を知るには?
世の中には”痩せている女性が好き”という男性もいるし、”太った男性が好き”という女性もいる。
それぞれに好みはあるものの、一般的に魅力的とされる人気の体型はある。
それを知るには雑誌のグラビアも確認してみるのが一番。
男性向け雑誌に掲載されるグラビアアイドルは、瘦せすぎでないふっくら体型であることが多い。
女性向け雑誌に掲載されるグラビアの男性アイドルは、細マッチョで腹筋の筋肉がしっかり出ていることが多い。
男女共、ファッション誌に登場するスラリとしたモデルとは体型が違うのがわかる。
もし魅力的な体型を目指して痩せている体型を改善したいのなら、雑誌に掲載されるグラビアアイドルを参考にしてみるのがいいだろう。
もちろんそんな完璧な体型に到達するのは無理だとしても、いい目標になるはずだ。