社会

完全な男女平等の社会で得する人、損する人

2021年3月28日

日本の男女格差(ジェンダーギャップ)の世界国別ランキングでは、153カ国中121位とかなり低いのだとか。

女性だからという理由でできない。

女性だからという理由で差別される。

社会的な構造が原因で女性の生き方の選択肢が狭まるとしたら、これは絶対にいけないことだ。

 

では、”女性優遇の社会”ではなく”完全な男女平等の世界”になったとしたらどうなるのだろう?

男性だろうが女性だろうがまったく関係ない。

ものをいうのは自分のスキルだけ。

それはとても自由な世界であるのと同時に、とてつもない実力主義の世界になるだろう。

 

そんな完全なる男女平等の世界で得する人は…

実力のある男性。

実力のある女性。

専業主夫になりたい男性。

 

完全なる男女平等の世界でする損する人は…

実力のない男性。

実力のない女性。

専業主婦になりたい女性。

 

おそらく黒人差別が無くなってきたことで一番損をしたのは「実力のない白人」であり、それがプアホワイトを産んだのだろう。

男女平等の運動に対してやたらと文句を言う人たちは”男女平等の世界で損をする人たち”や”完全実力主義社会への恐怖を感じている人たち”なのかもしれない…。

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