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なぜメキシコでは世界で一番多くUFOが目撃されるのか?

メキシコでは世界で最も多くのUFOが目撃されているそうな。

でも、なぜ今、メキシコなのだろう?

昔はUFOといえばアメリカで、ロズウェル事件とかケネス・アーノルド事件とか、有名なUFO目撃事件は全部アメリカで発生していた。

だけど…国民全員がスマホの高性能カメラで動画撮影できる現代なのに、アメリカで驚異的なUFO目撃事件が発生した話は聞かない。

 

なぜメキシコでUFOが目撃されやすいのか?

その理由とは何なのだろうか?

メキシコでUFOが目撃されやすい理由

メキシコではなんとも不思議な現象が起きているとか…。

1: 名無しさん@おーぷん 2019/02/11(月)20:24:10 ID:SaS
1(中)2003~09年に15万人の将兵が逃亡
2(二)UFOの目撃数が世界最多
3(右)殺人の大半は被害届を出されない
4(一)犯罪の捜査主体が教会
5(三)殺人事件が報道されない
6(左)北部最大の都市で住民の1/4がPTSD
7(遊)北部最大の大学で学生の1/3がPTSD
8(捕)殺人事件発生数の激減
9(投)行方不明者数の急増

参照元:現在メキシコで発生している不思議な現象で打線組んだ(不思議.NET)

まあ、ネット掲示板の書き込みなので信用に値するのかはわからないけど、とにかく南米は治安が悪いイメージがある。

マフィアと警察が裏で手を組んでいて、犯罪やり放題!!みたいな。

なかでもメキシコは相当に酷そうだ。

 

そんな中にあって、ひときわ目を引くのが「UFOが目撃数が世界最多」という項目。

 

血なまぐさい犯罪の臭いしかしない項目が続く中、UFOというオカルティックなワードがひときわ不自然にみえる。

だけど、UFO目撃と治安の悪さは、実は密接に関係があるのかもしれない。

 

UFO目撃事件と社会情勢の関連について、昔読んだ本の内容を思い出したので少しだけ紹介したい。

UFO目撃数と社会情勢との関係

アメリカでUFOが最も目撃されていたのは、1940年代後半からせいぜい1960年代くらいまで。

その間に、今でも語り継がれる有名なUFO目撃事件やUFO墜落事件のすべてが発生している。

有名なUFO事件

1947年:ケネス・アーノルド事件

1947年:ロズウェル事件

1948年:マンテル大尉事件

1952年:ワシントン侵略事件、

1961年:ヒル夫妻誘拐事件

1964年:ソコロUFO事件

1973年:パスカグーラ事件

実はこの時期のアメリカの社会情勢と、UFO目撃事件との間には”ある関係性”があったという。

 

結論から申し上げると、

社会全体が不確かな危機感を抱き、国民が強い不安を感じているときに、UFO目撃事件は増加する

という。

 

そのような仮説は、カーティス・ピープルズ著「人類はなぜUFOと遭遇するのか」 の中で紹介されている。

その書籍のなかにある、UFO目撃事件と社会情勢の関係についての記述を抜粋して紹介しよう。

1962年に起きたキューバのミサイル危機の時のように、その危機の輪郭が明らかにされていた時には、目撃報告の数はむしろ下がっている。

1947年には、深まりゆく冷戦と、共産主義の破壊活動に恐怖を感じていた。

1952年に起きた大規模な目撃騒動の時は、硬く凍り付いてしまった冷戦の状況や、行き詰っていた朝鮮戦争、そして水爆の開発やマッカーシズムという時代背景によって特徴づけられていた。

1954年に起きた目撃情報は、リトル・ロックでの暴動と、スプートニクの打ち上げに続いて発生していた。

60年代の目撃騒動は、ベトナム戦争に起因する国内の対立で、大学キャンパスから都心の過密地域までが、混乱状態に陥った時に起きていた。

1973年に起きた最後の目撃騒動は、ウオーターゲート事件の結果、政治への信頼感が破壊された時に起きていた。

参照元:人類はなぜUFOと遭遇するのか (文春文庫)

社会情勢が不安なとき、人々はUFOを目撃しやすくなる。

たとえば夜のお墓で肝試しをしてて、「コワイよ~」なんてすごく思っていたら、その恐怖心から幻覚が見えやすくなるとか、些細な木々のざわめきが幽霊に見えるとか、そんなところなのだろうか。

 

もしメキシコの治安が悪く、汚職が蔓延していて、国民の多くがPTSDになっているとしたら、

それがメキシコが世界でもっともUFOが目撃される理由になるのかもしれない。

 

今後、メキシコの情勢が改善して、今よりも国民が安全に、安心して暮らせるようになったら、

メキシコにUFOが飛来することもなくなるのだろう…。

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