ラクトノナデカペプチドとは、アサヒグループ独自の「ラクトバチルス・ヘルベティカスCM4株」という乳酸菌が作り出した”発酵乳”から発見された成分。
このラクトノナデカペプチドを毎日摂取し続けることで、記憶力や計算能力が向上するということがわかっている。
ただ食べるだけ、飲むだけで、記憶力や計算能力が上がるとしたら…??
そんな、まさに”脳のドーピング”ともいえる効果を持つ成分が「ラクトノナデカペプチド」というわけだ。
このラクトノナデカペプチド、ちゃんと機能性表示食品も取得している。
年齢とともに低下する認知機能の一つである注意力(事務作業の速度と正確さ)の維持と計算作業の効率維持に役立つ
ものごとを忘れやすいと感じている中高年の方の認知機能の一部である計算作業の効率、情報処理作業の効率の低下を感じている中高年を含む成人の認知機能の一部である視覚情報作業の効率(視覚情報を組み合わせて全体を推理する力)、同年代に比べて記憶力が低下している中高年を含む成人の認知機能の一部である記憶力(物のイメージを思い出す力)を維持する
機能性表示食品の説明文を読んでみると、なんだかすごそうだ!!
というわけで今回は、ラクトノナデカペプチドの効果と、ラクトノナデカペプチドが含まれる食品を紹介したい。
ラクトノナデカペプチドの作用や脳への影響
ラクトノナデカペプチドはアサヒグループの研究によって乳酸菌から発見された、19個のアミノ酸がつながったペプチド。
このラクトノナデカペプチドを定期的に摂取すると、脳の海馬の中で情報伝達物質「アセチルコリン」の放出量が増加することがわかった。
ラクトノナデカペプチドをマウスに摂取させる実験で記憶力の向上が確認でき、ヒトの記憶力・集中力・認知機能がアップするのも確認された。
ヒトへの実験の内容がこちら。
ラクトノナデカペプチドを含む発酵乳を、記憶力の衰えを感じている50~70歳の中高年の方たちに飲んでもらう。
毎日1回、摂取する量は2.4mg。
これを約2か月(8週間)続けてもらったところ、集中力や短期記憶が改善することがわかったという。
中高年にラクトノナデカペプチド2.1gを1日1回、12週間摂取してもらう実験では、計算作業の効率が低下することなく維持されることがわかった。
また、ラクトノナデカペプチド4.2gを24週間摂取した実験では、視覚情報作業(視覚情報を組み合わせて全体を推理する力)や記憶力の効率が低下することなく維持された。
ラクトノナデカペプチドで期待できる効果
- 記憶力・短期記憶の維持
- 計算能力の維持
- 視覚情報作業の維持
- 集中力の向上
- アルツハイマー型認知症の予防
ラクトノナデカペプチドを含む食べ物はある?
アサヒグループが独自に開発した乳酸菌「ラクトバチルス・ヘルベティカスCM4株」が作り出した発酵乳には、血圧降下や免疫力向上などのさまざまな効果があり、その中には記憶力がアップするような効果もあった。
発酵乳が脳にもアプローチできる!?
その事実を発見し、どうして発酵乳で記憶力がアップするのか、その詳細を研究した結果として発見されたのがラクトノナデカペプチドという成分。
つまり、ラクトノナデカペプチドはラクトバチルス・ヘルベティカスCM4株が作り出した発酵乳に含まれているってこと。
普通の発酵乳製品である「ヨーグルト」や「乳酸菌飲料」などを飲んでも、十分なラクトノナデカペプチドを摂取できないだろう。
十分に効果が得られる量を摂取するのなら、「ラクトノナデカペプチド配合の食品」を食べるのがオススメ。
ラクトノナデカペプチドが含まれている食品や飲料は、アサヒから2019年9月に発売された。
- 「はたらくアタマに/Welch’s(ウェルチ)」スマートスタート
- おいしく解けるショコラ
- 「はたらくアタマに」抹茶ラテ260
- ワンダ はたらくアタマに アシストブラック
- 「はたらくアタマに」ラクトノナデカペプチドドリンク
- 「はたらくアタマに」抹茶ラテ
実験では最短で8週間ほど摂取し続ければ、記憶力や計算能力が変化したとか。
これらのドリンクやチョコレートを毎日食べれば…
記憶力や計算力が向上するとともに、加齢による記憶力の低下も予防できるかもしれない!!
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