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幸楽苑のチョコレートらーめんとペヤングのチョコ焼きそばはどちらが美味しいのか?

ラーメンの大手「幸楽苑」が、2019年の2月1日~14日限定のバレンタインデー企画でチョコレートらーめんを提供している。

「甘い…ラーメン!?」

いったいどんな味がするのか、さっそく幸楽苑で食べてきた。

ホットチョコレートを思わせるような、カカオ色のスープ。

具には板チョコ。

それでいて、隣にはチャーシューやメンマ、ナルトと、いたって普通のラーメン。

なぜかチロルチョコも1個おまけで付いてきた。

 

今回は、幸楽苑のチョコレートらーめんと、以前限定発売されていたペヤングのチョコレート焼きそば、この挑戦的な2つの食べ物のどちらが美味しかったかを評価したい。

幸楽苑のチョコレートらーめんの味は?

定番の醤油らーめんをベースに、カカオオイルを加えコクをプラス。ほんのりとチョコの甘さが溶け出したスープに生姜が合わさった新感覚のラーメン。

幸楽苑のチョコレートらーめんは、醤油ラーメンをベースにして、そこにカカオオイルを加えているという。

つまり、スープはホットチョコレートのように甘いわけではなく、しっかりと醤油の味がするわけだ。

 

さっそく、一口食べてみると…

その味をひとことであらわすのなら「カカオ風味の醤油ラーメン」といったところ。

確かにスープは甘いわけではない。

 

チョコレートはカカオ豆を乾燥、焙煎、ペースト状にした「カカオマス」にたっぷりの砂糖を加えて作られている。

カカオ自体はまったく甘くないし、もちろんカカオオイルも甘くない。なので、まったく違和感なく、醤油ラーメンと融合している。

スープは醤油味ながらふんわりとカカオの香りがただよってきて、不思議な味わいだ。

後味に、ほんのりのカカオの苦みを感じるし、口の中にカカオの脂分が残る。

 

カカオパウダーって、そのまま食べると、苦みや辛さを感じる。

幸楽苑のチョコレートらーめんはカカオを調味料のひとつとして、上手に使った普通に美味しいラーメンであった。

 

しかし…ラーメンの上に乗っているチョコレートは普通に甘い。

溶けたチョコレートがたっぷりの乗ったチャーシューを食べたのだけれど、なんだかヘンテコな味がした。「うわっマズイ!!」という感じじゃあないのだけれど…。

このチョコレートが完全にスープに溶けると、スープに甘みが加わり、さらに深みの増した新感覚のラーメンが出来上がるってわけだ。

ペヤングのチョコレート焼きそばの味

ペヤングのチョコレート焼きそばは2017年のバレンタインデーに、限定で発売された。

お湯を入れて湯切りして、付属のチョコレート・ソースをたっぷりとかけて食べる。

なんだかインスタントの乾麵に、チョコレートソースを混ぜただけのような味がしそうだ。

で、実際に食べてみると、インスタントの乾麵にチョコレートソースを混ぜただけのような味がした。

甘い。

チョコレートに、熱湯で分厚く柔らかくなった麺がからみ、何ともいえない風味に。

正直なところ、自分の口には合わなかった…。

チョコレートらーめんとチョコレート焼きそばはどっちが美味しい?

チョコレートらーめんとチョコレート焼きそばはどっちが美味しいのか?

 

だんぜん、幸楽苑のチョコレートらーめんだろう。

 

ペヤングソースチョコ焼きそばは、甘いチョコレートがたっぷりとかかっていて、食事というよりもおやつ感覚で楽しむべきもの。それにチョコレートが大好きな私でも、温かくて甘いチョコがからんだ焼きそばは無理だった。

だけど幸楽苑のチョコレートらーめんは、甘いチョコではなく”カカオ”を上手にラーメンに加え、しっかりと特徴あるラーメンを作り上げている。

 

もしバレンタインデーのデートの行き先が決まっていないのなら、恋人と2人で幸楽苑のチョコレートらーめんを食べるのも悪くないのではないだろうか!??

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