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精神と心理 雑学

「昔はよかった…」そんな懐古厨の心理は30歳6か月以降に作られる説を紹介!

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「懐古厨」とは「昔はよかったなぁ。今のはダメ!つまらないね!」という風に過去を神格化してしまう考え方のこと。

「昔のテレビは無茶苦茶やってた。今はもう規制ばっかりでダメだね!」

「昔の音楽はクオリティが高かった。今はCDも売れないし、売れてるのはアイドルばっかりで音楽シーンは死んだね!」

「昔のゲームは面白かった。今は画像は綺麗になったけど、内容はつまらない!」

とまあ、こんな風にみんな現在を否定して、過去をありがたがる。

 

なぜこんなことが起こるのか?

そのヒントとなりそうな面白い調査結果が発表されたので紹介しよう。

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人は平均して30歳と6か月で新しい音楽を聴かなくなっていく

フランスの音楽ストリーミング会社「Deezer」が、ユーザーを対象に調査をした結果、平均して30代前半くらいで新しい音楽を発掘する努力を止めることがわかった。

中高年が懐メロばかり聴いている、子どもの好きな音楽がまったく理解できない......昔からよくある光景だ。

世代間の隔たりや老化とも深く関わりのありそうな現象だが、実は音楽の好みの「成長」は意外と早く終わり、30歳と6カ月で止まるという調査結果が出た。

参照元:新しい音楽を楽しめるのは30歳まで?(ニューズウィーク)

つまり、人は30代前半くらいから徐々に、今ヒットしている音楽に興味を失くしてしまい、新しい音楽のジャンルを聴かなくなっていくわけだ。

 

このような”傾向”は音楽だけでなく、あらゆるジャンルに存在する気がする。

30代くらいから新しい漫画を読まなくなったり、好きな作家の小説しか読まなくなったり、10代20代の新しい文化に興味を持てなくなる。

そうして新しい趣味にチャレンジすることもなくなり、過去の経験を繰り返すだけの刺激の少ない人生になってしまう。

なぜこんなことが起きるのだろうか?

歳をとると新しい物事を受け入れなくなってしまう3つの心理

なぜ人間は歳をとればとるほど、新しい経験を避け、過去にすがりつくのだろうか?

その3つの理由を紹介しよう。

新しい刺激は疲れる

自分が若いころに経験してこなかった新しい情報や刺激は、それを体験するだけで疲れてしまう。

これが”老い”ってやつだ。

「新しい体験が疲れる?…よくわからないな」

と、若人たちは思うだろう。

しかし、実際、新しい経験は疲れるしめんどくさい。

理解するのも疲れるし、その物事を良いと思うのすらも疲れる。

だから老いれば老いるほどに、安心して楽しめる昔の文化を好んでしまうわけだ。

30代以降ともなるともう時間がない

新しい音楽ジャンルを発掘したい、ゲームだってしたい、芥川賞を取った作家の小説だって読みたい、バラエティ番組だってホントは観たい。

だけど、そんな時間がとれない。

仕事が忙しかったり、家族との時間を過ごさなければならなかったり…とにかく大人になると新しい趣味を発掘する時間的余裕がないのだ。

だから、もともと好きな昔の趣味に落ち着いちゃう。

 

それに時間がないと、そもそも新しいものごとを好きになれない。

昔はCD1枚3,000円もして、おこずかいを貯めて買ったらもう、数カ月はそればっかり聴いていたものだった。

だからその1枚のCDは”好きにならなければならない音楽”だったといっていい。だってやっと買ったCDがイマイチだなんて認めたくない。

もうある意味では洗脳というか、自己暗示に近い。

実際、買ったCDが最初はイマイチに感じても、繰り返し聞いていくうちにその音楽の良さがわかるというか、好きになるということがたくさんあった。

だけど現代の大量消費時代には、そんなに繰り返し新しい音楽を聴くということはない。

1~2度くらい聴いてイマイチと感じたら、もう二度と聴かなくなっちゃう。

 

新しい物事を受け入れるには、繰り返し体験する必要がある。

 

だけど大人になるにつれて、そんな暇はなくなっていく。

これは音楽だけに限らず、あらゆるジャンルに言える。

新しい物事を受け入れるだけの時間が取れないから、大人になると昔の趣味に逃げ込みがちになるのではないだろうか。

過去と伝説と今の普通

もしたまたま今週のヒットチャート1位の曲を聴いたとして、「昔の方がいい曲が多かったな」と思ったとしよう。

でもそれは当然の話だ。

なぜなら、比較対象として思い出すのは自分が好きな曲ばかりだから。

だれも現在ヒットしている曲と、昔自分が好きだったアーティストの聴き飛ばしていたアルバムの中の1曲を比較したりはしない。

 

昔だろうが今だろうが、いいものは良いし、悪いものは悪い。

過去がよく見えるのは、現在の普通な作品と過去の伝説的な良作を比べがちだからなのではないだろうか。

脳内の思い出補正

楽しさやうれしさ、そんなポジティブな感情は、特に青春時代に感じやすい。

10代20代は、大好きな音楽を聴いたとき、映画を観たとき、漫画を読んだ時、脳内のドーパミンやらセロトニンやらノルアドレナリンやらが大量に分泌される。

だけど30代になって精神が落ち着いていけばいくほど、脳内物質は減ってしまうし、経験が積み重なれば積み重なるほど「新鮮な驚き」もなくなっていく。

そのため、30代以降に出会った新しい経験はつまらなく感じるし、青春時代に体験した物事は輝いて見える。

 

さらに厄介なことに、脳は思い出を都合よく作り変えるという機能も持っている。

まさに言葉通り、「思い出補正」ってわけだ。

実際は大したことのない経験が、とてつもなく面白い思い出として記憶されていることがよくある。

その裏には自分は幸せだったと思いたい心理が隠れている。

「今の若い人たちよりも、自分たちの時代の方がよかった」と、そう思いたいのだ。端的に言って。

 

このような記憶のトリックや心理があるからこそ、昔の文化を肯定して今の分化を否定してしまうのだろう。

懐古厨になっちゃう要因

  • 新しい刺激が疲れちゃう
  • 新しい文化を探す時間がない
  • 新しい文化に繰り返し触れる時間もなく、良さが理解できない
  • 過去の自分の好きなものと現在のものを比較しているから
  • 若いころの方が「楽しさ」を感じやすい
  • 今の自分を肯定するために”過去を美化する心理”が働く

実際のところ、過去と現在はどちらが優れているのだろうか?

人間は30代前半を境にして、現在や未来よりも過去の方がよいと感じる傾向があるようだ。

実際のところ、過去と現在を比べ見た場合、どちらが優れているのだろうか?

 

これはもう確実に現在の方が優れている!!

 

音楽、絵画、ゲーム、小説、マンガ、映画、テレビ番組、あらゆる娯楽はテクノロジーの進化と共に、確実に進化している。

もし「昔の方がよかった」と感じているとしたら、それは「今を知らない」だけかもしれない。

 

特に30歳と6か月より年上なら要注意!!

過去をありがたがるだけでなく、今の文化も否定せずに受け入れることができれば、人生はもっと有意義で充実したものになるのではないだろうか。

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