左側のコンテンツ50%
右側のコンテンツ50%
二日酔いで起きるのもつらい朝、少しでもその症状をマシにするためシジミの味噌汁を飲んでいる人もいるんじゃないだろうか?
確かにシジミに含まれるオルニチンは肝臓の働きを助ける。
だけど、シジミの味噌汁は二日酔い対策としてほとんど意味がないという。
その理由と本当に効果のある対策、そしてシジミ汁よりも二日酔い対策になるドリンクを紹介しよう。
なぜシジミの味噌汁は二日酔い対策とならないのか?
シジミ汁はお酒の飲み過ぎや二日酔い対策に効果があると言われている。
その理由はシジミに含まれている「オルニチン」という栄養素。オルニチンにお酒の飲み過ぎでダメージを受けた肝臓を保護したり、肝臓でのタンパク質合成を高める効果がある。
では、なぜオルニチンの含まれたシジミの味噌汁が二日酔い対策にならないのだろうか?
それはシジミを摂取する量の問題になってくる。
オルニチン研究会の研究データによると、もしオルニチンで肝機能を改善させようとしたら、1日で1600mgの摂取を続けなければならないという。
この1600mgをシジミで換算すると、約10Kgになる。
つまり、毎朝10kgのシジミが入った味噌汁を食べなければ、二日酔い対策にならないということになる。
10kgのシジミの味噌汁…肝機能が改善する頃には、違う病気で生死の境をさまよっている事だろう。
しじみ汁を飲むよりもサプリメントの方が効率的
では、どうすれば効果的なのか?
これはもうサプリメントを利用するしかないだろう。
オルニチンはシジミ以外にエノキタケやチーズ、マグロやヒラメなんかにたくさん含まれている。
だけど、1600mgの摂取となると恐ろしいほど膨大な量を食べなければならない。
肝機能のサポートを目的としたサプリメントであれば手軽にたくさんのオルニチンを摂取できるし、それ以外にもいろんなの肝臓によい栄養素が含まれている。
毎朝シジミ10kgなんて、魚屋さんに注文したらシジミの味噌汁専門店かと疑われるレベルだ。
経済的にもキツイだろう。
それに比べれば、サプリメントを使用する方が遥かに経済的で効果的だ。
本当に効果ある?二日酔い対策になるのはスプライト!!
スプライトが二日酔い対策になるという話を聞いたことがあるだろうか?
あの、炭酸清涼飲料水のスプライトだ。
ついつい飲み過ぎてしまった翌日。二日酔いでズキズキ痛む頭や疲れた胃を癒したいとき、コーヒーや市販のドリンク剤などを飲む人は多いだろう。しかし、実は意外な飲み物が二日酔いに効果を発揮することが判明した。
その飲み物とは、なんと「スプライト」である! 最新の研究で57種類の飲み物を比較した結果、スプライトがもっとも、二日酔いの症状軽減に効果を発揮することが判明したのだ。
参照元:ロケットニュース「二日酔いにもっとも効く飲み物はスプライトである」という研究結果
中国の中山大学の研究チームが、57種類の飲み物を比較した結果、スプライトがもっとも二日酔いに効くことがわかった。
なぜスプライト?コーラじゃダメだったのだろうか?
中山大学の研究によると、スプライトが二日酔いに効く理由は不明だという。
ともあれ、スプライトを飲むとアルコール分解酵素の働きが促進され、アルコール代謝スピードがアップ!その結果、二日酔いの症状が軽減されるという。
アルコールを摂取すると肝臓で無害な酢と酢酸に分解されるわけだけど、その差異に肝臓での糖新生が抑制される。
つまり、アルコールを飲めば飲むほど、体内の糖分が不足しがちになるってこと。
もしかしたら、スプライトを飲むことで不足した糖質が補給され、アルコールの処理能力がサポートされた可能性もある。
だとしたら、スプライトに限らず、多くの糖質が豊富な清涼飲料水にも同等の効果があるはずだけど…。
元記事には比較した57種類の飲み物の内容について、詳しい記載がなかった。
スプライトのほかにも清涼飲料水があったのか、あるいはシジミの味噌汁が含まれていたのかも定かではない。
だけど、シジミの味噌汁を飲むよりもスプライトを飲む方が二日酔い対策になるかもしれない。
気分もスカッとするしね。
しこたま飲んだ後のどうしようもない朝の為に、冷蔵庫のなかにスプライトを用意しておくのもいいんじゃないだろうか?
二日酔い対策まとめ
というわけで、効果的な二日酔い対策はふたつあることがわかった。
①シジミを毎朝10kg食べる。
②スプライトを飲む。
シジミ10kgが無理ならオルニチンが含まれたサプリメントを摂取するのがお手軽だろう。
一番の対策はお酒を飲み過ぎないってことだけど…。
もし飲み過ぎちゃったら、オルニチン・サプリをたっぷりのスプライトで飲むってのが一番かもしれないね。