健康とダイエット

ダイエットサプリメントでは痩せないし効果もない決定的な理由とは?

2018年8月10日

世の中にはたくさんのダイエット・サプリメントが発売されて人気を集めている。

「配合された生酵素が体内で消化を助け、スッキリ体型に!!」

「カプサイシンが脂肪の燃焼を助けて、ダイエット効果が!!」

「腸内の痩せ菌を増やして、簡単ダイエット!!」

なんて宣伝文句が踊り狂っているが、ダイエットサプリに体重減少効果はない。

 

おそらくダイエットサプリを一度でも使ったことがある人なら、体験的に感じているのではないだろうか?

 

なぜ、ダイエットサプリにダイエット効果がないのか?

業界の人が絶対に話したくない真実を紹介したい。

ダイエットサプリにダイエット効果がない理由とは?

ダイエットサプリにダイエット効果がない理由を説明するにあたり、ダイエットサプリによく使われる「酵素」や「痩せ菌、デブ菌」、「カプサイシン」といった成分の嘘を暴いていきたい。

と、その前に、最も大事なことをお伝えしたい。

先ほど”嘘を暴く”なんて厳しい言葉を使ったけれど、多くのダイエットサプリメントの広告には嘘は書かれていない。

「このサプリメントを飲んだら体重が減りますよ」

「このサプリメントを飲んだらダイエットになりますよ」

ダイエットサプリの広告にそんな言葉は一切書かれていないからだ。

それは多くのダイエットサプリには本当にダイエット効果がないからであり、「ダイエット効果があるよ」と表示して宣伝すると薬事法違反になってしまうから。

 

だからダイエットサプリの広告では、”ダイエットのサポートに”とか”酵素が不足すると太りやすくなる”とか”シャキッとする”とか”スッキリする”といったあいまいな表現を多用する。

直接的な表現を避けつつ、消費者に「このサプリを使えば痩せるんだよ」という間違ったイメージを持たせるよう工夫されているのだ。

 

「いや、でもダイエットサプリメントは人気があるし、飲んだら少しくらいはダイエットに効くんじゃないの??」

そう思うかもしれない。

しかし、ダイエットサプリはまったくダイエットに対して効果を発揮しない。

それはダイエットサプリに配合された成分の働きを見れば明らか。

その理由を簡単に説明したい。

酵素はダイエットにつながらない

多くのダイエットサプリメントには酵素とか生酵素とか、とにかくたくさんの酵素が配合されているものが多い。

「加齢によって酵素は減少するので、酵素を補って健康にダイエット!!」

本当にそうなのか?

そもそも酵素というのが私たちの体内でどんな役割をしているのかを、簡単に説明しよう。

 

酵素は体内のあらゆる生体反応にかかわってくる物質で、食べ物の消化吸収や代謝に必要不可欠なたんぱく質の一種。

加水分解酵素や酸化還元酵素、脱離酵素に転移酵素など、人間の体内には3,000種類以上の酵素があるという。

それらの酵素は生命維持に欠かせないが、酵素の体内にある量は限られており、人間の活動によって適宜使用される。

 

確かに酵素が配合されたサプリメントは健康の維持にとってはとてもいいだろう。

でも、ダイエットの観点から見たらどうだろう?

酵素をサプリメントで補うことができれば、不足気味の消化酵素を増やしてくれるので、食べ物の吸収効率を上げて消化をサポートをしてくれるはず。

ということは、酵素配合サプリメントは「食べても太らない体質」ではなく「食べたら食べた分、しっかりと太れる体質」を目指すサプリメントといえる。

 

確かに酵素を摂取すると、体内の代謝酵素も補うことはできる。代謝がよくなればダイエットにも効果的かもしれない。

しかし体内の酵素は、消化酵素から優先的に消費される。酵素サプリを摂取しても、まず消化酵素に使われることになるのだ。

酵素たっぷりのサプリメントは健康という面からみればオススメだけれど、必ずしもダイエットには繋がらないだろう。

注意ポイント

酵素は熱や酸に弱いので、サプリメントとして摂取してもほとんど意味はないという説もあるよ。

追記:酵素サプリメントに処置命令が!

酵素を含むサプリメントやドリンクを飲むだけで簡単に痩せられるような広告を出し、健康商品を販売したとして、消費者庁は29日、ジェイフロンティア(東京都渋谷区)など5社に景品表示法違反(優良誤認)で再発防止などを求める措置命令を出した。

同庁によると、対象は「酵水素328選生サプリメント」など5商品。5社は自社サイトで、商品を摂取するだけで酵素の効果により簡単に痩せられると宣伝し、タレントを使った広告もあった。

参照元:「酵素で痩せる」根拠なし=消費者庁、販売5社に措置命令

うそ、おおげさ、紛らわしい酵素ダイエットサプリを販売していた5社が、消費者庁の処置命令を受けることとなった。

その理由は明快で、5社すべてが酵素ダイエットサプリメントがダイエットに効果があるという根拠を提示できなかったから。

そもそも酵素にはダイエット効果がない。

この5社に限らず、市販されているすべての酵素サプリメントにはダイエット効果がないと知っておいた方がいいだろう。

痩せ菌を増やすことでダイエットにはならない

最近テレビのダイエット特集で「デブ菌」や「痩せ菌」なんていう言葉をよく聞く。

これは2006年に発表された「痩せている人と太っている人の腸内フローラには違いがある」という内容の研究論文が発表されたことに由来する。

痩せている人の腸内に多い腸内細菌のことを、わかりやすいように「痩せ菌」と呼び、太っている人の腸内に多い腸内細菌のことを「デブ菌」と呼んでるわけだ。

でも、腸内で痩せ菌を増やすことが本当にダイエットにつながるのか?

 

痩せ菌というのは「バクテロイデス門」に属する腸内細菌で、腸内での栄養吸収を阻害する働きを持つ。

デブ菌というのは「ファーミキューテス門」に属する腸内細菌で、でんぷん質などを分解しエネルギー吸収効率を上げる働きを持っている。

ダイエットのために痩せ菌を増やしたいのはわかるけれど、栄養吸収を阻害する働きを持った痩せ菌は、生命維持の観点から見たら増えすぎたらダメな腸内細菌といえるだろう。

 

「でも、痩せ菌が増えたら食べても太らないんでしょ!?増やしたい!!」

 

そう思うかもしれないけれど、すべてのダイエットサプリメントは痩せ菌を増やすことができない。

どれだけたくさん酵素が配合されていたとしても、腸内フローラには影響しない。

ビフィズス菌や乳酸菌といったいわゆる”善玉菌”が配合されたダイエットサプリはあるものの、ビフィズス菌は痩せ菌でもデブ菌でもない種の細菌だし、乳酸菌にいたっては消化吸収を助けてくれるデブ菌の一種だ。

多くのダイエットサプリメントは、「痩せ菌を増やす」ではなく「腸内環境を整える」というアプローチしかすることができない。

だけど、それは正しいアプローチといえる。

 

一番大事なのはバランス。

 

ファーミキューテス門とバクテロイデス門の2種類で、腸内細菌全体の80~90%を占めるといわれている。どちらかを増やすのではなく、バランスよく存在しているのが一番健康的だ。

ダイエットサプリで痩せ菌だけを増やすというのは不可能だけど、腸内環境が整うことで健康になることが可能かもしれない。

注意ポイント

痩せ菌が増えすぎるのは不健康だし、そもそも痩せ菌を増やすダイエットサプリメントは存在しない。

カプサイシンにはほぼダイエット効果はない

トウガラシなどに含まれるカプサイシンという辛み成分には、食べるだけでカロリーを消費する効果がある。

トウガラシがたっぷりの激辛料理を食べと、体が熱くなるし汗がダラダラと垂れてくる。

たしかに体内でカロリーが消費されている実感があるだろう。

だけど、カプサイシンを摂取することがダイエットには繋がらない。

 

ラットの実験では脂質の代謝促進作用が認められたものの、人間ではその効果が確認されていないからだ。

カプサイシンを摂取することでの消費カロリーなんてわずかなもの。脂肪を減らすほどのカロリー消費を期待することはできないだろう。

どうしても運動したくないからカプサイシンを摂取する、そんな考えは今すぐ捨てて、少しでも歩くことを心がけた方がダイエットには一兆倍マシだろう。

注意ポイント

カプサイシン配合のダイエットサプリには、ほとんどダイエット効果はない。

本当に効果のあるダイエットサプリメントはあるのか?

では、本当にダイエット効果のあるサプリメントはあるのだろうか?

体重が減る効果があるかどうかはわからないけれど、少なくともお腹周りの脂肪を減らす効果のあるサプリは存在する。

例えば「シボヘール」というダイエットサプリメント。

シボヘールは機能性表示食品を取得していて、しっかりとパッケージに機能を表示できる。

シボヘールの届け出表示

葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。肥満気味な方、BMIが高めの方、お腹の脂肪が気になる方、ウエスト周囲径が気になる方に適した食品です。

機能性表示食品ということは、ある程度の科学的な根拠があるということ。

普通のダイエットサプリメントよりは遥かに信頼がおけるだろう。

他にヘルシア緑茶なんかも、脂肪の分解を促進させる効果を持っている。

ヘルシア緑茶の機能

脂肪の分解と消費に働く酵素の活性を高める茶カテキンを豊富に含んでおり、脂肪を代謝する力を高め、エネルギーとして脂肪を消費し、体脂肪を減らすのを助けるので、体脂肪が気になる方に適しています。

もし本当に酵素やカプサイシンにダイエット効果があるのなら、その効果をまとめて論文として発表し、機能性表示食品を取得すればいい。

それができないということは、それらの成分にダイエット効果がない、或いはダイエット効果を証明できないってこと。

 

本当に効果のあるダイエットサプリメントを見分けるには、パッケージにきちんと機能が表示してあるものを選ぶというのがポイントだ。

 

…とはいえ、たとえ機能性表示食品で「脂肪を減らす」なんて書いてあっても、「サプリメントを飲むだけで簡単に痩せられる」なんてのは夢物語に過ぎない。

サプリメントはあくまでも補助的な効果しかない。

ダイエットというのは結局のところ、「カロリー摂取を制限し、適度に運動する」という方法が一番確実で簡単なのではないだろうか。

新規原稿追加の為

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