努力することは立派で偉くて凄くて、でも辛くて精神力が必要で…なんて思ってしまう。
けど、努力することは、ぱっと見は辛そうに見えるけど楽な選択肢な気がする。
もし努力しないで目標を達成できるなら、努力しない方がいいにきまってるし、そっちの方がすごい。
なにか目標があって、それを達成したいと思うとき、
「目標に向かって努力すること」がもっとも楽で効率的に目標の達成確立を上げられる方法だと思う。
なにもしなかったら目標は達成できないし、運にまかせてみてもいつまでたっても願いは叶わないかもしれない。
努力ってのは、いちばん楽で確実な道なんだよね。
努力家ってのは近道を走っている人なんだよ、
目的地にたどり着くかどうかもわからない、見通しの悪い道を歩むのか。
目的地への近道だけど、舗装されていなくて歩きづらい道を選ぶのか。
どっちでもいいよ。
ただ、努力はみんながありがたがるような高尚な行いじゃない。
まあ、人生は目標達成だけがすべてじゃないし、どんな道を選んだって、その道を楽しく歩むことができたらいいんだけどね。
努力は必ず報われるのか?
努力は必ず報われる。
もし報われない努力があるのならば、
それはまだ努力と呼べない。
-王 貞治
もしあなたが北海道の札幌にいたとして、沖縄の那覇を目的地として歩き始めたとしよう。
地図を見て、南の方向に一歩を踏み出す。
これが努力だ。
(地図を確認せず、北に方向に一歩を踏み出したとしたら、それは努力とは呼べないかもしれない)
一歩でも踏み出せば、沖縄には一歩分近づくことになる。
少しでも目標に近づいたとしたら、それは努力が報われたことになる。
その努力を続ければ、”理論的には”必ず沖縄にたどり着けるだろう。
ただまあ、世の中には”努力のつもり”で東へ行ったり、西へ行ったり、その場で汗だくで屈伸運動してたりする人も多い。
交通事故にあって骨折する人もいるし、途中の温泉宿が気に入って「沖縄よりもこっちがいいや!」と住み着いちゃう人もいる。
「努力は必ず報われる」
は理論的には正しいけど、だとしたら「身長170センチでボクシングヘビー級のチャンピオンを目指す」とか「勉強が苦手なのに50歳から東京大学合格を目指す」とかは、そもそも努力とは言えないのかもしれない。
努力する人と怠ける人のたった一つの違い
努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。
-井上 靖
「努力する人」と「怠ける人」、その違いはたったひとつ。
「視点の距離」だけだ。
短期的視点で人生を楽しみたい人は怠ける。
長期的視点で人生を楽しみたい人は努力する。
いまは高齢化社会だから努力した方がトータルで見ると人生を楽しめる可能性が高いかもしれない。
でも、努力しようが怠けようが、トータルで楽しく、有意義に人生を送るのがいちばん大切ですね。