健康とダイエット 精神と心理

CMで話題!ココロ応援ドリンク「アロパノール」の効果とは?その成分や使い方を紹介。

2015年1月13日

ココロ応援ドリンク「アロパノール」という商品がある。

 

心を応援してくれる…飲み物?

 

例えば怒られたりして落ち込んでる時、これを飲めば応援してくれるのだろうか?

どんな成分が入っていて、どんな感じに効くのか?

うつ病なんかにも効くのか?

 

アロパノールの成分や効果についてまとめて紹介したい。

心を応援してくれるアロパノール内服液とは?

アロパノール内服液とは全薬工業は発売している第二種医薬品だ。

こんな症状に効果がある

  • 不安や緊張からイライラしたり、気分が悪くなる
  • 気分が押しつぶされそうになる
  • 対人関係で過度な緊張・不安が続いている
  • 夜に目が覚める・熟睡できない
  • いろんな理由で、とにかくイライラする

現代人で学校や会社で頑張っているなら、一度や二度はこんなストレスにさらされたことがあるんじゃないだろうか?

では、アロパノールのどんな成分がそんな”心の疲れ”に効くのだろうか。

ココロの応援!どういった成分が入っていて、どんな効果があるんだろう?

アロパノール内服液の成分は「漢方薬」がメインになっている。

それは「抑肝散」(よくかんさん)というもの。

古来こどもの夜泣きなどに使われてきた漢方で、神経の高ぶりを鎮める効果がある。

 

漢方薬とは天然由来の成分「生薬」を絶妙な配分で組み合わせることによって、ある種の効能を得ることが出来る東洋医学のお薬の事だ。

そして抑肝散は7つの生薬の組み合わせからなる。

①チョウトウコウ

効能:高血圧・痙攣・めまい・不眠

②サイコ

効能:解毒・解熱・鎮静

③カンゾウ

効能:鎮痛・下痢・動悸・他の薬物の効能を高める

④トウキ

効能:貧血・月経不順・月経痛・腹痛

⑤センキュウ

効能:貧血・月経痛・冷え性・頭痛・筋肉痛

⑥ブクリョウ

効能:むくみ・食欲不振・消化不良・動悸・不眠

⑦ビャクジュツ

効能:健胃・整腸・利尿

これらの生薬が絶妙にブレンドされた抑肝散は、緊張・イライラ・不安・不眠・頭重の症状を緩和する効果が期待できる。

緊張や不安からイライラしたり、気分が悪くなる方の神経の症状を緩和し、朝起きても疲れがとれない、ぐっすり眠った感じがしないといった症状を和らげてくれる。

 

アロパノールにこんな効果があるとしたら、まさに心応援ドリンクといってもいいのではないだろうか。

こころを応援するアロパノールには3つの種類がある!それぞれの使い方。

アロパノールには内服液のほかに錠剤タイプのものと、顆粒剤タイプのものがある。

錠剤や顆粒タイプのものは、慢性的なイライラなどにオススメ。漢方による体質改善を期待できる。

内服液タイプのものは、すぐに何とかしたいイライラや緊張にオススメ。イライラ・緊張の症状が出たら飲む。

内服液タイプはある程度即効性があるのだ。1回1本飲みきりなので、イラッとしたらすぐゴックン!これでココロが応援されるってわけだ。

 

もしすぐ隣に、顔を上気させてアパノール内服液を一気飲みしている人がいたら、少しだけ気を付けた方がいいかもしれない。

 漢方薬のメリットとデメリット

アロパノールの主成分は漢方薬だ。では、漢方薬の良いところや悪いところは何だろう?

漢方薬のメリット

  •  体質の改善を期待できる
  • 生薬を利用しているので西洋薬に比べて副作用が出ずらい
  • 未病の段階で効果を発揮する

漢方薬のデメリット

  •  効果に即効性がない
  • 効果があるかどうか確実ではない

以上の事からアロパノールをオススメ出来る人物像が浮かび上がってきた

①日常的にイライラしちゃう人、怒りっぽい人、緊張しやすい人の体質改善

②睡眠薬や向精神薬を服用しているが、意欲の低下などの副作用が辛い人(ただし漢方を使う場合は独断ではなく医師に相談しよう)

③かつてうつ病で今は緩解しているが再発が怖い人や、うつ的な気質を持ってる人の精神病発病を予防する。

内服薬タイプのアロパノールは、イライラを感じた時に飲むとの事だが、漢方なのでそれほどの即効性があるのかは疑問だ。

しかし、とんでもなく長い歴史を持つ漢方の効果は西洋医学の常識を超えることもあるかもしれない。

ポケットにいつもアロパノールを…

「こころ応援ドリンク」ってネーミングがいいよね。

落ち込んだ時やイライラした時に、自分を応援してくれる内服薬をポケットに忍ばす…。

それだけで、なんとなく安心しちゃうんじゃないだろうか?

ポケットの中でアロパノール内服薬が「がんばれー」って応援してくれてるんだ。

 

あとはそうだね、ちょー怖い更年期障害の鬼嫁とか、DVの酷い暴力旦那の味噌汁にアロパノール顆粒タイプをちょっとずつ混ぜるというのはどうだろう?

漢方で体質改善するには気の長い服用が必要かもしれないけどね。

 

バブル期に企業戦士たちの為「24時間戦えますか」をキャッチコピーにリゲインが登場した。現在のリゲインのキャッチコピーは「3、4時間戦えますか」「24時間戦うのはしんどい」だ。今の世相を反映したといっていい。

そしてココロ応援ドリンク「アロパノール」、その存在自体が正に時代が求めた薬と言っていいだろう。

社会に、人に、人生にほとほと疲れ果ててしまった時、ためしに飲んでみるのもいいんじゃないだろうか。

アロパノールを購入する際の、大いなる矛盾。

小心者であがり症の私は、さっそくアロパノールを購入するため、近所にある大きめのドラッグストアに向かった。

店内をくまなく探す…しかし、アロパノールがない!!

どこにあるのか?置いてないのか?

考えられる可能性はひとつしかなかった。そう、レジの後ろにある薬棚の中にあるという可能性だ。

しかし、よく考えてみて欲しい。

 

「あ、すいません。アロパノールって薬探してるんですけど、置いてますかぁ?」

 

アロパノールを必要とする人物に、店員さんにこんなことを聞くなんて所業、あまりにもハードルが高すぎる!

もしなかったら探してもらった店員さんに悪いな…ああ、アロパノールが欲しいなんてどう思われるだろう…もし店員さんが探している間に他のお客さんがレジに来たら迷惑になるんじゃないか…ないにきまってる…ああ、おれなんて死んだ方がマシだ…。

激しい動悸。膝がガクガクと震えだし、粘り気のある嫌な汗がこめかみを伝う…。

なんてことだろう。アロパノールを買うのに、今まさにアロパノールが必要なのだ。

なんという矛盾!!

…私はあきらめて帰った。店員さんに問い合わせるなんて出来なかったのだ。

 

しかしアロパノールはアマゾンでも売っていたのだった。今度はきちんとアロパノールを服用してから、ドラックストアに行こうと思う。

もしこの文章を読んでいる全国のドラックストアの店員さんがいたとしたら、すぐさまアロパノールを薬棚から店内の人目につかないはじっこにそっと移動させてほしい。それが、まさに、ココロ応援店員さんなんだ!
       

生薬をつかった漢方薬とはいえ、副作用があるかもしれないので、きちんと注意事項を読んで服用しよう!!

-健康とダイエット, 精神と心理