毎年恒例の「嫌いな芸人ランキング」が日経エンタテイメント誌7月号に掲載された。
嫌いな芸人ランキングの常連である江頭2:50は、ランクインはしているものの、最近では1位から転落してしまっている。
ネット上での人気や、東日本大震災でのボランティア活動が悪影響を及ぼしているのだろう。
はたして今年は1位に返り咲けるのだろうか?
というわけで、さっそく2018年嫌いな芸人ランキングのトップ10を紹介したい。
2018年嫌いな芸人ランキング・ベスト10!!
2018年嫌いな芸人ランキング・ベスト10
1位:アキラ100%
1位:石橋貴明
3位:青木さやか
4位:江頭2:50
5位:ゆりあんレトリィバァ
6位:太田光
6位:にゃんこスター
8位:狩野英孝
9位:田村淳
10位:あばれる君
日経エンタテイメントより参照
2018年は去年も1位だった石橋貴明と同票を集め、圏外からいきなりの第一位に輝いたアキラ100%が目を引くランキングとなった。
江頭2:50の結果はと言うと、なんと去年よりもさらにランクダウンして4位という結果に!!
この嫌いな芸人ランキングでランクインするのは、新しく売れてきた芸人や、不祥事を起こした芸人など、いろんな意味で注目を集めた芸人が多い。
誰だって好き嫌いはあるし、注目が集まるからこそ嫌いな意見も多く集まる。
準レギュラ-で出演していたバラエティ番組が立て続けに終了し、地上波での露出が減ってしまった江頭2:50にとって、2018年は災難の年と言っていいかもしれない。
しかしながら、それでも第4位にランクインしているのだから、嫌いな芸人としての存在感は圧倒的だといっていいだろう。
江頭2:50がワースト記録を更新する
江頭2:50は新人でもないし、不祥事を起こしたわけでもない。(ある意味では常に不祥事的存在ではあるが…)
だけど、日経エンタテイメントの嫌いな芸人ランキングという企画が始まった2002年からほとんど毎年1位で、1位ではなかったとしても常に上位にランクインしている。
まさに、異質の嫌われっぷりといっていいだろう。
だけど当の本人は嫌いな芸人ランキングで上位であることを気にしていないどころか、むしろ喜んですらいる。
アメトーーク!の「緊急!江頭2:50スペシャル」では、休養していてまったくテレビに出ていなかった時期でも嫌いな芸人ランキングで1位になれたのは、モノマネをしてくれた原口あきまさのおかげと感謝していた。
苦情はオヤツだっつーの!!
江頭2:50にとって嫌われること、嫌いな芸人ランキングで1位を取ることは芸の肥やしでしかないのだ。
そんな江頭2:50の怒涛の快進撃が陰りを見せたのは…恐らくあの東日本大震災が原因であっただろう。
江頭2:50は個人で被災地に向かい、私財を投げうってボランティア活動に従事した。この善行がどこかからマスコミに漏れ、ネットでも話題になったのだ。
「いや、違うんだよ。ほかの芸能人はお金をもの凄い金額で募金してるじゃない。オレはお金ないからさ。体で払ってきただけなんだよ。
オレはちょっとの人間を喜ばせて、ちょっとの物資だよ。ながーく何日も何日もボランティアやってる奴に比べたら、全然大したことじゃないんだよね。いや正直な話言うと。ほんとなんだよ」
2011年度の嫌いな芸人ランキングでは島田紳助が1位になり、江頭2:50は2位に陥落!!
嫌いな芸人ランキング連続1位の記録を9回でストップさせてしまった。
変に好感度が上がってしまったこと、さらに島田紳助氏の不祥事が重なったためと考えられる。
参考までに2011年以降の江頭2:50の順位を見てみよう。
2012年:休止
2013年:休止
2014年:1位
2015年:1位
2016年:2位
2017年:2位
2018年:4位
特に2016年以降から、少しずつ順位が下降していっているのがわかる。
実は、2018年の4位という順位、江頭2:50にとってはワースト記録なのだ。
時代に流されることなく、流行に左右されることもなく、常に嫌いな芸人として活躍してきた江頭2:50であるが、特に20代30代の男性を中心に好感度が上がってきている。
かつては抱かれたくない芸能人として共に切磋琢磨した出川哲朗も、今では好感度ナンバーワンの芸人となった。
このまま江頭2:50の好感度は上がり続けるのか?
江頭2:50が徹子の部屋に出演したり、主婦層向け情報番組のMCをしたり、笑顔でピザのCMに出演している姿は観たくない!!(車買取アラジンのCMは別だけど)
ファンとしてはいつまでも活躍し続け、嫌いな芸人ランキングでも存在感を示して欲しいものだ!!