慢性的な便秘の原因として見落とされがちな原因に”運動不足”がある。
①日頃から運動不足を自覚している
②食物繊維やビフィズス菌で腸内環境を整えても便秘が改善されない
③3~4日以上の間隔でしか便がでない
④コロコロとした硬い便がでる
以上の条件を満たしている場合、便秘の原因のひとつに運動不足があるかもしれない。
そんな運動不足が原因の便秘を解消するための、超簡単なお腹体操を紹介しよう。
運動不足が原因の便秘を解消する超簡単な便意解消体操
運動不足が原因の便秘を解消するためには、頑張って腹筋する必要もないし、散歩やジョギングする必要もない。
大切なのは腸のぜんどう運動をうながす刺激。
その方法がこちら。
排便を促す便秘解消体操の手順
①お腹を引っ込める
②2~3秒そのままをキープ
③お腹を戻す
④①~③を10回ほど繰り返す
これだけ。
拍子抜けするほど簡単だし、かかる時間は30秒~1分くらい。
筋力をまったく使わないので、小学生から高齢者まで簡単に行える。
この簡単な体操をやるだけで大腸や小腸が刺激され、便が押し出されていく。
運動不足であればあるほど、その驚くべき排便効果を実感できるだろう。
お腹引っ込め体操をやるタイミング
朝起きた直後、布団の中で仰向けの状態で「お腹引っ込め体操」をやる。
そうすれば、しっかりと目は覚めるし、早い人であれば朝の朝食を済ませた後には自然な便意を感じるだろう。
また、座った姿勢で体操を行うのもオススメ。
大腸に上から重力がかかった状態でお腹を引っ込めることを繰り返せば、より自然に排便が促される。
仕事中、電車や自動車に乗っているとき、食後にコーヒーを楽しんでいるとき、座った状態で人知れず「お腹引っ込め体操」を行えば、効果的に便秘を解消できるだろう。
こんな風にして1日に2~3回くらい、お腹引っ込め体操を行えば、慢性的な便秘も少しずつ解消されていくはずだ!!
お腹引っ込め体操の驚くべき効果!!
お腹引っ込め体操は直接的に大腸を刺激し、排便を促すことが期待できる。
電車に乗ったり自動車に乗ったら、その”揺れ”の刺激でトイレに行きたくなったことがあるかもしれない。それと同じように、お腹引っ込めることが大腸への心地よい刺激となる。
また、慢性的に運動不足だと、そもそもぜんどう運動のための筋肉が衰えている可能性がある。
日頃からお腹引っ込め体操を行っていれば、ぜんどう運動のための筋肉が鍛えられ、排便パワーがアップするだろう。
さらにお腹引っ込め体操はポッコリお腹を引き締める効果も期待できる。
ダラダラのブヨブヨにだらしないお腹も、お腹引っ込め体操を毎日行うだけで、キュッとしてシュッとするかもしれない。
さらにさらに、お腹引っ込め体操は美肌効果も期待できる。
慢性的な便秘は腸内環境を最悪にして新陳代謝を低下させる。お腹引っ込め体操で排便が促され、腸内環境が整えば体内のデトックスが進み、肌の新陳代謝も活性化してキレイになるし、大腸がんの予防にだってなる。
…とまあ、大げさに言いすぎたけれど、とにかく運動不足が原因の便秘を解消するために「お腹引っ込め体操」はオススメ。
この体操は私自身が発見し、実践し、効果を実感している方法。
なので誰にでも効果があるというわけではないけれど、たとえ便秘が解消しなくてもちょっとは腹筋を鍛える効果があるはず。
簡単だし、どこでも行えるし、その効果はすぐに実感できる。
長年便秘に悩んでいて、何をやってもダメだったのなら、ダメもとで是非ともやってみてはいかがだろうか!!?