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ファティマの予言と秋田の聖母の予言の共通点と世界の終末を回避する方法


ファティマ第三の予言

ファティマ第三の予言とは、ヨーロッパのファティマという小さな村にあらわれた聖母マリア様が、村の3人の子どもたちに与えた聖なる予言のこと。

ひとつめは第一次世界大戦を。

ふたつめは第二次世界大戦の勃発を。

そして3つめは教皇の暗殺事件のことを予言していたとか。

このファティマにあらわれた聖母マリアの奇跡は、聖母の出現の一つとしてバチカンのカトリック教会が公認している。

 

「マリア像の目から血の涙が!」

「マリア様が現れて病気が治った!」

世界中にたくさんのマリア様の奇跡の事例はあるものの、カトリック教会が公式に認めている事例はごくわずか。

 

そんなカトリック教会が認めたマリア様の奇跡のひとつが、日本の秋田県で起きていたことを知っているだろうか?

秋田県にあらわれた聖母マリア様の予言

その奇跡は1973年に秋田県秋田市にあるカトリック教会で起きた。

そのマリア様の奇跡は大きく3つ。

①木製の聖母マリア像から101回も涙が流れる

②教会の修道女に十字架のスティグマ(聖痕)があらわれる

③修道女が3つのお告げを授かる

教会にある木製の聖母マリア像から、合計で101回も涙が流れた。

この涙は採取され、成分分析されたのだけど、たしかに人間の体液であることが確認されたとか。

 

さらに修道女の手には十字型の傷「スティグマ」があらわれ、出血までしたという。

スティグマ(聖痕)は世界中で事例のある、神の奇跡のひとつ。

キリストが磔刑になった際に手のひらに打ち付けられた釘、それと同じ場所から血がでたり、キリストがかぶせられた茨の冠の部分からも出血しちゃう。

秋田の修道女の手には十字架のようなスティグマがあらわれた。

深夜、痛みに耐えながら傷を治療しているときに、シスターはマリア様の美しい声を聞いたという。

それがマリア様のお告げ。

お告げは合計で3回もたらされたという。

秋田のマリア様からのお告げの内容。

1973年7月6日 第一のお告げ

私の娘よ、私の修練女よ。すべてを捨てて、よく従ってくれました。耳の不自由は苦しいですか。きっと治りますよ。忍耐してください。最後の試練ですよ。手の傷は痛みますか。

人々の償いのために祈ってください。ここの一人一人が、私のかけがえのない娘です。聖体奉仕会の祈りを心して祈っていますか。

さあ、一緒に唱えましょう。

お告げを受けた修道女は難病に苦しんだ過去を持っていて、難聴で聴力がほとんどない状態だったとか。

にもかかわらず、マリア様の声は聞こえたわけだ。

お告げの内容は「耳はいつか聞こえるようになりますよ」という優しさいっぱいの予言。

手にあらわれたスティグマの心配もしている。

マリア様やさしい!

 

しかしマリア様のお告げは、2回目、3回目と不穏なものになっていく…。

1973年8月3日 第二のお告げ

私の娘よ、私の修練女よ。主を愛し奉っていますか。

主をお愛しするなら、私の話を聞きなさい。これは大事なことです。そして、あなたの長上に告げなさい。

世の多くの人々は、主を悲しませております。わたしは、主を慰める者を望んでおります。天の御父のお怒りをやわらげるために、罪人や忘恩者に代わって苦しみ、貧しさをもってこれを償う霊魂を、御子と共に望んでおります。

御父がこの世に対して怒りたもうておられることを知らせるために、御父は全人類の上に、大いなる罰を下そうとしておられます。

御子と共に、何度もそのお怒りを和らげるように努めました。御子の十字架の苦しみ、御血を示して、御父をお慰めする至愛なる霊魂、その犠牲者となる集まりを捧げて、お引止めしてきました。祈り、苦行、貧しさ、勇気ある犠牲的行為は、御父のお怒りを和らげることができます。

神がめちゃくちゃ怒ってって、大いなる罰を下そうとしている。

そんな警告が第二のお告げの主題。

神の怒りを鎮めるには”4つの方法”があることも同時に告げている。

①祈り

②苦行

③貧しさ

④勇気ある犠牲的行為

 

私の場合、今のところ”貧しさ”だけは当てはまっているのだが…。

1973年10月13日 第三のお告げ

愛する私の娘よ、これから私の話すことをよく聞きなさい。そして、あなたの長上に告げなさい。前にも伝えたように、もし人類が悔い改めないなら、御父は全人類の上に大いなる罰を下そうとしておられます。

その時、御父は大洪水よりも重い、いままでにない罰を下されるに違いありません。

火が天から下り、その災いによって人類の多くの人々が死ぬでしょう。

よい人も悪い人と共に、司祭も信者と共に死ぬでしょう。生き残った人々には、死んだ人々をうらやむほどの苦難があるでしょう。

その時私たちに残る武器は、ロザリオと、御子の残されたしるしだけです。毎日ロザリオの祈りを唱えてください。ロザリオの祈りをもって司教、司祭のために祈ってください。

悪魔の働きが教会の中まで入り込み、カルジナルはカルジナルに、司教は司教に対立するでしょう。わたしを敬う司祭は同僚から軽蔑され、攻撃されるでしょう。祭壇や教会が荒されて、教会は妥協する者でいっぱいになり、悪魔の誘惑によって、多くの司祭、修道者がやめるでしょう。

特に悪魔は、御父に捧げられた霊魂に働きかけております。たくさんの霊魂が失われることが私の悲しみです。これ以上罪が続くなら、もはや罪の許しは無くなるでしょう。勇気をもって、あなたの長上に告げてください。あなたの長上は、祈りと償いの業に励まなければならないことを、ひとりひとりに伝えて、熱心に祈ることを命じるでしょうから。

参照元:日本の奇跡 聖母マリア像の涙

第三のお告げは、人類が悔い改めない場合、とんでもない大災害が巻き起こることを予言している。

大洪水よりも酷いこと。

なんとなく東日本大震災の発生を予言しているように見えなくもない。

「火が天から下り」という記述から、隕石や小惑星が地球に衝突する予言とも読み取れる。

 

このような未曽有の髪の怒りを防ぐにはどうすればいいのか?

もちろん、祈り、苦行、貧しさ、勇気ある犠牲的行為が大切だ。

ファティマの予言と秋田のマリア様のお告げの共通点

ファティマでマリア様の予言を聞いた子どものうちの一人は、大人になってからシスター(修道女)となった。

そして教会に促され、子どもの頃に聞いたマリア様のファティマの予言を文書として書き記した。

第一、第二の予言はすぐに公開されたが、第三の予言に関してはシスター本人が「1960年まで絶対に公開しないよう」と告げ、厳重に封がなされた。

しかしながら実際にファティマ第三の予言の内容が公開されたのは、1960年の40年後の2000年。

しかもその内容は世界破滅などのスケールのデカい予言ではなく、「1981年の教皇ヨハネ・パウロ2世の暗殺未遂事件」を予言したものである、とバチカンが公式に発言したのだ。

 

「真実が隠蔽されている!」

「ホントはもっとスゴイ予言のはずだ!!」

 

世界中のファティマ第三の予言ファンたちは叫んだ。

だってファティマ第三の予言の内容を知った教皇が気絶したって逸話があるくらい、インパクトのある内容だと思っていたのだから。

 

つまりファティマ第三の予言の真実はバチカンによって隠蔽されていて、本当の予言はもっと恐ろしいものな可能性もあるわけだ。

 

で、そのヒントとなるのが秋田のマリア様のお告げかもしれない。

といのも、ファティマにあらわれたマリア様と、秋田にあらわれたマリア様には何点か共通点があるから。

 

まず、お告げがどちらも3回であること。

ファティマも秋田も、マリア様が登場するのは3回だけ。

 

地理的な共通点もある。

ポルトガルの小さな村であるファティマも、秋田県秋田市も、ともに北緯39度のライン上に位置している。

 

もっとも大きな共通点は「ファティマの祈り」にある。

ファティマの祈りは1917年にファティマにあらわれたマリア様から、当時の子どもたちが教えてもらった祈りのことば。

秋田にマリア様の奇跡があらわれた1973年当時、ファティマの祈りについて日本ではまったく翻訳されていないし、知られてもいなかった。

しかし秋田のマリア様もまた、修道女に「ファティマの祈り」とまったく同じ祈祷文を教えてくれたとか。

 

このことから、ファティマと秋田のマリア様が同一人物であるとすると…

ファティマの第三の予言もまた、「火が天から下り、その災いによって人類の多くの人々が死ぬ」という内容であったのかもしれない。

ひょっとしたら具体的な原因や年月までも記されていた可能性もある。

だからファティマ第三の予言を呼んだ教皇が失神しちゃったのかもしれない。

 

そこままじゃあ、天から炎が降ってきて、世界が破滅しちゃうかもしれない。

予言された破滅を回避するにはどうすればいいのか?

①祈り

②苦行

③貧しさ

④勇気ある犠牲的行為

この4つが大切。

 

一言で言うのなら、大いなる自己犠牲で救いをもたらしたイエス・キリスト的に生きることが大切と。

そこまで大それた精神性を持つのは難しいかもしれないけど、無駄な贅沢をしなかったり、なまけたりせず、神や周りの人たちへの感謝を忘れずに、行動で世界を変えようとすることが大切かもしれないね。

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