日本に宇宙人の乗った宇宙船が襲来し、攻撃を始めたらどうなるのだろうか?
自衛隊はスクランブル発進して迎撃に向かうのか?
国民の避難は?
このような疑問に対して、内閣府が正式に回答をした。
…その内容は驚くべきものであった!!
日本政府は宇宙から飛来したUFOに対してどう対処するのか!?
内閣府に対してUFOに関する質問をしたのは逢坂誠二衆院議員。
彼の質問のポイントは6つある。その内容を簡単に紹介しよう。
①政府は地球外から飛来したUFOの存在を確認したことがあるか?
②アメリカの「先端航空宇宙脅威特定計画」について把握しているか?
③ニューズウィーク誌でUFOの報道があったけど、日米で情報共有はしているのか?
④日本にUFOが飛来した場合、どの政府機関が対処するのか?
⑤「日本への武力攻撃」には地球外から飛来したUFOからの攻撃も含まれるのか?
⑥日本やその周辺でアメリカ軍がUFOから攻撃を受けた場合、存立危機事態(日本大ピンチ状態)と認定される可能性はあるのか?
*質問の詳細については「未確認飛行物体にかかわる政府の認識に関する質問主意書」を確認ください。
「先端航空宇宙脅威特定計画」とはアメリカの国防総省が2007年~2012年まで行っていた、UFOの目撃情報を調査する極秘プロジェクトのこと。
約25億円の秘密予算を投じられて遂行されたプロジェクトであったが、具体的な成果はまったくない(或いは秘密にされている)という。
一部のオカルティストによると、2012年にプロジェクトが中止になったのはあくまでも表向きの事であり、秘密裏にUFO研究は続いているとか…。
そんな風にアメリカはちゃんとUFOの研究しているのに、日本はどうなんだよ?と。
ちゃんと同盟国アメリカとUFOに関する情報共有はできているのか?日本はUFOを認識しているのか?有事の際はどうするのか?
そんなUFOにまつわる様々な疑問を内閣府にぶつけたわけだ。
それに対する回答は驚くべきものであった。
あ、まったく考えてません…
政府は27日の閣議で、未確認飛行物体(UFO)について「地球外から我が国に飛来した場合の対応について特段の検討を行っていない」とする答弁書を決定した。
立憲民主党の逢坂誠二衆院議員が、2016年に施行された安全保障関連法で定める「武力攻撃事態」や「存立危機事態」に該当するかを問う質問主意書を出していた。
安全保障は「想定外のことを想定する」(ハリス米太平洋軍司令官)ことが求められるが、さすがにUFOは例外のようだ。
参照元:UFOへの対応、答弁書を閣議決定(毎日新聞)
未確認飛行物体(UFO)とは、”未確認”な”飛行”する”物体”なわけで、その正体は某国の秘密兵器かもしれないし、未来人が乗っているタイムマシンかもしれないし、誰かが趣味で飛ばしてるドローンかもしれない。
しかしここではUFOのことを「地球外から我が国に飛来した物体」と明確に定義している。
つまりエイリアン・クラフト(宇宙船)としてのUFOが日本に飛来した場合、安全保障の観点から日本はどう行動するのか?武力攻撃はどうするのか?について「検討を行っていない」と明確にした、実に歴史的閣議決定といえるだろう。
日本政府はUFOという危機に対して、何も考えてないし、何の対策も行っていないわけだ!!!!
①政府は地球外から飛来したUFOの存在を確認したことがあるか?
②アメリカの「先端航空宇宙脅威特定計画」について把握しているか?
③ニューズウィーク誌でUFOの報道があったけど、日米で情報共有はしているのか?
④日本にUFOが飛来した場合、どの政府機関が対処するのか?
⑤「日本への武力攻撃」には地球外から飛来したUFOからの攻撃も含まれるのか?
⑥日本やその周辺でアメリカ軍がUFOから攻撃を受けた場合、存立危機事態(日本大ピンチ状態)と認定される可能性はあるのか?
これらの質問に対する政府の回答
①について→政府としては、御指摘の「地球外から飛来してきたと思われる未確認飛行物体」の存在を確認したことはない。
②及び③について→政府としては、個々の報道について答弁することは差し控えたい。
④から⑥までについて→政府としては、御指摘の「地球外から飛来してきたと思われる飛行物体」が我が国に飛来した場合の対応について特段の検討を行っていない。
…この日本政府の姿勢に対してどう思うだろうか?
常識的な大人ならば、地球外からの侵略に対して予算を組むくらいなら、地震対策や災害対策に使った方がマシだと思うだろう。
莫大な予算を投じて、宇宙人の兵器に対抗するための秘密兵器を開発するなんて馬鹿げていると。
確かにその通り!
だけど…
PS4の地球防衛軍5を100時間以上プレイしている私から言わせてもらうならば、地球外生命体からの侵略の可能性はゼロではない!!
どれだけバカげていたとしても、もしもの時にどうするか、それを考えておくのも必要なのではないだろうか…。