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[画像]スーパーブルーブラッドムーンで大地震が発生するのか!?古い時代の終焉を告げる月の神秘

2018年1月27日

追記:2018年1月31日21時50分頃、自宅から撮影したスーパーブルーブラッドムーン

 

2018年1月31日にスーパーブルーブラッドムーンが発生するという。

直訳すると「すごく青い血の月」ということになる。

これは月に現れるめずらしい現象が3つ同時に発生するという、とてつもなくレアな現象だ。

 

実は、満月や新月と大地震の発生には関係があるといわれている。

そもそもスーパーブルーブラッドムーンとは何なのか?

スーパーブルーブラッドムーンで大地震は発生するのか?

100年以上前にスーパーブルーブラッドムーンになったとき、日本では何が起こったのだろうかッ!!?

スーパーブルーブラッドムーンとは?

スーパーブルーブラッドムーンとは、スーパームーンと、ブルームーンと、ブラッドムーンが全く同時に発生する現象のことだ。

スーパームーン:月が地球に接近して満月が超巨大に見える現象

ブルームーン:ひと月に2度満月が起きる現象

ブラッドムーン:皆既日食時に現れる、月が血のような赤色に染まる現象

この3つの現象が同時に起きると、スーパーブルーブラッドムーンとなるわけだ。

巨大な月が青い血に染まる…。

なんとも不気味な印象を受けるが、はたしてスーパーブルーブラッドムーンは不吉な現象の前兆なのだろうか?

皆既日食やスーパームーンと地震の関係

スーパームーンは月と地球の距離が接近しているときに起きる満月のこと。月と地球の距離が近い分、月からの引力の影響も強まると考えられている。

また、皆既日食は月と太陽と地球が一直線に並ぶことで発生する。その影響で太陽と月からの引力が、普通の満月や新月の時よりも強まる可能性がある。

つまり、スーパーブルーブラッドムーンが発生した場合、地球は凄まじく強い引力の影響を受ける可能性がある。

 

引力は地球全体に影響を及ぼしていて、潮の満ち引きはもちろん、地球全体を覆うプレートにも影響を及ぼしているという。

内陸部で発生する直下型地震は関係ないかもしれないが、東日本大震災に代表されるようなプレート境界型地震は、引力の影響で誘発されるかもしれないという可能性が示唆されている。

 

私たちが生活している大地は、毎年数センチレベルで移動している巨大が岩盤「プレート」の上に乗っかっている。

地球を覆うプレートとプレートがぶつかり合う場所では、凄まじい圧力が蓄積されていて、それが爆発するときに巨大な地震が発生する。

日本は思いっきりプレートとプレートの境界線上に位置しているため、昔から地震が発生しやすいわけだ。

 

月からの引力は、プレートを引っ張る作用がある。

今にも爆発しそうなくらい圧力のたまったプレートとプレートの境界線があったとしたら、ちょっとした外部からの力でもはじけてしまうかもしれない。

もしスーパーブルーブラッドムーンが発生して、プレートが引っ張られる力が強まるとしたら、大地震が発生する可能性もゼロではないだろう。

 

これはなにも、根拠のない都市伝説ではない。

東京大学が引力と地震に関係があるとする研究を発表したこともあるのだ。

このほど東京大学の研究者チームが、40年以上にわたるデータから世界各地で生じた地震を徹底分析。その結果、マグニチュード5.5以上の巨大地震が発生した時期と、大潮になる時期、つまり月や太陽から地球が受ける重力の影響が大きくなる時期に因果関係があることを示す研究論文が、学術雑誌「Nature Geoscience」に掲載されました。
同調査によれば、2004年のスマトラ島沖地震、2010年のチリ地震、2011年の東日本大震災など、いずれもマグニチュード8.8を超える巨大地震が、満月または新月の前後に発生していたことが判明。大潮の時期には、海底の地殻プレートへ潮汐による多大な力がかかり、そこへ太陽や月の引力も加わって、大地震につながりやすいとの説が発表されています。

参照元:「大地震は満月か新月の前後に起きやすい」東大研究者らが発表(エキサイトニュース)

スーパーブルーブラッドムーンが大地震の引き金りなる可能性は確かにある。

では、100年以上昔に発生したスーパーブルーブラッドムーンでは、大地震は発生したのだろうか?

スーパーブルーブラッドムーンで大地震は起きたのか?

直近でスーパーでブルーでブラッドな月が発生したのは、なんと1866年も前の話。

では、1866年には何が起きたのか?

結論から言ってしまえば、大地震は発生していない。

1866年11月24日北海道で大きめの地震があったとされるが、それほどの被害は出ていないようだ。

スーパーブルーブラッドムーンだからといって、必ずしも大地震が発生するというわけではない。

 

ただ…今年から来年にかけて、日本は大きな転換期を迎えるかもしれない。

スーパーブルーブラッドムーンが発生した1866年は幕末の動乱期であり、日本という国が大きく動いた年であった。

翌1867年には孝明天皇が崩御され、息子である明治天皇が皇位につくこととなる。さらに同年に大政奉還が行われ、江戸幕府は終焉を迎える。

政治の中心が江戸幕府から朝廷に移されることとなり、1868年には新しい明治時代が始まるわけだ。

 

では現在を見てみよう。

スーパーブルーブラッドムーンが発生する2018年(平成30年)は、まさに日本の転換期といっていいだろう。

翌年2019年の4月30日には、平成の時代が終わる予定になっている。

新しい天皇が即位し、「平成」という元号も変わる。

 

スーパーブルーブラッドムーンは不吉な災害の予兆というよりも、新しい時代への転換期を示すものなのではないだろうか。

変化に対応できないと…

時代が大きく動くときは、往々にして今までの常識が覆される。

仮想通貨の出現で貨幣という常識が揺らいでいる。

進化するAIは人間の仕事を奪い、人間そのもののアイデンティティを揺るがしている。

北朝鮮の核問題やトランプ大統領の出現で、世界のパワーバランスは新しいステージへと変化していきつつある。

 

今までの常識や価値観に囚われている人々は滅び、新しい時代の新しい価値観を受け入れて柔軟に変化していく人々が生き残る。

 

引力の影響で大地震が起きるかもしれないし、起きないかもしれない。

だけど、変化と激動の時代がやってくることは確かなのではないだろうか。

2018年のスーパーブルーブラッドムーンは古い時代の終わりと、新しい時代の始まりを告げているのかもしれない…。

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