ダイエットのために、毎日がんばって運動している人も多いかもしれない。
…でも痩せない!!
いったいなぜなのだろうか?
実は運動で痩せないのには、ちゃんとした理由があったのだ。
その理由と、ぐんぐん痩せるダイエット法を紹介しよう。
なぜ運動で痩せないのか?
運動の消費カロリーを見て、疑問に思ったことはないだろうか?
例えば時速4kmで30分歩いた場合の消費カロリーはだいたい80~90kcalだ。
30分間軽くジョギングした場合は、約200kcalくらい。
男女差、体格差、年齢差はあるものの、おおよそこれくらいのカロリーを消費する。
これって、消費カロリー少なすぎない?
では、摂取カロリーのほうも見てみよう。
例えば、コーラ200mlで90kcalになる。ウォーキング30分とほぼ一緒だ。
ご飯1杯分(140g)だと約235kcalになる。これは30分の軽いジョギングと一緒。
お菓子やジュースのパッケージに記載されてるカロリーをみても、平気で100kcal以上あるものばかり。なのに30分頑張ってウォーキングしても消費カロリーはたったの90kcalだのだ。運動で痩せるのがいかに難しいのかがよくわかるだろう。
食べ物からの摂取カロリーを運動で消費して、さらには痩せようなんて、毎日フルマラソンを走る必要があるのではないだろうか?
運動での消費カロリーは、全体のごく一部
運動と減量について研究しているアメリカ国立衛生研究所のKevin Hall博士によれば、運動は長生きに効果的で幸せな生活を送れるものの、体重を減らすための最適な方法ではないとのこと。
人間が消費するカロリーの大半は、安静時代謝で占められています。つまり、摂取したカロリーのうち、人間が運動の量によってコントロールできるカロリーは30%以下というわけです。
ある研究では、体重200ポンド(約91kg)の男性が1時間のランニングを週に4日間、1カ月にわたって続けた場合、最大でも5ポンド(約2.3kg)しか減量しないことが明らかになっています。
参照元:「運動は健康にいいがダイエットに最適な方法ではない」という理由とは?(Gigazine)
人間が生きていくうえで消費するカロリーには3種類ある。
①基礎代謝(安静時代謝)
②食べ物を消化する時に使われるカロリー
③運動で使われるカロリー
基礎代謝は心臓を動かしたりといった、人間が生きていくうえで自然に消費しているカロリーのこと。
個人差はあるものの、人間の総消費カロリーの6~7割が基礎代謝であるといわれている。運動で消費するカロリーは、全体から見ても少ない。
先ほど歩くことやジョギングの消費カロリーを紹介したが、その数値を見ても「運動すること」が日常の消費カロリーのごく一部であることがわかるだろう。
適度な運動は健康な生活を送るために必要不可欠だけれど、ダイエットとしては効率的ではないということになる。
もっとも有効なダイエットは、「ローカロリーでバランスの取れた食事+適度な運動」ということなのだ。
食事制限を一切せずに、運動だけで痩せようというのはやめておいたほうがいい。
かといって、いきなりファスティング(プチ断食)をすると、健康を害してしまう可能性のほうが高い。美しく痩せるためには、3食のうち1食だけをダイエット食に変える「置き換えダイエット」がオススメだ。
満腹感が得られる置き換えダイエット食品
置き換えダイエットとは、3食のうちのひとつを、ローカロリーで栄養豊富なダイエット食品に帰るというダイエット方法。
運動を頑張るよりも、空腹を無理に我慢するよりも、簡単に効果的にダイエットすることができる。
オススメはチアシードが配合されたスムージー。
チアシードは体内で水分を吸収して何倍にも膨れるので、ローカロリーなのにもかかわらず満腹感が得られる。しかも栄養も豊富なスーパーフードだ。
もちろん1食だけ抜くダイエットでもいいし、カロリー摂取制限完璧なヘルシー料理を自分で作ったっていい。だけど、利便性と継続性を考えた場合は、こういった栄養バランスのとれた置き換えダイエット食品が有効だろう。
運動は健康維持にとっても大事なのはわかっている。だけど嫌いな運動を無理にやりすぎて、ダイエットに挫折してしまっては元も子もない。
今まで何度もダイエットに失敗してきたのなら、運動はほどほどにして置き換えダイエットを試してみてはいかがだろうか!?
今回紹介した置き換えダイエット食品以外にも、たくさんのダイエット食が販売されている。
おいしそうな置き換えダイエット食品をたくさん買っておいて、毎日別のヤツを食べれば飽きることもなく継続できるはずだ。