ヨーグルトを食べてビフィズス菌を摂取しても便秘改善されない。
エアロビクスやヨガでお腹を刺激しても、快便とは程遠い毎日。
整腸剤や便秘薬を飲んでもダメ。
そんな人にオススメの便秘改善法を紹介しよう。
毎日快便は間違い?医学的便秘の定義
そもそも、あなたは便秘なのだろうか?
2~3日に1度しか排便がないと悩んでるとしたら、それって便秘じゃないかもしれない。
毎朝便通がないと、なんだかお腹に便が溜まっている気がして不快。やっぱり、毎日快便でありたいと思うのは人の常だ。そして世の中も「毎日快便=健康」という常識がはびこっている。
しかし、その常識は医学的に見ても正しくないようだ。
医学的な排便回数の正常範囲は「週3回以上の排便」だという。
2~3日に1回の排便。この回数だと、なんだか便秘って気がするが、医学的には正常の範囲内。なんらかの弊害が起こっていないのなら、特に便秘対策をする必要もない。
排便は毎日でなければいけないという考えは、実は間違っているのだ。
しかし、1週間に2回以下になった場合は、便秘と考えていいだろう。
便秘が引き起こす身体症状
では1週間に便が2回以下の本格的な便秘になると、どういった悪影響が現れるのだろうか。
- 肌荒れ・吹き出物
- 情緒不安定
- 倦怠感
- 肩こり・腰痛
- 腹痛
- 食欲低下
- 痔
便秘は全身の血流を悪化させ、上記の様な身体症状を引き起こす。
逆に言えば、数日に1回の排便でもこのような悪影響が無ければ、それは便秘ではないと言えるのだろう。
効果的な便秘対策
便秘だからといって、便秘薬を飲んでいる人も多いだろう。しかし2~3日に1度排便できていれば、便秘薬を飲む必要はない。
気を付けて欲しいのは、毎日快便ではないからといって便秘薬を頻繁に飲むのは危険ってこと。
便秘薬は薬の作用で腸のぜん動運動を活発にし、排便を促す効果がある。薬を飲み過ぎると、腸が刺激され過ぎてしまい、余計に便秘が悪化してしまう可能性があるのだ。便秘薬の取扱説明書にも、使用して改善が見られない場合は使用を中止するように記載がある。
出来る事なら、便秘の改善に薬は使いたくない。
では、排便が週に2回以下の正真正銘の便秘の人に、オススメの便秘対策とはなんだろうか?
それは「水溶性食物繊維」だ。
食物繊維には水に溶ける水溶性のものと、水に溶けない脂溶性のものがある。
脂溶性食物繊維を摂取すると、腸内で便の量を増やす効果がある。便の量が増えれば、それで腸が刺激されてぜん動運動が活発化!結果、排便が促される。
しかし脂溶性食物繊維も完ぺきではない。加齢によって腸のぜん動運動の力が弱くなってしまう場合も便秘になるが、そんな時にたくさん脂溶性食物繊維を食べると危険なのだ。ぜん動運動の力が弱く、腸の中で脂溶性食物繊維が溜まってしまって上手く体外に排出できないなんてことが起きる可能性がある。。
全ての年代の便秘に悩む人にオススメなのが「水溶性性食物繊維」だ。水溶性食物繊維は水に溶ける性質なので、いくら摂取しても大丈夫!
水溶性食物繊維がたくさん含まれているのは、下記の食物だ。
野菜類
- ゴボウ
- エシャロット
- アボカド
- さつまいも
- にんじん
海藻類
- 昆布
- めかぶ
- わかめ
- もずく
果物類
- バナナ
- レモン
- キンカン
脂溶性食物繊維ばかりではなく、ちゃんと水溶性食物繊維もバランスよく摂取することが、便秘を解消するのに効果的なのだ。
便秘対策まとめ
2~3日に1度くらいは排便があるのなら、気にする必要はない。
もし1週間に2度以下の排便であれば、まずは水溶性食物繊維を積極的に摂取する。
それでもヤバいって場合は便秘薬の力を借りても良いが、頻繁に使うのは止めておこう。
オススメの便秘対策サプリ
日々の食生活で、野菜は十分に食べているだろうか?
もし外食やインスタント食品ばっかりの場合は危険信号。便秘が原因で肌がボロボロ・肩こりで痛い・情緒不安定でイライラ、なんて症状が出てしまうかもしれない。
そんな不規則な食生活で十分に水溶性食物繊維が摂取できない場合は、サプリメントを補助的に使うのが有効。
オススメの便秘対策サプリは、「お腹の調子を整える」「コレステロール値を下げる」このふたつの効果を消費者庁が認定した特定保健用食品「イサゴール」だ。
たった一杯でドッサリ体験!
水溶性食物繊維で、そのドッサリ感を味わってほしい。