子どものころからフライドポテトなどのジャンクフードばっかり食べていた少年が、17歳で失明した。
原因は過度な偏食による栄養不足だとか。
…ジャンクフードばっかり食べていると失明するの!!?
フライドポテト、めっちゃ好きなんだけど(汗)
それにしても、なぜ少年はわずか17歳で失明してしまったのだろうか?
ジャンクフードばっかり食べて17歳で失明してしまった少年!!
小学生の頃からフライドポテトや白パンばかり食べ続けてきた10代の少年が失明したという症例を、英ブリストル大学の研究チームが発表した。極端な偏食が失明につながったとみて、偏った食生活に警鐘を鳴らしている。
この症例は2日の医学誌に発表された。医師によると、少年は小学生の時からフィッシュ&チップス店のフライドポテトとプリングルズのポテトチップス、白パン、ハム、ソーセージしか食べていなかったと話しているという。
ジャンクフードばっかり食べて失明してしまった!!
そんなホンマでっかな情報が、イギリスはブリストル大学の研究チームによって発表された。
栄養不足が原因で17歳にして失明してしまった少年は、小学校のころからフライドポテトやパンばっかり食べていて、野菜や果物などはほとんど食べていなかったという。
彼が主に食べていた食材がこちら。
- フライドポテト
- プリングルスのポテチ
- 白パン
- ハム
- ソーセージ
フライトスーツやポテチは脂質と炭水化物のカタマリ。
白パンはほとんど炭水化物。
ハムやソーセージはたんぱく質が摂れるものの、それだけじゃあ十分なビタミンやミネラルは摂取できない。
まったく、どれだけ好き嫌いが激しいのか!
この少年は14歳のときに医師の診察を受け、ビタミンB12不足と貧血を指摘される。
そうして食生活の改善を指導されたのだが…
おそらく、医者の話に効く耳を持たず、ず~っとめちゃくちゃな食生活を続けたのだろう。
その結果、3年後の17歳に悲劇が起こった!
そもそも15歳のころには視覚障害があらわれてきたのだけれど、17歳の時にはついに失明状態になってしまったのだ。
少年は「栄養障害によって視神経が機能不全に陥る神経症」になっており、ビタミンB12、銅、セレン不足、亜鉛の過剰摂取、ビタミンD不足が原因の骨密度低下が原因だという。
ここから、ある事実が推測される。
ビタミンDは普通に数十分ほど日光に当たっていれば、十分な量が体内で生成される。
骨密度が低下するほどビタミンDが不足していたということは、ほとんど外に出ない生活をしていたということだ。
この少年は小学校から家に引きこもって、フライドポテトやポテチなどのジャンクフードばっかり食べて、ほとんど運動せずにゲームばっかりしていたのではないだろうか?
そんな生活を17歳で、つまり10年近く続けていたとしたら…
失明してしまうのもなんとなくわかる気がする。
ひょっとしたら失明の原因になる二型糖尿病なんかも発症していたかもしれない。
ヒドイ栄養失調は失明の原因になる
栄養バランスの悪い食生活を何年も続けていると目が見えなくなる…
本当なのだろうか??
調べてみると発展途上国の貧困層の子どもは、極度の栄養不足が原因で失明することがあるという。
原因はビタミンA欠乏症。
ビタミンAはレバーなどの肉類や緑黄色野菜に多く含まれているのだけれど、満足に食事が摂れないと決定的に不足してしまう。
そうなると「夜盲症」「眼球乾燥症」「角膜軟化症」などの目に関する疾患が発症し、最終的には失明してしまうという。
また、ビタミンAだけでなく、ミネラルやビタミン類が決定的に不足すると、急に視力が低下がしてしまうケースもあるという。
失明や視力低下なんていうと、特別な目の病気が原因と思いがち。
だけど、乱れた食生活もまた視力低下の要因になるのだから恐ろしいね。
栄養不足が原因の失明を予防する方法
というわけで、普段からジャンクフードばっかり食べていて、野菜や果物をいっさい食べていないのなら要注意!!
夜になんだから見えずらい…。
なんだか目が乾く…。
スマホの画面がかすむ…。
視力が1.5くらいあったのに急に0.2になってしまった。
なんてことになったら、その視力低下は栄養不足が原因かもしれない。
念のため眼科に行って診察してもらいつつ、ジャンクフードを断ち、肉や野菜をしっかり食べて栄養補給した方がいいだろう。
じゃないと…
栄養不足が原因で失明してしまうかも!!?