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ジャニーズ事務所が衰退してきている一番の理由

2021年5月24日

ジャニーズ事務所が衰退してきている一番の理由は、

圧倒的カリスマ性を持ったジャニーさんが亡くなって求心力が無くなってきたからでも、

人気や実力のある若手アイドルがいないからでもなく、

 

肖像権の管理が時代とあわなくなってきたからなのではないか?

 

だって古畑任三郎の木村拓哉、SMAP犯人回を再放送してくれないんだから。

田村正和が亡くなって悲しみに包まれる中、だれもが古畑任三郎をもう一度観たくなっている。

でも、名作といわれる木村拓也犯人回と、SMAP犯人回は、絶対に再放送しない。

古畑任三郎をネット配信しているFOD(フジテレビオンデマンド)でも視聴することができない。

まあ、SMAP犯人回は利権関係がゴタゴタするのはわかる。

だけど木村拓哉犯人回は見せてくれたっていいじゃないの。

木村拓哉がビンタされるシーンがもう一度みたい!

 

ジャニーズのタレントが出演しているドラマを観れないのは、ジャニーズ事務所が肖像権に厳しすぎるからと言われている。

 

youtubeやネット配信など、ドラマや映画の配信はテレビだけにとどまらない。

そんな時代に肖像権に厳しすぎたら、ジャニーズ事務所のタレントをキャスティングすることそのものがリスクになってしまう。

 

まさか!?

と思い、試しにFODでジャニーズが主演のドラマとか検索してみたのだけど、映画はでてきてもドラマは出てこない。

そういえば最近ジャニーズが主演のドラマがない気がするけど、それは「ジャニーズのアイドルに実力や人気がないから」ではなく「ジャニーズ事務所の肖像権が厳しくてリスクになるから」なのかもしれない。

 

ホントにそうならジャニーズの若手アイドルがかわいそうだ。

 

個人的には草彅くんが主演した日テレ系ドラマ「フードファイター」や世にも奇妙な物語の「ヘイトウイルス」がもう一度見たい!

(フードファイターに関しては”大食いによる事故”が理由でも再放送不可なんだけど)

 

広告業界全体の金の流れがテレビからネットに大きく変化している昨今。

だれが見たってテレビ業界全体が衰退してきている。

だからこそ、かつて放送されていた全てのテレビ番組のスポンサーや出演者の利権を整理し、それらをぜんぶネットで配信できないものか。

 

1983年2月5日の朝のニュースとか。

たった1回で打ち切りになった深夜のバラエティとか。

「納豆」で検索したら納豆を紹介する健康番組がいっぱいでてきたり、「腰痛」で検索したら腰痛対策を紹介する番組が見れたり。

UFOで検索したら矢追純一の特番が見れたり。

自分が生まれた日のニュースやドラマが見られたら楽しいだろうし。

タレントの名前で検索したら、若いころから現在までの変化も楽しめる。

 

観られるなら有料でもいい、そんな人たちがたくさんいると思うんだけどね。

 

テレビはいままで「コンテンツの使い捨て」という認識で番組を作ってきたのかもしれないけど、「コンテンツの積み重ね」を意識したほうがいい気がする。

めちゃくちゃいい番組、たくさんあるんだから。

最初から後世まで残ることを想定した番組作りをすれば、まだ挽回のチャンスがあるかもしれないと思うんだけど、やっぱり難しいんですかね?

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