「梅」と「雨」と書いて梅雨。
雨の多い梅雨は、疲労や食中毒に胃腸の不良など、様々な体調不良が出やすい時期。
そんな体調不良を一挙に解決するのが「梅」なのだという。
梅にはどんなパワーが秘められているのだろうか?
梅雨の語源とは?はなんで梅と雨と書くのだろうか
①6月は梅の実が熟すころだから梅雨。
②中国で「カビの生えやすい時期の雨」という意味の黴雨(バイウ)という漢字があった。このバイがカビという意味なのだが、カビだと印象が悪いので同じ音の「梅」を当て字とした。
梅雨の語源については諸説あるものの、このふたつが一番有名。
中国に語源があるということは、中国にも梅雨ってあるの?
そう思って調べてみると、梅雨という気候は日本特有のものでもないらしい。東アジアの多くでみられ、中国でも一部の地域も梅雨が存在する。
日本では北海道に梅雨はないけれど、日本以外の場所にも梅雨は存在するようだ。
雨ばっかり降る、じめじめとして蒸し暑い梅雨。
体調を崩してしまう人も多いのではないだろうか?
疲労やストレスが溜まる。じめじめしているので、食中毒の危険もある。
食欲低下に消化器系の不調…。
これらすべての体調不良を、一手に解決する梅雨にオススメの食材があるという。
それは「梅」だ!!
梅雨に最適!梅の健康効果
梅はこれらの梅雨時期の体調不良を解決する力を持っている。
梅の健康効果を一覧にしてみよう。
- 疲労回復
- ストレス軽減
- 二日酔い・食中毒予防
- 胃腸の不調を緩和する
- 貧血予防
- 食欲低下の改善
- アレルギー疾患予防
- 痛みの緩和
- 口臭予防
- 血糖値を下げる
- 肩こり緩和
- 心筋梗塞・脳梗塞予防
梅はアルカリ性の食品で、血液を弱アルカリ性に保つことが出来る。血液が弱アルカリだと、美容効果や老化の予防にもなる。
また梅には有効成分がたくさん含まれている。
- 梅ポリフェノール
- ムメフラール
- クエン酸
- ピクリン酸
- クロロゲン酸
- ベンジルβ-D-グルコピラノシド
書ききれないくらいの効能が科学的に証明されているのだ!
梅をどれくらい食べればいいのだろう?
では、健康効果を得るために梅をどれくらい食べればいいのだろう?
梅を食べるって言っても、そんなに食べられそうもないけど…。
なんと、梅肉を1日たったの3gでいいとのこと!
梅干なら1日1個で大丈夫だ。
これなら毎日でも食べられそうだね。
梅雨まとめ
そういえば、近所のスーパーに青梅が出回り始めたようだ。
一番健康に良い食事ってのは「季節のものを食べる」ってことらしい。
だとしたら、梅雨の時期の体調不良に「梅」が効果的と言うのもうなずける。
個人的には「肩こり」と「口臭」に梅干が効果的なら、1日1個食べてみるのもいいかなぁと思ったり。梅雨に関係ないけど。
梅干1日たった1個でいいなら、簡単に出来そうだよね。
紀州南高梅 減塩梅干し つぶれ梅 はちみつ漬け 1kg(500g×2個) 塩分5% [訳あり]