画像参照:https://www.nasa.gov/image-feature/jpl/moon-shadow
NASAの探査機ジュノーが驚くべき木星の画像を撮影するのに成功した。
木星の上空にぽっかりと開いた、謎の黒い穴だ!!
この黒い穴の正体とは!??
異次元への扉?
隕石が衝突した後??
それともまさかブラックホール???
なんとも不思議な画像だけど、これ、木星の衛星イオの”影”なんだとか。
地球で言うところの、日食みたいなもの。
木星と衛星イオ、太陽の位置の関係で、イオの影が木星の雲の上にクッキリと影を落としたわけだ。
この漆黒の穴は衛星イオと同じくらいの大きさで、その直径はなんと約3240キロメートルにも及ぶという。
イオは月よりもちょっと大きいくらいの大きさで、日本なんてすっぽりと入っちゃうくらいだ。
ちなみに木星にはイオ以外にもエウロパ、ガニメデ、カリストという4つの衛星を持っている。
なかでもエウロパには氷の地表から間欠泉が噴出している可能性が高いとされ、その分厚い氷の下には水が、そして生命が存在している可能性すらあるという。
木星にもひょっとしたら生物がいて、あの真っ黒いイオの影のなかで「あれ、なんか急にまっくらになったな~」なんて思っているかもしれないね。